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箱根町旅行体験記
シルバーウィークをのんびり過ごすリゾート地として、箱根を選びました。ご存知のとおり、箱根には10カ所以上の美術館があります。ホテルでまったり連泊しながら日中は美術館にお出かけ。リフレッシュできました。
箱根町旅行について
- 地の利を活かし、リゾート観光客をターゲットにした美術館が集結
- 箱根火山が生む箱根温泉は全国でも上位の温泉地
- 絶景を楽しみながらのハイキング・登山もお勧め
日本有数のリゾート地である箱根には、いろいろな楽しみ方があります。クオリティの高い美術館が林立しているため美術館巡りをするもよし、お疲れの方は温泉旅館に泊まって温泉三昧もよし。運動したい方は、初級者向けから上級者向けまで、メニューが多いハイキング・登山コースからお好みのコースを選び、絶景を見ながら山歩きをお楽しみください。帰りに日帰り温泉で汗を流すのも気持ちがよさそうです。
箱根町のおすすめのスポット
「ポーラ美術館」の遊歩道、森林に音楽が流れ作品がある癒しの空間
箱根の山に囲まれた「ポーラ美術館」は、モネ、ルノワールなどの作品を所有する人気の美術館です。ポーラ化粧品の2代目が収集した美術品が展示されています。印象派絵画の所蔵数は日本最大級だそうです。また、作品が屋外展示されている遊歩道は、音楽が流れ、作品が森林に溶け込む癒しの空間。石なのに柔らかい、不思議な作品に引き込まれました。
岡田美術館を観終わったら向かいの足湯カフェで一休み
2013年に開館した岡田美術館は、5,000平方メートルの広大な面積を擁し、美術品の数は450点。さらに、庭園の面積も15,000平方メートルあります。じっくり見て疲れたら、向かいにある足湯カフェで休むのがお勧めです。岡田美術館の入り口にある風神雷神図がちょうど見える位置です。源泉かけ流しの熱々の足湯です。私は1時間つかって足がふやけました。
緑の中にガラスがきらめく「箱根ガラスの森美術館」
箱根の森をバックに、自然に紛れ込むようにガラス作品が飾られた欧風庭園と、ヨーロッパ貴族の別荘を模したという美術館があります。ヴェネチアン・グラスの美術館です。訪問した日はちょうど、「─炎と技の芸術─ ヴェネチアン・グラス至宝展」という企画展があり、アンティークなガラス作品や、ガラスを使ったアート作品が展示されており見応えがありました。
箱根町のおすすめグルメ
ホテル「真奈邸箱根」のレストラン「早川」で朝食・夕食を4日間
今回は朝食・夕食つきでホテルに4連泊したため、お腹いっぱいでほかのお店では食べられず。ホテルのレストラン「早川」をご紹介いたします。4連泊なのに、朝食・夕食すべて毎回違うお料理を出していただき、どれもおいしかったです。野菜のメニューが豊富なレストランですが、お刺身などの魚料理とお肉料理も毎回出ました。特にお肉は、「すき焼き」「しゃぶしゃぶ」「溶岩焼き」「朴葉味噌焼き」と圧巻の4パターン。感動しました。
箱根町のおすすめショッピングスポット
「箱根ガラスの森美術館」のショップでおしゃれガラス小物を
「箱根ガラスの森美術館」のミュージアムショップは、アートなガラス作品や普段使いもできそうなガラス小物が約10万点も販売されており、ミュージアムショップとしてはかなり規模が大きいです。ついつい見入ってしまう魅力的なインテリアもあり、買いそうになりましたが、今月は旅行でお金を使いすぎたのでお土産はがまん。しかし通販サイトを見つけましたので、そのうち買ってしまうかもしれません・・。
箱根町にて宿泊したホテル
「アートと音楽のホテル 真奈邸箱根」にて4連泊
もともと保養所だった施設をリニューアルしてあるようです。マナティグループ運営。「アートと音楽のホテル」と銘打ってあるだけに、館内は至るところに美人画などが掛けられています。フロントにはドーンとグランドピアノが置いてあり、毎週土曜日にピアノ演奏があります。アンティーク風の家具なども、グレード感があります。お風呂は、大浴場が1つに、中から鍵をかけて占有できる露天風呂が3つ。いつ行っても露天風呂のどれかに入れて便利でした。
箱根町旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
ホテルを4泊で予約し、自宅から2時間ほどでホテルに到着。翌日から、その日の気分で出かける場所を決め、午前中~午後いちで外出、14時~15時にはホテルに戻って夕食とお風呂に備えるというゆるゆる旅行です。1日目:自宅からホテルへ移動 / 2日目:ポーラ美術館 / 3日目:(この日は午前中はホテルで仕事)ガラスの森美術館 / 4日目:岡田美術館 / 5日目:帰宅
箱根町旅行に必要な持ち物
美術館めぐりなどをされる方は、バスに頻繁に乗ることになりますので、Suicaなどの交通系icカードに多めにチャージをして持ち歩くとよいです。箱根のバスはほとんど交通系icカードで運賃の支払いができますので大変便利です。歩く距離もけっこうありますので、履きなれたスニーカーは必須です。ハイキング・登山をされる方は、それぞれのコースに合わせた装備、持ち物で臨んでください。
箱根町旅行での注意点
- 箱根旧街道などを安易に徒歩で行かないこと、車道が危ない
- Wi-Fiがつながらない場所もあり、時間潰しに本を持ち歩けば安心
- たまにQRコード決済や交通系電子マネーが使えない美術館などあり
全体的には観光客が多いため設備が整っている箱根ですが、そうはいっても山ですので、多少不便な点もあります。特に事故には注意です。箱根旧街道などはウネウネしているうえにバスや車で交通量も多いため、安易に歩かずバスに乗った方がよいです。
まとめ
東京駅から新幹線を使えば1時間もかからない場所で山の入り口に立てるとは、やはり箱根は絶好のロケーションです。山の中にバスなどの交通が整備され、ホテルや美術館が林立しているのもすごい。4泊5日箱根にいたものの、まだそのポテンシャルの10分の1ぐらいしか味わってないだろうという実感があります。山だけに懐が大きい。年に2回ぐらいは通って、またホテルや温泉、美術館などを開拓したいものです。
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