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十和田旅行体験記
一度行ってみたかった青森県十和田市。あまり知らない人も多いかもしれませんが、ここはアートと大自然の街なのです。青森市内からも少し(いや結構遠い)のですが、訪れる価値ありです!
十和田旅行について
- 現代アート好きの間では有名な十和田市現代美術館。ぜひ体感して欲しい!
- 苔と澄んだ水の流れが美しい自然豊かな奥入瀬渓流を歩いて癒される
- 奥入瀬渓流の終点地。目の前に広がる圧巻の十和田湖
青森と言えばリンゴ?ねぶた祭?いいえ、実は青森は現代アートで有名な県なのです!あの世界的なアーティスト奈良美智を生み出したこの地は、信じられないくらい贅沢な美術館を抱えているんです。青森市内の青森県立美術館もすばらしいですが、今回は十和田市現代美術館へ。体感型のアートは通常の美術館とは違う体験ができます。そしてこの地には国指定の特別名勝及び天然記念物の奥入瀬渓流があります。そしてその奥入瀬渓流を形作っている雄大な十和田湖。青森市内からは少し距離がありますがわざわざ訪れる価値ありな場所なのです。
十和田旅行のおすすめのスポット
世界的に有名なアーティストの作品がそろう十和田市現代美術館
青森県出身の奈良美智の作品をはじめ、有名なアーティストの大型作品が揃う美術館。アートの中に入って、そばに立って見上げて、作品を全身で感じる事ができる美術館です。作品はポップで大胆なものが多くとっても刺激的です。普通の美術館は観ていると飽きてくる、という人にも楽しめる美術館になっています。美術館の周辺にも、アート作品が点在して飾ってある為、ゆっくりと散策するのがお勧めです。
特別名勝・奥入瀬渓流は通して歩くのがおすすめ!
特別名勝ってご存じですか?簡単に言うと景色がめちゃくちゃきれい!ってことです。日本全国に36スポットしかなく、その中の一つがこの奥入瀬渓流です。流れる水の美しさ、岩場の苔の鮮やかさ。歩いている間中見惚れてしまいました。バスや車でピンポイントに移動して観る人が多いのですが本当に勿体ない!下流から十和田湖まで通して歩いて欲しい。その際は十和田湖から下るのではなく、下流から登ってください。自分の方向に向かって流れてくる、迫力のある水を見ながら歩くことができます。
もう一度リベンジしたい!美しい十和田湖
奥入瀬渓流の上流にある十和田湖は遊覧船もある観光スポットです。森の中の奥入瀬渓流を通ってきて、ぱっと開けたらそこに雄大な十和田湖。感動します。私が到着した時は一瞬その姿を見ることができたのですが、その後あっという間に霧が広がってしまいました。霧に隠れた姿も幻想的でしたが、残念ながら霧のない姿の写真も取れず、遊覧船にも乗れなかったため、いつか必ずリベンジして帰ってこようと思っている場所です。
十和田でのおすすめグルメ
十和田の地元B級グルメ「バラ焼き」
絶対食べようと思っていたのは十和田市市民が誇るB級グルメ「バラ焼き」です。バラ肉(豚または牛)と玉葱を甘じょっぱいタレで鉄板の上でジュージュー焼いた料理。お酒もご飯も両方進んでしまいます。いろいろなお店で出しているメニューですが、私は『司バラ焼き大衆食堂』でいただきました。小さなコンロで目の前で自分で焼くスタイル。ずっと温かい状態で食べられるし、最後の方の少しタレが焦げたところも香ばしくて美味しかったです。
十和田でのおすすめのショッピングスポット
渓流の駅おいらせ
奥入瀬渓流の道の駅。「奥入瀬ガーデン」というレストランも併設されていて、「せんべい汁」や「バラ焼き」など地元料理も楽しめます。青森の特産・リンゴソフトも美味しそうでした。地元のお酒やお土産も販売しています。奥入瀬渓流周辺は山の中なので、車の中から見たところあまりお店がありませんでした。必要な物はこちらで購入しましょう。
十和田にて宿泊したホテル
星野リゾート奥入瀬渓流ホテル
まずホテルフロントに入って目に飛び込んてくるのは、ロビーの喫茶スペースにある岡本太郎デザインの大きな暖炉。この暖炉を見ることも、この旅の目的の一つでした。私にとっては宿泊場所でもあり、観光地です。宿泊者専用の無料ツアーも充実していて、夜には「森の学校」という奥入瀬渓流の魅力を説明してくれるセミナーにラウンジで参加。次の朝は奥入瀬渓流散策をホテルのシャトルバスで阿修羅の流れまで案内してもらい、そこから十和田湖まで個人で散策に出発しました。
十和田旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
JTBセレクト東北
飛行機が福岡空港ー羽田空港経由青森空港だったのですが、飛行機の乗り継ぎの日をずらすことができるツアーでした。帰りの飛行機の乗り継ぎ日をずらして予約して、東京で1泊して興味のある展覧会巡りをし、東京の友人とランチして帰って来れました。お店のスタッフの人に聞くと、このような飛行機の予約ができるプランとできないプランがあるとのことだったので相談して、東京でも楽しめるプランでホテルの種類も多いこちらのツアーにしました。
十和田旅行に必要な持ち物
十和田市内は街なので何か忘れても購入できるので、特に困ることはありませんが、奥入瀬周辺はお店も少なくなります。また、奥入瀬渓流を歩くなら、道はなだらかではありますが、足元が悪いところもありますので、簡単な登山ができる恰好でいきましょう。もちろんリュックサックや帽子、雨具もあったほうがいいでしょう。水分と行動食も忘れずに。車でスポットだけ巡る方はいつもの格好と歩きやすい靴でも十分です。
十和田旅行での注意点
- 少し不便な場所にある為、日程や移動の時間は余裕をもって。
- 観光地とはいえ自然。一人での散策は避けて。
- 自然の中を歩くため、着替えの予備はプラス1着くらい準備が必要
バス移動の時間は青森市内→十和田市内まで約1時間半、十和田市内→奥入瀬渓館まで約1時間かかる為、時間と日程の余裕を持っておいた方がいいでしょう。また、奥入瀬渓流をすべて歩く人は少ないようで、所々で前後見渡す限り私一人という場面がありました。危ない目には会ってませんが、「クマに注意」の看板もあったので一人での散策は危険だなと思いました。
まとめ
アクセスは少し不便ですが、十和田市は現代アートと美しい自然の景色の両方を楽しめる珍しい街です。そして、奥入瀬渓流は散策が本当におすすめです。車で滝のスポットとその周辺だけを見て歩いて終わり、なんて本当にもったいない!道の途中では、美しい水の流れ、名前も知らない色鮮やかなたくさんのキノコや植物、野鳥など写真で切り取ったような美しい場面に出会えます。
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