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高山旅行体験記
11月初旬。1泊2日の休みを使って、まだ行ったことがない土地に行ってリフレッシュをしたい!行くなら和の雰囲気を感じながら味しいものが食べられる所がいい!と思い選んだのが小京都と呼ばれる飛騨高山でした。
高山旅行について
- 小京都の名にふさわしい古き良き町並みでとことん食べ歩き!
- 柔らかいお肉と甘みのある脂身が唯一無二の味わいを生み出す飛騨牛
- 高山駅からバスで約50分。美しい合掌造りの白川郷
高山駅から10分ちょっと歩いたところにあるのが、飛騨高山のメイン観光スポット「古い町並」エリアです。食べ歩きの聖地と呼べるくらいにたくさんのお店が並んでいて、どこのお店も観光客で賑わっています。名物の飛騨牛は食べ歩き用にアレンジされたものから、老舗の本格ステーキ屋さんまで幅広いラインナップが勢揃い。飛騨高山観光を満喫した後は少し足を伸ばして白川郷へ。1泊2日で心も胃袋も満たしてリフレッシュしたい方におススメです。
高山旅行のおすすめのスポット
国選定重要伝統的建造物群保存地区に指定される「古い町並」
江戸時代に栄えた城下町のうち商人町だった場所がその後も繁栄を続け、現存する町家の一部が「古い町並」と呼ばれるようになりました。特に上町エリアには、伝統工芸品などのお土産物屋さんのほかに、名物みたらし団子や、飛騨牛の握りずし、コロッケや牛まん、牛の串焼き‥と、食べ歩きにはもってこいのお店が所狭しと立ち並んでいます。趣のある町並みなので、レンタルの着物を借りて散策するのもオススメ。毎朝開催されている「宮川朝市」では地元の方とふれあいながら買い物を楽しむことができますよ。
日本で唯一主要建造物が現存する代官所跡「高山陣屋」
国指定史跡の「高山陣屋」。陣屋とは、代官・郡代が政治を行う場所で、おふれを出したり、年貢の取り立てなども行われていました。高山陣屋では1692年から執務が行われていましたが、1969年(昭和44年)まで県の事務所として使用されていたというから驚きです。建物の中には大広間や御白洲、珍しい板葺き屋根など見どころも多いのですが、特に気になったのは釘を隠すための「真向兎」と言う可愛らしいウサギの装飾です。色んなところにあるので、建物の中を散策しながら探してみてください。
世界遺産の合掌造り集落が今も残る「白川郷」
現在でも100棟以上の合掌造りが現存しているという「白川郷」。冬の雪景色が美しいことで有名ですが、雪が降る前の季節は紅葉と柿が町並みを美しく彩ります。集落には白川郷全体を見渡すことのできる荻町城跡展望台があり、そこから見る白川郷は過去にタイムスリップしたかのような風景なので一見の価値ありです。300年以上の歴史があり、国の重要文化財でもある「和田家」は一般公開されており、合掌造りに暮らす人の生活に触れることができるのでオススメです。
高山でのおすすめグルメ
こんなに甘みがあって柔らかい牛肉は飛騨牛だけ!?
食べ歩きでも飛騨牛の握りずしや飛騨牛まんなども堪能したのですが、せっかく来たんだからちゃんとしたお店でステーキをいただこうと思い訪れたのが、創業53年の飛騨牛ステーキ専門店「キッチン飛騨」さんです。奮発してA5等級のサーロインをオーダー。私は普段お肉の脂身が苦手でなるべく食べないようにしているんですが、飛騨牛の脂身は本当に甘くて溶けるのでペロリと食べれてしまったことに自分が一番驚きました。初めて食べた飛騨牛でしたが、こんなに美味しい牛肉があったのかとすっかり虜になりました。
高山でのおすすめのショッピングスポット
飛騨高山の版画文化から誕生した「真工藝」の愛らしいぬいぐるみ
飛騨高山は昔から木に恵まれていたため、木版画が盛んでした。版画の技法は伝統的な技法を継承しつつも、さまざまな形で進化し続けています。その中でも「木版手染」という独自に開発した技法で手作りの可愛らしく味わいのあるぬいぐるみを作っているのが、飛騨高山に工房を持つ「真工藝」さんです。ぬいぐるみはすべて手作りで、十二支や日本の節句、鳥や魚がモチーフになっており、1つ1つ表情が違うので是非お気に入りの1品を見つけてみてはいかがでしょうか。
高山にて宿泊したホテル
飛騨高山ワシントンホテルプラザ
ごく普通のビジネスホテルでしたが、決め手は何と言ってもJR高山駅から徒歩1分というアクセスの良さでした。白川郷へ行く濃飛バスセンターも近く、古い町並みまでも歩いて10分ちょっとで、高山観光の拠点にするには申し分のない立地でした。ビジネスホテルなので、部屋の広さなどはそれなりですが、うれしい誤算だったのは大浴場があったこと。温泉ではありませんが、ビジネスホテルのお風呂と言えばちょっと狭いのが難点なので、大浴場でのびのびと疲れを癒せたのが良かったです。
高山旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
東京駅から名古屋駅まで新幹線で行き、名古屋駅からは「ワイドビューひだ」という特急で高山駅へ向かいました。東京から名古屋までが約1時間40分、名古屋から高山までが2時間20分のトータル約4時間の乗車時間です。首都圏方面から行く場合は、新宿から高山へ直通の高速バスも出ています。高山駅周辺は宿泊施設も多いので、目的によって選ぶと良いでしょう。私はこの時、高山観光と白川郷の観光に便利で駅近、そして値段がリーズナブルなところを選びました。
高山旅行に必要な持ち物
高山に行って食べ歩きをしない人はおそらくいないと思うので、ウェットティッシュは持っていると汚した時に便利です。私が見た限りではゴミ箱が見当たらず、食べたあとは買ったお店まで戻らないといけなかったりするので、ビニール袋を持っておくと良いでしょう。私が行ったのは11月の初旬でしたが、昼夜の寒暖差が結構あるので、カーディガンなどを1枚持っていると体温の調整ができていいと思います。
高山旅行での注意点
- お店が閉まるのが早いので夕飯を食べる時間は要注意
- 昼間と夜の寒暖差が結構あるので調整可能な服装で
- 白川郷のお店はやっていたりやっていなかったりする
高山周辺のお店は18:00くらいには結構閉まっていたので夕飯を食べる場合は早めにお店に居た方が良さそうです。あと先ほども書いた通り、11月初旬はかなり昼夜の寒暖差があったので服装は自分で調整できるものが良さそうです。白川郷のお店は休業している場合もあるので、行く時は目当てのお店がやっているか事前確認がオススメです。
まとめ
小京都と呼ばれるのにふさわしく、こじんまりとした町の中には色濃く残る江戸時代の風情や、大切に守られてきた伝統工芸、観光客を虜にする数々の味覚‥と見どころたっぷりの飛騨高山。少し足を伸ばせば世界遺産と触れ合うことができるのも大きな魅力の1つです。ちょっと休みが取れたら日常を離れ1泊2日で心身ともにリフレッシュの旅に出てみてはいかがでしょうか?
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