台北をメトロでスイスイ、お手軽観光旅

台北旅行体験記

東京から飛行機で4時間、那覇からなら1時間ちょっと、気軽に訪れることができる海外として人気の台湾。台湾がはじめての方でも安心して巡れる、メトロで行ける台北観光をご案内します。

台北旅行について

おすすめのポイント
  1. 初心者でも安心、とりあえず漢字の意味で想像できる
  2. 台北メトロは旅行者の味方!自由自在に動けます!
  3. 日本食シックになりにくい、日本人の口に合いやすい食事

台湾、特に台北は旅行初心者でも安心して遊びに行けるエリアです。
(もちろん注意点はありますので下の方に記載している注意点は気を付けてくださいね)
漢字文化圏なので地図や看板やメニューの想像がつきます。肉なのか、魚なのか、スープなのか、ご飯なのか…これはとてもやりやすいです。
味付けも日本人には向いてますし、もし日本の味が恋しくなってもココイチや大戸屋ややよい軒や吉野家がありますので、なんとかなります。
更に台北エリアは地下鉄が発展しているので出かけるのも簡単です。日本のSuica、PASMOにあたるヨーヨーカーを買って、散策にでかけましょう!

台北旅行のおすすめのスポット

中正記念堂

衛兵交代が見られるスポットそのいち。
MRT中正記念堂駅からアクセスできますが、とにかく広いのであるきやすい靴で行くのをオススメします。
記念堂の階段は結構ハードですが、ここを登らないと交代式は見られません。
ここは蒋介石を祀る記念堂です。蒋介石は中国大陸で毛沢東率いる共産党軍と戦い、日本軍がいなくなった台湾へ逃れてきたときの指導者です。
衛兵交代は毎正時(10時きっかり、11時きっかりの意味)に行われますので、20分前くらいから待機しておくと見やすい場所で見ることができます。

國父記念館

国父記念館

ここも衛兵交代が見られるスポット。
中正記念堂との違いはこちらは孫文を祀るスポットです。国父とは孫文のことを指します。孫文は辛亥革命(1911年)の父と呼ばれています。映画ラストエンペラーの溥儀を清王朝から追放した頃の人物ですので、蒋介石より少し前の時代になります。
(中華民国が始まった1911年を紀元とした元号があり、これを民国年といいます。
たまにレシートや食べ物の賞味期限に110年とか書いてあって「弥生時代に賞味期限切れてるやん!」となりがちですが、1911+110年なので正解は2021年です。うっかり捨てないようにしましょう。)
衛兵交代の時刻は中正記念堂と同じ毎正時なので、20分くらい前にスタンバイしておくと良いでしょう。
衛兵交代後は無料で見られる展示室もありますので、見学するのもオススメです。

台北101

最寄り駅はMRT台北101駅ですが、上の国父記念館から徒歩で行くことができます。
この写真の真ん中あたりに映る、黄色い屋根の建物が国父記念館です。
歩いて15分くらいで移動できますので、一緒に訪れるのもオススメです。(真夏で熱くて干からびそうなときはタクシーなら5分です)
言わずとしれた高層建築物で、上に登ると台北の街を一望できます。登るには入場料がかかりますので注意。観光にはいいけれど、日常でしょっちゅう登るお値段ではないです。
日本で言う東京スカイツリーですね。下層部はショッピングセンターになっているのでお買い物も楽しめます。有名な鼎泰豊もあります。番号札をとって、周りのお店を眺めながら時間を潰すのもアリです。

台北でのおすすめグルメ

杭州小籠湯包

中正記念堂近くにある地元で人気の小籠包屋さんです。
持ち帰り(外帯)のお客さんが外で待っているので、イートイン(内帯)であることを伝えて、番号を教えてもらいましょう。伝わらなければメモ帳に「内帯」と書いてアピールすれば察してくれます。
電光掲示板に番号が出たら席に呼ばれます。店内はドリンクと小皿はセルフサービスです。小籠包は注文用紙が配られますので、数を記載して店員さんに渡しましょう。
鼎泰豊よりも庶民的な雰囲気で値段はかなり安価です。味は負けず劣らずの美味しさですので、鼎泰豊以外の小籠包も楽しんでみてはいかがでしょうか?

アイスモンスター

台北101近くにある微風松高というデパートの中にある人気かき氷屋さんです。MRTなら市政府駅が最寄りです。
一番人気はマンゴーかき氷ですが、とにかくサイズが大きいので二人でシェアするのがオススメです。
「最低消費○○元」という看板が出ていることもありますが、いわゆるミニマムチャージです。かき氷一つを4人や5人でシェアすると注意されることもありますが、二人で一つならあまり言われることもないと思います。
もし、白い目で見られそうでしたら、ドリンクを頼むのも一つのテですよ!美味しいのですが旅先で冷たいものを食べすぎるのはやはり危険ですので、一人で食べるのは半分くらいまでが日本人の適量だと思います。(現地の台湾人もそんな感じです)
このデパート内には他にもいろいろなお菓子屋さんがあり、よく見ると日本のブランドもあったりしますので、見物を楽しんでみてください♪ちなみに隣にあるデパートは「三越」です。

台北にて宿泊したホテル

コスモスホテル

台北駅に隣接(地下街でつながっている)するホテルで、どこに移動するにも便利です。日本人観光客も多いのでフロントに簡単な日本語がわかる人もいます。
とても親切に対応してくださるので、なにか困ったことがあれば相談してみてください。

台北旅行にて利用した旅行代理店・ツアー

個人手配

台湾に行くときはいつもLCCで行くことが多いです。週末弾丸で行く場合は早朝5:00台に羽田を出る便がありますので、これを使うと9時くらいには現地で活動ができます。弾丸旅にはうってつけです。
台湾の空港は日本の羽田に似た松山空港と、成田的位置づけの桃園空港があります。後者のほうが安く、便も多いです。
桃園空港から台北市街地までは桃園メトロもしくはバスがおすすめです。メトロは深夜〜早朝は走っていないので、この時間帯に移動が必要な場合はバス利用になります。どちらも看板を見て移動すればたどり着けますので安心してください。

台北旅行に必要な持ち物

台湾に行くときは現地で使えるSIMカードを持っていくと便利です。
日本国内で通販で買う、成田空港で買う、現地空港で買う、など入手方法は色々です。
私は事前に設定しておきたいので日本国内で買ってからいくことが多いです。SIMカードですと充電の心配もないですし、Google Mapを国内旅行のように自由に使えて便利です。
また、現地でメトロに乗る前にはヨーヨーカーを買うことをオススメします。運賃も割引になりますし、移動がかなりスムーズになります。これ一つで地下鉄も台湾鉄道も乗れます!(新幹線にあたる高速鉄道は不可)
リピーターの方は自宅に保管しているカードを忘れずに持ってきてくださいね!

台北旅行での注意点

台北旅行での注意点
  1. 生水や氷、ナマモノに注意!異国であることを忘れずに
  2. 飛び出すバイクにご用心、日本よりは交通マナーは荒い!
  3. ここは沖縄よりも南、水分補給を忘れずに!

海外の中で比較的過ごしやすい台湾ですが、それでも日本と同じように過ごすのは危険です。
海外に行くときは常に「日本より安全で清潔な国はない」という意識を忘れないことが大切です。
また、台湾は沖縄よりも南に位置しますので冬でもそれなりに暖かいです。飲み物のボトルを必ず持ち歩くようにし、喉がカラカラになる前に水分補給をするようにしましょう。(ただしMRTでの飲食は厳禁、普通の道を歩きながらなら平気です)

まとめ

多くの日本人にとって台湾は過ごしやすい国だと思います。
困っていたらすぐに声をかけてくれる人が多いですし、順番飛ばしや横取りなんてしません。
(タピオカ屋さんで番号を呼ばれているのに気が付かずボケっとしていたら、隣の方が気がついてカウンターに連れて行ってくれました)
ただし、これは台湾だけでなく海外旅行全体に言えることですが日本人に台湾人が優しくしてくれるのは、かつての日本人観光客がマナーよく接していたからです。
これからも心地よく観光できるよう、海外に出たときは自分が日本人代表だという意識を持って行動することが、快適な旅に繋がります。

 

mutukiy旅するOL

投稿者の過去記事

旅行が好きなOLです。平日は働いて有給をとっていろんなところに出かけるのが大好きです。野球観戦も好き。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

海外旅行おすすめ

  1. 眠らない街タイ・バンコク〜朝から夜まで楽しめるおすすめスポット〜| トラベルダイアリー
    バンコク旅行体験記一度足を踏み入れるとハマってしまい、何度も訪れるようになる人が多いというタイ。…
  2. スペイン植民地時代の香り!クラシックカーとレトロな街並み、ハバナ | トラベルダイアリー
    ハバナ旅行体験記レトロかわいい街並みとクラシックカーという構図のイラストを見たことがある人は多い…
  3. 女子一人旅 in バチカン 偶然ローマ教皇を拝見!!| トラベルダイアリー
    バチカン旅行体験記そういえば、バチカンってローマの中にあるよなーとふと思い出したので早速行ってみ…
  4. 西洋と東洋が交差する街・魅惑のイスタンブール| トラベルダイアリー
    イスタンブール旅行体験記トルコ航空利用でジョージアに行く際に乗継ぎ地のイスタンブールでも何日か滞…
  5. ルアンパバーン旅行体験記ラオスについて聞いたことはあるものの、日本人にはあまり馴染みのない国なの…
  6. サーファーズパラダイス旅行体験記いつか奇麗な海沿いに住んでみたいという夢がある私。一年中温暖…
  7. ダナン旅行体験記アジアのリゾートでゆったりのんびりしたい。治安がそこそこ良い、ビーチだけでな…
  8. カトマンズ旅行体験記子どもの頃に見た、大きくてカラフルな、怖い顔なのにどこかユーモラスな神様。ず…
  9. 市内のシンボル台北101とノスタルジックな雰囲気の九份へ| トラベルダイアリー
    台北旅行体験記台北市内の観光スポットを網羅しつつ、滞在中は現地オプショナルツアーにも参加しました…
  10. ウズベキスタン共和国内にある秘境「カラカルパクスタン共和国」| トラベルダイアリー
    カラカルパクスタン共和国旅行体験記ウズベキスタン共和国の西部に位置するカラカルパクスタン共和国。…

国内旅行おすすめ

  1. 福岡旅行体験記仕事の疲れを癒やしたい…美味しいものを鱈腹味わいたいと思って。なんでも美味しくて、…
  2. 4歳児でも思いっきり楽しめる!子連れ舞子の旅| トラベルダイアリー
    舞子旅行体験記春スキーでも標高の高い新潟の雪山であれば、まだまだスキーが楽しめます。今回はキッズ…
  3. 舞鶴赤れんが
    舞鶴旅行体験記舞鶴は、親戚がそばに住んでいたので時折訪れていた場所。ここ数年、舞鶴で大きなサ…
  4. 何もないとは言わせない!滋賀県湖南エリアの観光スポットをご紹介| トラベルダイアリー
    湖南エリア旅行体験記滋賀県と言えば「琵琶湖」の印象が強いですが、食べ物もおいしいく自然豊かなすて…
  5. 海と島と橋の景色に感動☆しまなみ海道を渡って今治サイクリング!| トラベルダイアリー
    今治旅行体験記広島県尾道市から自転車でしまなみ海道の島々を渡り、愛媛県・今治市を訪れました!サイ…
  6. 3歳児でも思いっきり楽しめる!子連れ昭島の旅| トラベルダイアリー
    昭島旅行体験記今回は近場の東京都で子供が遊べるスポットに泊まりで遊びに行きました。子供が花が好き…
  7. 車で周る兵庫・淡路島のたっぷり充実 日帰りドライブ| トラベルダイアリー
    淡路島旅行体験記大阪からも近くてドライブにはピッタリの淡路島。インスタグラムや、雑誌などで見かけ…
  8. 1泊2日ですべておさえる!仙台観光スポットをギュッと詰めて巡る旅| トラベルダイアリー
    仙台旅行体験記 好きなアーティストのライブが仙台で開催されたため、あわせて観光もしよ…
  9. 石川・加賀の山中温泉~情緒溢れる温泉街を自転車で~| トラベルダイアリー
    加賀旅行体験記加賀には、自然あふれる散歩コースがたくさんあると聞き、非日常な雰囲気を味わえると思…
  10. 水上旅行体験記 群馬県には草津や伊香保などの温泉街が有名ですが、調べると水上…

最新記事

  1. みなかみスキー旅行体験記首都圏から95分で行けるアクセスの良い群馬県みなかみの「ノルンみなかみス…
  2. 宮古島沖縄旅行体験記子連れリゾート旅行で人気NO1の沖縄。本島には多くのファミリーが訪れています…
  3. スペイン植民地時代の香り!クラシックカーとレトロな街並み、ハバナ | トラベルダイアリー
    ハバナ旅行体験記レトロかわいい街並みとクラシックカーという構図のイラストを見たことがある人は多い…
  4. 穴場南国リゾート!宮崎、日南で南国を味わう
    日南旅行体験記南国リゾートといったら沖縄がまず思い浮かぶでしょう。しかし、実は宮崎も元祖南国リゾ…
  5. 奄美大島旅行体験記 新しく世界遺産に登録された奄美大島。南の島として有名な沖縄の島々…
  6. 女子一人旅 in シンガポール チープとゴージャスと多民族| トラベルダイアリー
    シンガポール旅行体験記 以前の旅で出会った友達に会いにシンガポールへ行きました。都市…
  7. 女子一人旅 in トルコ③ 超穴場!トルコでローマ遺跡、ベルガマ| トラベルダイアリー
    ベルガマ旅行体験記 トルコの観光地でも日本人にはあまり知られていないベルガマに行って…
  8. たまてばこ号に乗って指宿へ。指宿のマンゴーは旨い!| トラベルダイアリー
    指宿旅行体験記鹿児島の温泉と言えば指宿温泉。指宿は砂湯や開聞岳で知られています。温泉街の近くに「…
  9. 女子一人旅 in トルコ③ 白い世界と古代遺跡、パムッカレ|トラベルダイアリー
    パムッカレ旅行体験記 トルコで次に訪れたのは、真っ白な段々の石灰棚で有名なパムッカレ…
  10. 沖縄最高の1日の過ごし方 〜海・滝・サンセットに癒され旅〜| トラベルダイアリー
    沖縄旅行体験記沖縄の泳げて遊べる面白い滝をご存知ですか?沖縄に来たなら海だけではなく是非この滝も…

Archive

スカイツアーズ

PAGE TOP