アジアとヨーロッパが混在する街 トルコ・イスタンブール

イスタンブール旅行体験記

不思議な縁があり、4回も訪れたことのあるイスタンブール。1回目は友達と、2回目は1人で、3回目はまた友達と、4回目は主人と。たまたま旅行先がかぶったり、長期旅行の通過地点だったりと様々ですが、イスタンブールには運命的なものを感じざるを得ません。何度行っても飽きることのない、大切な人に紹介したくなるような街です♩

イスタンブール旅行について

おすすめのポイント
  1. 東洋と西洋が混在し、イスラム教とキリスト教が共存する街!
  2. 乙女心をくすぐるかわいいトルコ雑貨!
  3. 国内バスのクオリティが高い!ひとり旅や女子旅もおすすめ!

トルコの首都イスタンブールは、ボスポラス海峡を挟んでアジアとヨーロッパにまたがるように位置しています。そのため東洋と西洋の文化が混在し様々な宗教が共存する、オリエンタルな雰囲気漂う街です。乙女心をくすぐる豊富なトルコ雑貨も必見です。トルコは国内バスのクオリティが高いこともあり、ひとり旅や女子旅でも快適に旅することができます。イスタンブールを起点にして、トルコ周遊の旅に出てみませんか?

イスタンブール旅行のおすすめのスポット

歴史に翻弄された美しいモスク 「アヤソフィア」

キリスト教とイスラム教が入り混じる、なんとも不思議で、そして美しいモスクです。もともとはキリスト教聖堂でしたが、19世紀にオスマン帝国のメフメット2世がこの地を攻略すると、すぐにモスクへと転用されました。アヤソフィアの美しさや建築技術に感銘を受けたメフメット2世は、聖堂を建て替えるのではなく、キリスト教の美しい装飾を残しつつ、今のモスクへと変えたのでした。
2階部分には、キリスト教聖堂の時に残された精緻なモザイクがたくさん展示されていて、こちらも必見です。2階からはアヤソフィア内を全体的に眺めることができます。日本語のオーディオガイドの貸し出しもあるので、強くおすすめします!

荘厳な雰囲気が漂う ブルーモスク「スルタン・アフメット・モスク」

1616年、オスマン帝国時代に建設されたモスクです。内部や外観が青いことからブルーモスクの名で親しまれています。モスク内は土足厳禁、女性はスカーフで髪を覆う必要があり、スカーフがない場合は貸し出しもされています。天井の美しいモザイクタイル、鮮やかな色合いのステンドグラス、煌びやかな照明が、荘厳な空間を作り出しています。礼拝の時間には、多くのイスラム教徒が熱心に祈りを捧げている姿を見ることができ、イスラム教の国を旅している実感が湧いてきます。

旧市街と新市街を結ぶ 「ガラタ橋」

イスタンブールの旧市街と新市街を結ぶ橋で、二階建ての構造になっています。橋の下の階にはレストランや鯖サンドの店が立ち並び、橋の上を車や路面電車が走ります。両側は、歩行者が歩けるようになっており、ここは朝早くからたくさんの釣り人で賑わいます。橋の両側はフェリーターミナルになっており、地元の人の重要な移動手段となっています。ガラタ橋からの眺めも素晴らしいので、モスクの集まる旧市街だけではなく、ぜひ、ガラタ橋、ヨーロッパ色の色濃い新市街にも足を伸ばしてみてください。

イスタンブールでのおすすめグルメ

イスタンブール名物「鯖サンド」

イスタンブールのソウルフードといえば、鯖サンドです。フランスパンのようなパンに鯖と少しの野菜を挟み、レモンと塩を振りかけて食べる、いたってシンプルなものです。古くからパン食文化であるからなのか、トルコのパンはとても美味しく、そのパンと焼いた鯖が良く合います。ガラタ橋のたもとには、鯖サンドの屋台が並んでいます。橋の周辺を歩いていると、どことなく懐かしいような魚を焼く香りがしてきます。ガラタ橋観光のついでにぜひ、イスタンブール名物を食べてみてください♩

イスタンブールでのおすすめのショッピングスポット

グランバザール

アヤソフィアやブルーモスクのある旧市街の中心地に位置する、大きなバザールです。トルコ土産は、どれも可愛く乙女心をくすぐります。色鮮やかな雑貨が並び、歩いているだけでも心が躍る空間です。トルコランプやモザイク柄の陶器、シーシャやスカーフなど、トルコならではのお土産は大抵ここで揃います。値引き交渉もOKなので、地元の人とのコミュニケーションを楽しみながらショッピングしましょう♩

イスタンブールにて宿泊したホテル

アゴラ・ゲストハウス

ブルーモスクやアヤソフィアなど観光名所が集まるエリアにあり、かなりの好立地です。バックパッカー向けの安宿ではあるものの、クオリティが高い人気の宿です。掃除が行き届いていて清潔感◎、設備も申し分なく◎、宿泊費に含まれる朝食は安宿とは思えない豪華さ◎。居心地の良い共有スペースからの眺めも◎。宿泊者は多国籍なので、他国の友達ができるチャンスも◎

イスタンブール旅行にて利用した旅行代理店・ツアー

個人ツアー

1回目の友達との旅行は、JTBのツアーを利用しました。その後の3回は、個人旅行です。ツアーでは、ガイドさんの豊富な知識とともに歴史的建造物を回ることができ、より理解が深まりました。その場で質問ができるのも、ツアーのメリットです。個人旅行のメリットは、自分のペースで旅行できる点が大きいでしょう。ブルーモスク内の美しい装飾を気が済むまでじっくり眺めたり、バザールで時間を気せずお店の人とのコミュニケーションを楽しみながら買い物をすることができます。個人的には、基本は個人で回り、モスクなど歴史的建造物では日本語のオーディオガイドを借りることがベストなのかな、と思っています。

イスタンブール旅行に必要な持ち物

「長ズボン必須」「スカーフ」「羽織り」
イスラム教の国なので過度な露出は禁止、女性は長ズボン必須です。戒律の緩いイスタンブールでは、タンクトップの欧米旅行者も多く見かけますが、モスクに行くときはトップスも袖の長めのものを選びましょう。スカーフも1本カバンに入れておくと便利です。国内バスは冷房が効きすぎていることもあるので、軽い羽織も用意しておきましょう。

イスタンブール旅行での注意点

イスタンブール旅行での注意点
  1. あくまでイスラム教の国です、節度のある行動を!
  2. 服装にも注意!過度な露出はトラブルの元!
  3. 日本人女性が狙われている?!下心のあるトルコ人男性に注意!

周辺の中東諸国と比較すると戒律が緩いトルコ、中でもイスタンブールは特別イスラム色が薄く、飲酒をするイスラム教徒もいます。そんな雰囲気につい忘れてしまいがちですが、あくまでイスラム教の国。イスラム教の禁止事項を理解し、節度ある行動を心がけましょう。女性は長ズボン必須です。トルコ人は親日家が多いうえに、日本人観光客の多いイスタンブールでは、日本人女性をターゲットに下心を持っているトルコ人男性がいます。声をかけられたからと言って、ノコノコと着いていかないようにしましょう。

まとめ

アジアとヨーロッパの交わる街、イスタンブール。なんだか少し落ち着くような居心地の良さを感じるのは、アジアの雰囲気が漂っているからなのでしょう。そして何度訪れても、新鮮さを感じ楽しめるのは、ヨーロッパや中東のような異国情緒溢れる街だからなのかもしれません。すでに4回も訪れたことのあるイスタンブールですが、それでも、またいつか行けたらいいな、とそう思わせてくれる街です♩

 

fuki22

投稿者の過去記事

絶賛子育て中の元バックパッカーです。
世界一周1人旅、夫婦で世界一周旅、合計で52ヶ国を訪れました♩
オーストラリアとメキシコに住んでいたことがあります。
次の目標は子連れのんびり旅♡

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

海外旅行おすすめ

  1. まるで映画の世界‼憧れの街【ニューヨーク】でやりたいこと| トラベルダイアリー
    ニューヨーク旅行体験記 「海外ドラマ」や「海外映画」様々な作品で舞台になっている街「ニ…
  2. スニオン岬旅行体験記ギリシャの首都アテネから日帰りで足を伸ばせる自然がいっぱいのスニオン岬。都市…
  3. モロッコの青い宝石箱 シャウエンの旧市街を散策| トラベルダイアリー
    シャウエン旅行体験記シャウエンの青い街並みが日本でも有名になり、一度どんなところか行ってみたかっ…
  4. ゴールドコーストで念願のコアラ抱っこ| トラベルダイアリー
    ゴールドコースト旅行体験記友達の5人家族(中学生と小学生)といつか一緒に旅行したいねと言っており…
  5. 「時」を気にする旅に出る、ロンドン、グリニッジ天文台旅行★| トラベルダイアリー
    グリニッジ旅行体験記「グリニッジ天文台」「グリニッジ子午線」…誰もが一度は学校で習ったであろう超…
  6. 家族連れにおすすめ♪ アクセス抜群、千葉の里山で自然体験!| トラベルダイアリー
    千葉大多喜町旅行体験記Withコロナ時代に「密を気にせずゆっくり週末を過ごしたい、自然を思い…
  7. 毎日がクリスマス♪ドイツ・ローテンブルク旅行記| トラベルダイアリー
    ローテンブルク旅行体験記フランクフルトで暮らす友人に誘われ、ローテンブルク(ローテンブルク・オプ…
  8. ヴェナリア・レアーレ旅行体験記雑誌で見て、一生に一度行ってみたかったヴェナリア・レアーレ(ヴェナ…
  9. コルドバ旅行体験記新婚旅行で行きました。温暖で過ごしやすい気候と、どことなく陽気な印象、どこか心…
  10. ガーデンアイランド カウアイ島のワイルドな自然に触れる| トラベルダイアリー
    ハワイ・カウアイ島 旅行体験記オアフ島とハワイ島へ行き、まだまだハワイ諸島の色々な顔を知りたい!…

国内旅行おすすめ

  1. 霧島六権現巡りで龍神パワーチャージ! |トラベルダイアリー
    霧島旅行体験記 御朱印を集めている友達に誘われ、霧島の主要6つの神社をめぐりました。…
  2. 長野・松本〜観光に食べ歩きに盛りだくさん〜母娘ふたり旅| トラベルダイアリー
    尾道旅行体験記地元近くでありながら昨年はじめて訪れ、その風光明媚な雰囲気にすっかり惚れ込んだ街・…
  3. 伊勢旅行体験記お伊勢さんとして人気の観光地、伊勢志摩に一泊してきました!一生に一度はお伊勢参り、…
  4. 修復中でもオススメしたい!レトロな街並みが楽しめる松山・道後温泉| トラベルダイアリー
    松山旅行体験記松山といえば何と言っても日本三古湯のひとつ道後温泉が有名!…ですが平成31年からの…
  5. サミットが開かれ海外からも注目された三重・志摩の魅力に迫る旅| トラベルダイアリー
    志摩旅行体験記いつか一度は行ってみたいと憧れていた伊勢志摩へ、日頃の感謝の意味も込めて両親を招待…
  6. まだあまり知られていない、鹿児島の秘境的アイランド、長島_トラベルダイアリー
    長島旅行体験記鹿児島県の北部に位置する、長島。面積約90㎢の島(日本の島で大きさ…
  7. 栃木・日光で日帰り雨の中でも楽しむ女子旅お互いにパートナーが仕事から夜に帰ってくるため、女二人で…
  8. 博多旅行体験記新幹線、飛行機など、どこからでもアクセスの良い福岡、博多!!!博多といえば、もつ鍋…
  9. 江戸~昭和にタイムスリップ!「伊予の小京都」大洲で町歩き| トラベルダイアリー
    大洲旅行体験記愛媛県の大洲市に長期ワーケーションで訪れました。大洲は愛媛県西部の山あいに位置する小…
  10. 青い海とスポーツ選手のキャンプ、宮崎の青島で素敵な時間を過ごせる♪| トラベルダイアリー
    青島旅行体験記宮崎へは仕事で2週間ほど滞在しました。青島と宮崎駅周辺ですが、休日は観光地的な場所…

最新記事

  1. みなかみスキー旅行体験記首都圏から95分で行けるアクセスの良い群馬県みなかみの「ノルンみなかみス…
  2. 宮古島沖縄旅行体験記子連れリゾート旅行で人気NO1の沖縄。本島には多くのファミリーが訪れています…
  3. スペイン植民地時代の香り!クラシックカーとレトロな街並み、ハバナ | トラベルダイアリー
    ハバナ旅行体験記レトロかわいい街並みとクラシックカーという構図のイラストを見たことがある人は多い…
  4. 穴場南国リゾート!宮崎、日南で南国を味わう
    日南旅行体験記南国リゾートといったら沖縄がまず思い浮かぶでしょう。しかし、実は宮崎も元祖南国リゾ…
  5. 奄美大島旅行体験記 新しく世界遺産に登録された奄美大島。南の島として有名な沖縄の島々…
  6. 女子一人旅 in シンガポール チープとゴージャスと多民族| トラベルダイアリー
    シンガポール旅行体験記 以前の旅で出会った友達に会いにシンガポールへ行きました。都市…
  7. 女子一人旅 in トルコ③ 超穴場!トルコでローマ遺跡、ベルガマ| トラベルダイアリー
    ベルガマ旅行体験記 トルコの観光地でも日本人にはあまり知られていないベルガマに行って…
  8. たまてばこ号に乗って指宿へ。指宿のマンゴーは旨い!| トラベルダイアリー
    指宿旅行体験記鹿児島の温泉と言えば指宿温泉。指宿は砂湯や開聞岳で知られています。温泉街の近くに「…
  9. 女子一人旅 in トルコ③ 白い世界と古代遺跡、パムッカレ|トラベルダイアリー
    パムッカレ旅行体験記 トルコで次に訪れたのは、真っ白な段々の石灰棚で有名なパムッカレ…
  10. 沖縄最高の1日の過ごし方 〜海・滝・サンセットに癒され旅〜| トラベルダイアリー
    沖縄旅行体験記沖縄の泳げて遊べる面白い滝をご存知ですか?沖縄に来たなら海だけではなく是非この滝も…

Archive

スカイツアーズ

PAGE TOP