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福山旅行体験記
リモートワークしながら広島県の尾道に長期滞在中、週末どこかへお出かけしたくなってお隣・福山市の鞆の浦まで日帰りサイクリングしてきました!道中の見どころや鞆の浦の観光スポット・グルメを紹介します。
福山旅行について
- 江戸時代にタイムスリップ?港町として栄えた歴史ある街
- ジブリ映画『崖の上のポニョ』の参考とされた趣き感じる町並み
- 尾道からも福山市街地からも日帰りしやすい場所
鞆の浦は福山市沼隈半島の南端に位置し、尾道や福山市街地からも日帰りできる観光地。ジブリ映画『崖の上のポニョ』で参考にされた地としても知られる、風情たっぷりの港町です。瀬戸内の海流は鞆の浦を境に潮の流れが変わることから航行者たちの待機場所=潮待ちの港として栄え、繁栄時の町並みと建築物は現在も保存されています。
福山旅行のおすすめのスポット
鞆の浦歴史民俗資料館
別名「潮待ちの館」とも呼ばれ、鞆の浦はじめ瀬戸内の歴史と文化を展示する施設。福島正則が築いたとされる鞆城跡に建てられています。鞆の浦中心部の高台にあるため敷地内からは町と海が一望できます。石段をのぼりますがそこまで長い距離ではなかったので、鞆の浦を訪れたら是非。黒い屋根瓦で統一された町並みは、上から見ると一層素晴らしい眺めでした!
常夜灯
鞆の浦のシンボルとも言えるのが「伝統的建築物保存地区」の港に建つ常夜灯。高さ11mを誇り、船の出入りを誘導する灯台的役割を持っています。周辺には元は保命酒蔵元の屋敷であった「太田家住宅」をはじめ立派な屋敷が残ります。「いろは丸事件談判跡」「竜馬宿泊所跡」といった歴史の舞台となった建物も。古民家を利用したカフェやお土産屋さん、宿泊施設も多く、散策に楽しいエリアです。
阿伏兎観音
鞆の浦中心部から5kmほど離れるのですがサイクリング途中お参りした阿伏兎観音堂というお寺が素晴らしかったです。沼隈半島の最南端に位置し、断崖絶壁に建つ朱塗りの観音堂は迫力満点!一番先に立つと目の前に瀬戸内海の美しい景色が広がります。安産・子育てを祈願するお寺として有名で堂内には壁一面に「おっぱい絵馬」が掲げられていました。
福山でのおすすめグルメ
鯛めし&鯛塩ラーメン
鞆の浦の名物グルメといえば鯛!鞆の浦には約380年伝わる「鯛しばり網漁法」という伝統漁法があり現在も続いています。海沿いには鯛料理のお店も多く、私は「鯛丸」というラーメン屋さんで鯛めしがセットになった鯛塩ラーメンを注文。あっさりながらも旨味のあるスープが美味しかったです。サイクリストフレンドリーなお店で、水の補給もしてくれました♪
福山でのおすすめのショッピングスポット
入江保命酒渡船場店
仙酔島行きフェリー乗り場のすぐ横に建つ保命酒のお店。保命酒とはもち米を原料とした原酒に数種のハーブを漬け込んで作る和製リキュールで、鞆の浦の保存地区を歩いていると多くのお店が軒を連ねます。こちらの店舗では珍しい保命酒アイスも食べられるので休憩に是非。入江豊三郎保命酒と関連商品のほか、瀬戸内のお土産などが売られています。街のバス会社が作った「ポニョマップ」もここで入手できました。
福山にて宿泊したホテル
現在月額会員サービスでリモートワークしながらゆっくり日本を周っていて、尾道の古民家に滞在するなかで鞆の浦に訪れました。鞆の浦は保存地区に見どころが集まっており1日あれば歩いて楽しめる場所なので、尾道からの日帰り観光にもオススメの場所。今回長期滞在していることで天気や混雑を見ながら近隣の観光スポットに足をのばすことができるのが良かったです。
福山旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
個人手配(サイクリング)で訪れました。尾道から鞆の浦には向島を経由し海沿いを走る「しおまち海道」というサイクリングルートを利用。潮風を感じるサイクリングは個人的にとても心地良かったですが往復60km、鞆の浦手前には急勾配もあるので「もっと気軽に訪れたい」という方は尾道からフェリーか電車+バス、福山市街からバスで訪れるのが便利です。
福山旅行に必要な持ち物
瀬戸内の日差しの強さは想像以上!特に夏場訪れる方は腕カバーやストールなど、日焼け対策を念入り過ぎるぐらいしっかりしておいたほうが良いと思いました。散策やサイクリングの際は水分補給も忘れずに!広島ではボトルを持っているサイクリストに水を補給してくれる飲食店や施設もあったりするのでサイクリングされる方は是非利用してみてください☆
福山旅行での注意点
- お店や観光施設の営業時間は事前チェックを
- 道幅が狭く車両通行できない道もあるので注意
- 一般の民家に立ち入ったり写真を撮ったりしない
尾道からのフェリーや鞆の浦の観光施設などコロナ禍により臨時休業している場合があるため事前に営業状況をチェックしておくのがオススメ。また、ポニョの聖地めぐりを楽しみに鞆の浦を訪れる方も多いと思うのですが、モデルとなった場所の中には一般民家もあるのでむやみに立ち入ったり撮影したりしないように気をつけましょう。二輪車や車で訪れる場合は保存地区周辺の道幅・歩行者専用道にも要注意です。
まとめ
ポニョの舞台という漠然としたイメージで訪れた鞆の浦ですが、歴史ある街並みと海・山が調和する魅力的な港町でした!滞在していた尾道と似ている部分もあるけれど、尾道よりも静かで整然とした印象。かつての繁栄を感じさせる立派な建造物やお屋敷が多いので、また違った雰囲気を楽しめます。尾道や福山市街を訪れる際はぜひ足を伸ばしてみてはいかがでしょう♪
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