魅惑のモロッコ!かつての北アフリカ最大の交易都市「マラケシュ」| トラベルダイアリー

魅惑のモロッコ!かつての北アフリカ最大の交易都市「マラケシュ」

目次

マラケシュ旅行体験記

誰もが一度は訪れてみたいと憧れる国の1つモロッコ。今回は、パリに住んでいる友人を訪ねに行った際に思い切ってパリから2泊3日で訪れたモロッコ小旅行の一部をご紹介します。日本からは遠いモロッコもヨーロッパからだと便も豊富で気軽に行けちゃいますよ♪

マラケシュ旅行について

おすすめのポイント
  1. マラケシュで最も魅力的な場所?!世界最大規模スーク(市場)で異空間体験
  2. ピンク色の壁とアーチ型の模様が美しいイスラム建築
  3. 地元人も賑わうジャマエル・フナ広場周辺でモロッコ料理を堪能!

モロッコはアフリカ大陸の北西に位置する国。そんなモロッコの第4都市である”マラケシュ”。北アフリカに住む先住民ベルベル人の言葉で” 神の国 ”という意味を持つそうです。街の中のさまざまな表記はアラビア語ですが、フランスの植民地だったため、フランス語も通じます。そんなマラケシュの世界最大規模といわれるスーク(市場)や鮮やかなイスラム建築を一目見れば、あなたも虜になること間違いないでしょう!

マラケシュ旅行のおすすめのスポット

クトゥピーヤ・モスクとミナレット

マラケシュ旧市街の中心にひときわ目立っている高さ69mあるミナレット(塔)。1147年に建てられたといわれるこのモスクは、今でも地元の人々の礼拝所として使われています。モスクの壁四面は、すべて違う模様で装飾されていて見ごたえがあります。夜はライトアップされ、動画のようにアザーン(礼拝が始まる合図)が聞こえるとますます異国感たっぷりですね。

北アフリカ最大のイスラム交易都市として栄えたマラケシュの旧市街

1985年には世界遺産にも登録されているマラケシュの旧市街(メディナ)。東西2km、南北3kmの城壁で囲まれています。細い路地が入り組んでいて、まるで迷路のよう!モロッコらしいピンク色の壁で統一されているので、歩いていても異世界に迷い込んだような間隔に・・・国内外から観光客が訪れるこの場所には1000年以上もの歴史がある建物も!

19世紀に建てられたイスラム建築の傑作ともいわれる” バイア宮殿 ”

外壁はモロッコらしいピンク色、入り口はアーチ型の模様がかわいいバイア宮殿。この宮殿には、王と4人の王妃、20人以上の側室が住んでいたそうです。中に入ると、天井や壁に施された細かい彫刻や鮮やかなステンドグラスが豪華!中央に王様の部屋、中庭を取り囲むように女性たちの部屋が配置されていたそうです。その装飾の美しさは、イスラム建築の傑作といわれるのも納得してしまいます。

マラケシュでのおすすめグルメ

ジャマエル・フナ広場の周辺でモロッコ料理のタジンやシシカバブ!

マラケシュ旧市街の中心に位置する広場。この広場、かつては処刑場として使われていたそうです。広場の名前は、アラビア語で” 死人の集う場所 ”という意味だそうです。そんな広場、夕方から人の出入りが多くなり、屋台や大道芸人も増え、深夜まで賑わっています。” ジャマエル・フナ広場の文化空間 ”として、無形文化遺産にも登録されているそうです。そんな広場の周辺はカフェやレストランでいっぱい!2階のオープンテラスがあるレストランでモロッコ料理タジンやシシカバブを堪能してみては?!

マラケシュでのおすすめのショッピングスポット

世界最大規模ともいわれるスーク(市場)

マラケシュで最も魅力的な場所といっても良いこのスーク(市場)。一歩足を踏み入れると迷路のよう!ジャンルを問わず、貴金属類、絨毯や日本でもお馴染みのモロッコスリッパ(バブーシュ)などの雑貨や日用品までさまざまなものが売られています。気になるお店を見ているうちにどこを歩いていたかわからなくなってしまうので要注意です。道が狭く、夜は迷子になること間違いないので日中に歩きましょう!

マラケシュにて宿泊したホテル

旧市街(メディナ)内にある ” リヤド アルワチュマ ”

ジャマエル・フナ広場から徒歩10分ほどのマラケシュ旧市街(メディナ)内にあるリヤド(ホテル)。モロッコらしい2階建ての伝統的なスタイルのこのホテル。客室の内装には、Tadelakt塗料とZelligeモザイクが使用されていて家具やインテリアもとてもおしゃれです♪ ウェルカムドリンクでモロッコではお馴染みの甘いミントティーのサービスも ♪ シャワールームが扉なしでユニークな作り。屋上テラスでの朝食は、アトラス山脈とクトゥーピヤ・モスクを眺めながら、ゆったりと心地良かったです ♪

マラケシュ旅行にて利用した旅行代理店・ツアー

個人手配

マラケシュでは、アラビア語がわからなくても比較的フランス語や英語が通じるのでガイドブック片手に時間にとらわれず、気楽に旅をするには良いでしょう。マラケシュでは、ユーロが使えるレストランなども多いので、モロッコ紙幣への両替は少額からでも良いでしょう。スーク(市場)などでの買い物では、見た目から外国人と目立ちやすいので値段を高くふっかけてくることが多いです。事前に調査しておくことをおすすめします。

マラケシュ旅行に必要な持ち物

モロッコは日差しが強いので、日焼け・日差し対策グッズ(日焼け止め・帽子・サングラス等)は必須です。ウエットティッシュ、虫よけスプレー、エコバック、歩きやすい靴(スニーカーなどがベスト)、胃腸薬、夏でもパーカーなど(朝晩の寒暖差が激しいため夜は肌寒いことも)。また、イスラム教の国なので、できるだけ肌の露出を避けた服装がベストです。

マラケシュ旅行での注意点

マラケシュ旅行での注意点
  1. 旧市街(メディナ)やスーク(市場)では道も狭く人込みなのでスリに注意!
  2. イスラム教の国なので、肌の露出は控えめの服装を心掛けて!
  3. 生野菜や果物は控えめに!ミネラルウォーターを常時して!

マラケシュの旧市街(メディナ)やスーク(市場)は道幅も狭く、人が多いのでスリに要注意!肌の露出を控えてあまり目立たない服装を心掛けてると良いでしょう。また、生野菜や果物はお腹の調子を崩しやすいので、控えめにするのがベストです。暑いので、常にミネラルウォーターを持参して、こまめに水分補給を忘れずに!

まとめ

主にマラケシュの旧市街や中心地をご紹介してきましたが、マラケシュにはまだまだ見どころがたくさんあります。イスラム圏の国らしい独特な雰囲気や建造物の装飾などは、見ごたえもあり、虜になる人も多いですよね。女性の心をくすぐる日本でもお馴染みのモロッコ雑貨もた~くさん ♪ 日本からは遠いモロッコですが、ぜひ時間を作って一度は訪れて見て欲しい場所の1つです。

 

N.mikako日本語通訳・ガイド 

投稿者の過去記事

ウズベキスタンのホラズム州トルクメニスタンとの国境沿いの村に住んでいるウズベク人と結婚し、現在中央アジアで最初に登録された世界遺産「イチャン・カラ」で日本語通訳・ガイドの仕事をしています。
「ヒヴァについて」「ウズベキスタンについて」「村の生活」などにご興味のある方はこちらからお気軽にご連絡ください。https://sehrlixiva.wordpress.com/

コメント

    • t&k
    • 2021年 9月 01日 1:33pm

    Good

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