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東京【等々力渓谷】旅行体験記
東京23区にある唯一の渓谷【等々力渓谷】へ日帰りで行ってきました!渋谷から電車で約20分ほどで行ける世田谷区の住宅街にその渓谷はありました。渓谷の敷地には古墳、不動尊、茶屋、公園など思いのほか広く見どころがいっぱいでした。
等々力渓谷旅行について
- 等々力渓谷のスタート地点は2通り!
- 真っ赤な【ゴルフ橋】
- 渓谷を一望【見晴台】と【等々力不動尊】の龍
等々力渓谷の散歩コースはとても気軽に参加できる緩やかなコースで、2時間ほどで往復できました。不動尊をじっくりみたい、横穴群に興味がある、野鳥を観察したい、甘味処でまったりしたい、公園で遊びたいなど、目的によってはゆっくり1日かけて過ごすのもよいですね。訪れた日は35度を超える真夏日でしたが、都内にいるとは思えないほど涼しくて、渓谷内の気温は3〜4度は下がっていたようです。渓谷についた途端に涼しさを感じるほどの避暑地でした。
等々力渓谷旅行のおすすめのスポット
等々力渓谷の湧き水
等々力渓谷は湧き水で有名で、かつては自由に持ち帰ることができたそうです。湧き水は口当たりが良く、この美味しい湧き水を使用して調理をするために、この界隈に鰻屋を構えた店主がいるとのことでした。渓谷内の甘味処の横にひっそりとある池があり透き通った湧き水が注がれていました。その中には優雅に泳いでいる大小様々な鯉が泳いでいます。茶屋でテイクアウトしたかき氷や甘味を食べながら鯉をゆっくり眺めるのもよいですね。
【等々力渓谷】のスタート地点は2通り!
等々力駅前↑
等々力渓谷のスタート地点は2つあります。1つは、等々力渓谷の最寄り駅の東急大井町線「等々力駅」側からのスタートです。駅から3分ほど歩くと成城石井というスーパーがあり、そこを通り過ぎてすぐの右手に渓谷の入り口があります。橋の脇の細い階段を降りると渓谷内です。2つ目は、車で行く場合のスタート地点です。環八沿いに駐車場があるのでそこから等々力不動尊を通って入ることになります。初めて行く時は駅からのルートの方がわかりやすいと思いました。
真っ赤な橋【ゴルフ橋】
駅側の渓谷入り口から入り、階段を降りていくと川のせせらぎが聞こえます。階段の途中でふと見上げると写真のように真っ赤な橋【ゴルフ橋】が目に入ります。ゴルフ橋の周りを見渡しても全くゴルフの要素がないので由来を調べたところ、戦前にこの橋の先にゴルフ場があったことからついたそうです。
橋は老朽化が進んでいるらしく工事中のようでした。橋の上をよくよくみてみると木材で臨時補強されていいるのが印象的でした。橋の上からも涼しげな川の流れる様子が見られるのでぜひ覗いてみてください。
渓谷を一望【見晴台】&【等々力不動尊】の龍
渓谷内にはあちらこちらに龍のオブジェがあります。まず等々力不動尊に龍のオブジェがついた手水舎があります。その他にも龍の口から滝の水が流れ落ちる物などを見かけました。凛々しい龍の手水舎は少なくとも4つありましたが、コロナ対策で今は使用できなくなっていました。また等々力不動尊の参道脇に高台になっている見晴台があります。そこから下をみると渓谷を一望することができます。とても天気が良かったので光で虹がかかっているように見え、とても綺麗な景色でした。
等々力渓谷でのおすすめグルメ
渓谷からアクセスできるイタリアン「OTTO」
渓谷内から行ける唯一のイタリアンレストラン「OTTO」。散策ルートの途中に岩の階段を登ると、レストランへ行くことができます。あいにくこの日は閉まっていたので食事はできなかったのですが、レストランから渓谷を眺めながらのランチは優雅なひと時となりそうです。等々力駅側からも行けるので散策の前後で立ち寄りたいお店でした。
等々力渓谷でのおすすめのショッピングスポット
【等々力不動尊】のお守り
等々力不動尊には交通安全、健康、合格祈願、恋愛成就などのお守りがありました。可愛らしいデザインがたくさんあったのでご興味のある方は是非覗いてみてくださいね。またその販売のその近くには、等々力渓谷全体を把握することができる立体模型が飾られているので見逃さないように!立体模型で散策コースの全体を把握することができるのでおすすめです。
等々力渓谷にて宿泊したホテル
甘味処【雪月花】
今回宿泊はしなかったので、渓谷内のお茶休憩ができるところをご紹介します。動画でご紹介した鯉が泳いでいる池の横に甘味処【雪月花】があります。葛餅、おやき、ラムネ、かき氷などが売られていました。イートインで畳の部屋でくつろぐこともできますし、テイクアウトをして外のベンチに座りながらもいただけます。席数はそれほど多くないので開店後すぐに行けばイートインスペースでゆっくり過ごせるかもしれません。
等々力渓谷旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
猛暑になると都会の避暑地としてニュースでも度々取り上げられていた等々力渓谷ですが、関東圏内から気軽に行ける場所にありました。近くにはショッピングが楽しめる二子玉川やスイーツが豊富な自由が丘などもあり、等々力渓谷の帰りに楽しめるスポットが満載でした。
等々力渓谷旅行に必要な持ち物
夏は蚊が結構いたので虫除けが欠かせません。売店など見当たらないため持参をお勧めします。渓谷内はほぼ日陰ですが、公園などもあり日差しが強いので日焼け対策していくとよいですね。飲料も何か持っておくと脱水にならずに済みそうです。
等々力渓谷旅行での注意点
- 散策コースはぬかるんでいるところも
- 虫刺され対策を
- 茶屋でゆったりしたい時は早めの時間に
渓谷内は日陰が多く時々ぬかるんでいる足場があるのでスリップにはお気をつけください。スニーカーでも何度か滑りそうになるところがありました。茶屋は人気のようでお昼前後は行列ができていました、帰り際に寄ろうと思っても営業時間が短くわりと早い時間にしまってしまうので開店時間は要チェックです!
まとめ
東京23区内に木が生茂るこんな避暑地があることに驚きました。渓谷内では小学生くらいの子供たちは虫かごと網を持って虫を追い回していて、とても夏休みらしい光景でした。ここは春夏秋冬で写真スポットが沢山あるそうで秋は紅葉、春は桜が見られるそうです。また涼しくなると野鳥が活動的になり渓谷内でいろいろと観察できるようなので、違う季節にもまた訪れたいスポットでした。
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