目次
尾道旅行体験記
風情ある景色と街並みで多くの映画や物語の舞台にもなっている広島県尾道市。今回2週間滞在してたっぷり観光してきたので、その魅力やオススメスポットを紹介したいと思います。
尾道旅行について
- 海あり山あり☆豊かな自然とおだやかな気候
- 赴きあるレトロな街並みでカメラ散歩が楽しい
- お好み焼きにラーメンにレモンスイーツ…美味しいものがいっぱい
瀬戸内海沿いの山あいに発展してきた尾道市。坂道の路地を散策しながらふと街を見下ろすと、その先にしまなみ海道の島々の景色を楽しめます。また戦禍を免れた尾道の街には、多くのお寺や古民家が残っています。お寺の境内でくつろぐ猫やレトロな商店街など、ついカメラを構えてしまう景色がたくさんありました。さらに、自然豊かな尾道にはグルメもいっぱい!海の幸や瀬戸内レモンを使ったスイーツ、ラーメンやお好み焼きも有名ですね。お寺や路地をたっぷり散策して疲れたら見晴らしの良い古民家カフェへ…そんなのんびりした過ごし方がオススメです。
尾道旅行のおすすめのスポット
尾道水道を行き交う渡船
尾道の風景のなかでも私的オススメが、渡船の行き交う港です。尾道水道には現在3本の渡船が運航していて、尾道と対岸の向島を行ったり来たりしています。地元の人々の大事な通勤通学手段となっているようで、平日の朝夕は大勢の学生さんたちが自転車で乗り込む姿が印象的でした。尾道側から渡船の景色を眺めているだけでも面白いのですが、片道60円~100円なのでぜひ観光がてらに乗船して、向島側にも渡ってみてはいかがでしょう。
散策が楽しい千光寺エリアと古寺巡り
尾道駅を降りて線路の北側・山手に進んでいくと、尾道らしい坂道や路地が広がります。尾道の山には千光寺をはじめとした25ものお寺が残り、迷路のような石畳の道を歩きながらの古寺巡りを楽しめます。可愛い猫ちゃんたちに出会えたり、古民家を改装したカフェやパン屋さんに立ち寄ったり、のんびりカメラ散歩するのにピッタリのエリアです。
浄土寺山からの展望
尾道の展望台といえばロープウェイでのぼれる千光寺山展望台が有名ですが、私は浄土寺山からの展望も印象的でした♪ 駐車場から徒歩5分ほどのところに展望台があり、尾道中心部の東端から市街地としまなみ海道の島々(天気の良い日は四国まで!)がキレイに見渡せます。展望台からさらに10分ほど山道を下ったところにある不動岩からの景色も迫力満点で良かったです。ただ、中心部から歩いて登るには距離があるのが難点。私は宿の方に車で連れて行って頂いたので本当に感謝です!
尾道でのおすすめグルメ
尾道焼き
大阪のお好み焼きと異なりそばやうどんを乗せて焼くことが多い広島のお好み焼き。さらに各地方ごとに具などに特色があるそうで、尾道の場合は砂ずりと揚げいかが入っているのが定番だそうです。私は今まで大阪のお好み焼きのほうが馴染み深かったのですが、正直言うと今回の旅行で尾道焼きにすっかりハマってしまい何度も食べに行きました(笑)食べたあと口の中に広がる揚げいかの甘みと香ばしさが癖になります♪
尾道でのおすすめのショッピングスポット
本通り商店街
線路や海岸線と並行するように伸びるレトロで楽しい商店街。全長約1.2キロのアーケード内には昔ながらの商店やお土産店にまじって個性的なカフェやバーも店を構えます。観光客には「パン屋航路」や「あくびカフェ」「桂馬蒲鉾商店」などが有名。尾道プリンで人気の「おやつとやまねこ」も商店街の入り口手前にありました。
尾道にて宿泊したホテル
ゲストハウス尾道ポポー
今回はゲストハウスに宿泊しました!お風呂やトイレ、キッチンは共用ですが個室に宿泊したので睡眠時はゆっくり休めました。ご家族経営のアットホームな雰囲気で他のゲストさんとお話しする機会もあり、とても楽しい滞在となりました。尾道の対岸の島・向島に位置するので中心部から少し離れますが、私はここから渡船に乗って尾道に観光に向かう毎日が大好きでした♪ 特に車や自転車で訪れる方には便利でお手頃なお宿だと思います。
尾道旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
尾道は個人で観光するのがオススメです。主な見どころは駅から歩けますし、街歩きやグルメ、映画のロケ地巡り、古寺巡り、美術館鑑賞などするには、自分のペースで周るほうが行動しやすいと思います。ロープウェイやレンタサイクル・渡船などの乗り物をうまく利用しながら気ままに街歩きを楽しんでみてください♪自力で行きにくい展望スポットや近隣の島や街を組み込む場合はツアーを利用するのも便利かもしれません。
尾道旅行に必要な持ち物
尾道旅行に持って行ってて良かった物は日焼け対策グッズや食べ歩き用のウェットティッシュなど色々ありますが、個人的に盲点だったのが大量の小銭(できれば50円玉か5円玉)です!「尾道七佛巡り」という古寺巡りをした時に途中で小銭が尽きてしまい「お参りしたいけどお賽銭がない…」という歯がゆい思いをしました。また、渡船に乗る時も小銭でピッタリ支払いするのがスムーズなので、乗る予定の方は100円玉(渡船によっては60円)も用意しておきましょう。
尾道旅行での注意点
- 石畳の坂道は動きやすい服装と靴で臨みましょう
- 山手にはたくさんの蚊がいるので対策お忘れなく
- お店の定休日や営業時間は事前にネットなどで確認を
海と坂の街・尾道を楽しむためには歩きやすい格好がオススメ。海沿いは風が強いし山側は蚊も多いので、スカートや短パンはあまり向かないかなと思いました。また、目当てのお店は事前に営業日時をチェックしておいたほうが無駄なく周れます。特に火~木曜日はお休みのお店が多かったです…。
まとめ
古くから多くの文豪や映画監督に愛され、最近ではアニメの舞台にもなっている尾道。私も2週間滞在してどんどん尾道の魅力にハマっていきました。山からの見晴らし、歴史あるお寺と石畳の散歩道、3分で対岸に着く渡船、海沿いのサイクリングロード、レモンを使ったスイーツや海の幸。全てが印象的で、また長期で訪れたいと思える場所でした!
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