幼児連れでも大丈夫。夏の北海道で親子旅行を楽しもう!その4 函館編

目次

函館旅行体験記

仕事関係の学会発表で札幌に行くことになり、どうせなら前後に夏休みを足して親子旅行してしまおう!と、4歳の娘も同伴して3泊4日の夏の北海道旅行へ。
初日の旭川⇨ 幼児連れでも大丈夫。夏の北海道で親子旅行を楽しもう。その1 旭川編
2日目の札幌⇨ 幼児連れでも大丈夫。夏の北海道で親子旅行を楽しもう!その2 札幌編
3日目の小樽⇨ 幼児連れでも大丈夫。夏の北海道で親子旅行を楽しもう!その3 小樽編 に続き、はるばる来ました〜函館編です。

函館旅行について

おすすめのポイント
  1. まさに100万ドル!『函館山の夜景』
  2. お散歩にも最適な『五稜郭』
  3. 函館といえば朝市。美味しい海鮮を食べよう!
  4. まるで海外に来てしまったような教会群にうっとり♡

小樽から函館へはJRで移動しました。小樽〜札幌まで移動し、その後は特急で4時間弱で函館駅に到着しました。
札幌〜函館は250km離れているのでそれだけで小旅行ですが、車窓からの景色を楽しみつつ今までの観光先で買ってきたおやつなどを食べながらの移動はのんびりムードで楽しいですよ。
函館へ行くにはいくつかの方法がありますが、JRでの移動は市内の真ん中に到着できるので、そこから市電やバスの乗り継ぎなど移動もしやすいです。
私たちは、夜景も朝市も行きたかったので、函館には夕方に到着する列車を選びました。

函館旅行のおすすめのスポット

函館といえば函館山の夜景。大混雑必須ですが、見る価値あり!


函館といえば、世界3大夜景と言われるほどの函館山の夜景は外せませんよね。
夏場は日が沈み始める時間から展望台もロープーウェイも大混雑。そもそもロープウェイ乗り場までがかなりの上り坂なので、運動不足にはかなり堪えるのですが、それでも見る価値ありの絶景です!
娘は「なんかテレビみた〜い。本物だけど、本物じゃないみたいにキラキラ〜!」と口をポカンと開けてみていました。
展望台にはレストランやグッズショップなども入っているので、お時間に余裕のある方はぜひ。
夜景を見た後の展望台から帰りのロープウェイ乗り場までも展望台と同様に大混雑(ロープーウェイに乗るまで30分くらいかかりました)なのでお子様連れの方はお手洗いや迷子などお気をつけてくださいね。

涼しい午前中はお散歩に最適な五稜郭へ。



もともと親子でお散歩好きなので、早い時間から五稜郭公園へ。
娘が大声で歌を歌ったり走り回ったりしながらでも遊歩道が広いので、周りの方にもご迷惑にならず、むしろすれ違ったり追い越される方とおしゃべりしたりご挨拶したりとほんわか爽やかな時間を過ごせました。
その後は五稜郭タワーのカフェスタンドでソフトクリームとメロンブロックを購入して休憩。
そして、展望2階へ。娘は「わぁ〜!ホントにお池(お堀)がお星様の形!」と感動していました。
売店ではオリジナル商品もたくさん売っているのでお土産も選び放題ですよ。

子供も大人も大興奮!朝市でイカ釣り体験。


北海道といえば海鮮。そして、函館はイカで有名なので、函館に行けるなら絶対に市場で食べたいと思っていました。
本当は朝一番で行けると良かったのですが、お昼ご飯に合わせて行ってみました。
時間的に空いていると言われましたが、それでもイカ釣りは30分待ち。でも、いけすの周りをぐるっと囲むような形で並ぶので他の方が釣っている所を見ながら待てるので子供でもそれほど退屈せずに待つことが出来ました。
そして、いよいよ自分たちの番に。それまでは自信満々だったくせに急にビビりまくる娘。おっかなびっくり釣るので、正しい釣り方と反対のところに針がかかってしまいイカに盛大に水を飛ばされたりしたものの、釣れたことに大満足です。
そして、すぐにさばいてもらって食べてみると本当に美味しい!!あまりの美味しさに今までお刺身でほとんど食べたことのなかった娘も「これは○○が釣ったイカだから、全部一人で食べるの!もうママは食べちゃダメよ!」と独り占め宣言の後、本当にほとんど一人で食べきってしまったのでした(笑)
さすがにイカだけではお腹いっぱいにはならなかったので、焼きとうきびやメロン、海鮮丼なども購入して大満足な昼食になりました。

まるで異国?坂の上の教会群が美しい。



昔から国際貿易が盛んだった函館には西洋文化の影響を受けた建物がたくさんありますが、その中でも坂の上にある教会群は異国のようでありながらどこか懐かしいようなレトロな雰囲気もあり、外から眺めるだけでも魅力的です。
私たちが行った時には「カトリック元町教会」ではミサが行われており、中には入れなかったのですが、「函館ハリストス正教会」では教会内の心地よい緊張感の中でしばし外の世界から切り離されたような時間を過ごすことができました。
そして、日本で一番有名な坂なのではないかと思う「八幡坂」
名前は知らなくても坂の上に建って港を見下ろせば、必ず見たことがある景色が広がっていますよ。

函館でのおすすめグルメ

函館に来たら『ラッキーピエロ』はマストです。

札幌や小樽に滞在している時から最終日は函館だというと色々な方から「じゃあ絶対ラッキーピエロは外せないね。」「食べて帰らなかったら何しに函館行ったのって感じよ!」と猛烈にオススメされていたこちらのお店。
わざわざ北海道まで行ってハンバーガーってどうなの?と思ったのですが、確かに主要な観光スポットの側には必ずありました。
そして、店舗の外観もさることながら店内のさらにド派手な内装(お店ごとにテーマが違うそうです)にびっくりしながらセットを注文していざ実食。値段的には全国区のファーストフードとそれほど変わらないのですが、ボリュームがすごい!
バーガーは「これ、どうやって崩さず食べてるのみんな…。」とちょっと呆然としてしまう高さです。10〜15cmくらいはあるのでは?
そして、めちゃくちゃ美味しい!お肉のジューシーさや野菜やバンズの美味しさにびっくりです。ソースも独特で、これは確かにオススメされるわけだと納得しました。
函館に行かれる方、絶対食べてください!

函館でのおすすめのショッピングスポット

可愛いお店やレストランだらけの『金森赤レンガ倉庫』


外観もSNS映えするレンガ倉庫街で、とにかくお店やレストランがたくさんあります。
お目当のお店をあらかじめいくつかピックアップしておかないと目移りして大変なことになってしまうかもしれません。
いわゆる「観光地のお土産」というものから、オルゴールやアクセサリー、革製品などのおしゃれな雑貨まで様々あり、見て歩くだけでもレトロな雰囲気と相まってとても楽しいです。
私は日中にしか行けなかったのですが、日没や夜間などライトアップされたらきっと綺麗だろうなぁと思います。函館の教会群からも歩いて行ける距離なので、教会群をまわって坂を下ってきたらビアホールやカフェで休憩というのもいいですね。
おすすめグルメで紹介したラッキーピエロもありますよ。

函館にて宿泊したホテル

立ち寄り温泉がおすすめ。函館・湯の川温泉『ホテル万惣』


函館で宿泊したホテルは五稜郭近くのビジネスホテルだったのですが、東京に帰るのは遅い時間になってしまうし、温泉に入ってから帰りたいと思い、立ち寄り温泉を探して見つけたのがこちら。
子供と2人でも2000円かからない利用料で建物も新しく、大浴場もとても綺麗で子供と一緒でも安心です。
サウナや色々な浴槽があるのですが、個人的にイチオシなのが露天風呂です。ちょうど時間も良かったのだと思いますが、さほど混んでおらず函館の爽やかな空気の中でのびのびと入る温泉は最高でした。
そして、お風呂上がりにラウンジに行ってみるとサービスの飲み物やアイスキャンディーがあり、空港に向かう時間までゆっくりと寛ぐことができました。

函館旅行にて利用した旅行代理店・ツアー

個人手配は子連れにオススメ。

幼児連れでの旅行は私は個人手配がおすすめです。子供のペースや行きたいところに合わせて動けますし、急に「あれを体験したい。」「このお店に寄りたい。」「やっぱりこのスポットも見ておきたい。」など思い立ってもすぐに動けます。
食事も子供や自分の食べたいものを選びやすいですし、きっちりスケジュールを決めずにその時の自分たちの体調や気分で動けるのが最大の魅力です。
その分、宿泊先や飛行機の手配などは自分でしなければいけないので、無理なく動ける場所にあるのかも含め、繁忙期は特に早め早めに調べて予約するようにしましょう。

函館旅行での注意点

函館旅行での注意点
  1. 北海道は広い!道内の移動は距離感に注意。
  2. 子供連れで函館山の夜景を見に行く際には普段以上に注意を。

函館旅行の注意というより、北海道旅行の注意という感じなのですが、道内の都市間の移動が、関東だと県の移動と同等です。地図で見ているだけだと私はあまり実感として感じなかったのですが、同じ道内だからと気軽に行こうとすると体力的にもしんどかったり、思うように観光時間が取れなかったりしてしまうこともあると思いますのでご注意を。
そして、他の観光地ではそれほど感じなかったのですが、函館山の夜景だけは本当にものすごい混雑です。警備の方もいますが人が多すぎてさばききれていないので、イライラしてしまうのか子供に対してもピリピリしたムードになる方もいますので、押されて怪我をしたり見失ったりしないよう普段以上に目を離さないようにしましょう。

まとめ

移動距離も含めて、かなり駆け足の旅になってしまった3泊4日の北海道旅行でしたが、それぞれの都市でとても楽しく過ごすことができました。
何も下調べしていなかったのですが、どこの都市でもちょうど夏祭りが開催されており(函館でも、市電が電飾でギラギラしていました)思いがけず日本の夏を満喫できる旅になりました。
幼児連れでも十分に楽しむことができますので、ぜひお子様と素敵な思い出を作りにお出かけしてみてはいかがでしょうか。

1日目『旭川編』はこちら  幼児連れでも大丈夫。夏の北海道で親子旅行を楽しもう。その1 旭川編
2日目『札幌編』はこちら  幼児連れでも大丈夫。夏の北海道で親子旅行を楽しもう!その2 札幌編
3日目『小樽編』はこちら  幼児連れでも大丈夫。夏の北海道で親子旅行を楽しもう!その3 小樽編

みなみ

投稿者の過去記事

5歳の娘をもつ、医療系ワーキングマザー。
現在は親子でマルタ共和国に住んでいます。連休には近隣のヨーロッパの国に母子旅をしています。
youtubeやってます。https://www.youtube.com/channel/UCxFEddXEOQAfUJZAtSy8qsg/

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