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渋温泉旅行体験記
疲れた身体を温泉と大自然で癒したいと思っていた所、思いついたのが以前テレビで見て、その雰囲気のよさから一度行ってみたかった長野県の渋温泉。どうせ行くなら温泉とその周辺も行ってみようとなり、渋温泉を中心にぐるっと長野北部を巡りました。
渋温泉旅行について
- 情緒ある渋温泉でまったりくつろぐ
- 涼やかな高原の空気を存分に満喫
- 近辺には美味しい食べ物が多い
長野県北部に位置する渋温泉は古くからある温泉で、石畳のメイン通り沿いに和風温泉宿と立ち寄り湯が並ぶ、その名の通り渋くて情緒ある温泉街です。また某アニメ映画のモデルといわれている金具屋という宿があり、撮影スポットしてもおすすめです。そして信州北部の志賀高原に位置するので、夏場は涼しく、冬場はウインタースポーツを楽しむことができます。また、周辺には魅力的な街や楽しめるスポットが満載で、信州産の美味しい食べ物もたくさんあります。
渋温泉旅行のおすすめのスポット
野猿公苑
渋温泉からほど近い野猿公苑は、温泉に入る猿で有名なスポットです。温泉猿は一度見てみたいと思っていましたが、渋温泉に近いとは知らず、絶好の機会でした。ただし猿が温泉に入るのは冬場で、夏場には猿自体がいないかも?という状況。運よく、猿達は公苑内にたくさんおり、とても人慣れしていて、その姿や行動を間近で見ることができました。さすがに温泉には入ってなかったですが、水浴びしている姿は見られたのでラッキーでした。
九湯巡り
渋温泉には9つの外湯(初湯、笹、綿、竹、松、目洗い、七繰、神明滝、大湯)が存在します。基本は住民のみの利用ですが、宿泊客には鍵が渡され、宿泊中に自由に入りに行く事ができます。全て巡ると苦労が流れ御利益があるそうで、全て行きたい所でしたが、到着が遅かった為、宿近くの七繰の湯に行ってみました。脱衣場と小さ目の湯舟があり、ゆっくりできる感じではないですが、7つの病を治すとされているそうで、熱くてすっきりした湯は、確かに病が吹き飛びそうな感じがしました。
SORA terrace
渋温泉の北、竜王マウンテンパークにあるSORA terrace。眺望のよい山頂にあり、高速の大型ケーブルに乗り移動します。ここの売りは雲海が見られる事で、雲海発生率はなんと60%を超えるそうです。発生しやすい時間は朝と夕方らしく、私は夕方に行きました。ちょうど雨が降った後で、雲海とまでは言えないけれど、夕日と周辺の山々に雲がかかる様子はとても美しかったです。テラスにはおしゃれなカフェもあり、ゆっくり過ごす事ができます。
渋温泉でのおすすめグルメ
甘茶うどん
信州といえば蕎麦が有名ですが、こちらは珍しい甘茶うどんです。この地方が産地でアジサイの一種である甘茶の葉をうどんに練り込んだ物です。ほのかに甘味がありますが癖はほとんどなく、とても食べやすかったです。なお、食べたのは黒姫物産センターといお土産屋さんにある蕎麦屋さんです。セルフで値段は安く観光客より地元の方が多いようでした。渋温泉からは車で40分程です。
渋温泉でのおすすめのショッピングスポット
小布施の町
渋温泉から車で30分程、長野県の東北部に位置する小布施町。こちらも江戸情緒ある街並みが素敵な町です。栗が名産で有名な町の為、栗菓子を扱うお店がたくさんあります。栗菓子のお土産を買うのはもちろん、アイスクリームなど食べ歩きできる物もあるので、各店の食べ比べをするのもいいと思います。写真は老舗の桜井甘精堂さんです。栗のシュークリームが美味しいです!
渋温泉にて宿泊したホテル
渋ホテル
渋温泉の渋湯橋近くに位置する中規模の旅館です。温泉街を散策するのに便利な場所にあります。宿の方も親切で信州の素材を使った食事も美味しく、大きくはないですが温泉もあり、とても居心地のよい宿でした。ちなみにラウンジには昔の小学校の教室で使われていた机椅子が使われており、レトロで心が和みます。
渋温泉旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
渋温泉を中心に長野北部巡り(黒姫、野尻湖、小布施)を考えていたので、個人で車で周りました。ホテルは旅行サイトから予約しました。1泊2日で周り方を悩んだのですが、雲海とお猿さんの出没時間を考え、SORA terraceを夕方、野猿公苑を朝とし、1日目:黒姫→SORA terrace→渋温泉泊 2日目:野猿公苑→小布施の順に周りました。
渋温泉旅行に必要な持ち物
やはり高原地帯ですので天候は変わりやすいです。特に夏場に行く際は涼しいですが、夜は冷えるので羽織る物が必要です。紫外線も結構あるので、帽子もあった方がいいと思います。特に山場に行く場合は天候が変わりやすいので、雨風を防ぐ服装のほうがよいかもしれません。そして、必ず歩きやすい靴は必須です。
渋温泉旅行での注意点
- SORA terraceロープウエイは天候によりストップすることがある。
- 渋温泉のお湯はとても熱い!徐々にならして入る方がよい。
- 野猿公苑までの行き方と猿との接し方は注意。
SORA terraceロープウェイは頻繁に運航停止になるみたいなので、HPで確認した方が良いです。そして渋温泉ですが、湯がとても熱い!です。また渋温泉から野猿公苑までは2通りの道がありますが、公苑前の駐車場までの道は狭く、車ですれ違うのは困難だそうです。途中にある専用駐車場まで車で行き、後は徒歩30分程で公苑まで行く道のほうが安全です。
まとめ
渋温泉を中心に長野北部を巡った今回の旅行は、温泉、自然、動物、グルメと色々堪能できた旅でした。ただ1泊2日の周遊旅行だったので、少々駆け足になってしまいました。今度行くときは、一か所にもう少し長く滞在できればいいな~と思います。その際は冬の野猿公苑で温泉につかるお猿さん達をぜひ見てみたいです。もしくは秋の栗シーズンに小布施に行ってみたいです。いずれにせよ、季節を通して楽しめる素敵な所だと思います。
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