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イタリアのチョコレートについて徹底解説します!
3度の飯よりチョコレートが大好きな私。特にヨーロッパのチョコレートが大好きで、毎日1個は欠かさず食べています。ここでは皆さまにヨーロッパ、中でもとりわけ大好きなイタリアのチョコレートについて、日本との違いをご紹介します♡
イタリアのチョコレートとは、いったいどのようなもの!?
- 基本的には原理主義!一般的な茶色のチョコレートが好まれます
- 年齢性別関係ナシ!いくつになってもイタリア人の大好物です
- お砂糖を摂取する為の、欠かせない食べ物でもあります
イタリア人にとってチョコレートは元気の源!元来イタリア料理は砂糖を使わず作る為、多くのイタリア人はデザートに登場するチョコレートやコーヒーに添えるお砂糖などから、甘み成分を体の中に補給します。ホワイトチョコやルビーチョコなども出回っていますが、基本的には一般的な茶色のチョコが好きな人が大多数。老いも若きも男性も女性も、みんなチョコレートが大好きです。
イタリアのチョコレートチェックポイント5選
イタリアのチョコレートはカカオ成分が濃い!
チョコレートはカカオ豆から採れる「カカオバター」という油を使って作られます。イタリアのチョコレートは、日本のチョコレートに比べてカカオバター成分が濃いものが多い!というのもEUの法律で、使用しなければならないカカオバターの量が厳格に定められているからです。難しい話はさておき、この「カカオバター」はチョコレートのコクや旨みを司る大切な成分!代用品を使わない分だけ、濃いチョコレートが出来上がります。
チョコレートはイタリアの朝ごはんのお供♪
イタリア人はほとんどの人が朝食に甘いものを食べます。中でもチョコレートは最も欠かせないアイテムの一つ。まるで日本人が朝ごはんにお醤油を使うように、パンに、ヨーグルトに、シリアルに、牛乳に…とにかくチョコレートをポンポン足して、エネルギ―チャージします。おかげで!?イタリアの食卓にはチョコレートスプレッドが欠かせない!写真でご紹介している、「ヌテラ」は、日本のスーパーでも見かけるので、気になる方はさっそく試してみてください。
フレーバーチョコレートはイタリアではレア商品
イタリア人はチョコレートに添加物が加わることをあまり良しとしません。ゆえにイチゴやバナナといった香料入りのチョコレートは、ふだんあまりスーパーでは見かけません。ホワイトチョコレートも脱脂粉乳等を利用する為、あまり食べる人がいないのが現状。写真は、チョコレートのイベント会場で見つけたリンゴのチョコレートですが、もし普段、街中のスーパーなどでフレーバーチョコを見かけたら、海外製であることが多いと思います。
イタリア人はチョコレートを使ったアートがお好き
さすがは芸術大国!イタリアではチョコレート使ってアート作品や彫刻作品を作るお店や職人さんがたくさん存在します。チョコレートショップのウインドウをのぞくと、四季折々の見事なチョコレート作品が並んでいることが多いので、イタリアに遊びに来た際は、是非チェックしてみてください。お祭りの時に行われる、実演会も人気コンテンツの一つ。イベントの開始時刻になると、たくさんの人たちがスマホ片手に動画撮影を始めます。
イタリア発「ジャンドゥイオット」は見逃せません
一般的な茶色のチョコレート以外なかなか浸透しないイタリアで、唯一多くの国民から支持を得たチョコレートが「ジャンドゥーヤチョコレート」です。これはカカオの代わりにヘーゼルナッツを使って作るチョコレート。1800年代にイタリアが戦争で苦境に立たされ、カカオの輸入が満足に出来なくなってしまった時に考案されたレシピで、いまではイタリア人のソウルフードとして好まれています。
イタリアのチョコレート見逃せないグルメ情報とは
マロッキーノ
チョコレートも大好きだけど、同じくらいエスプレッソコーヒーも大好きなイタリア人。その夢のコラボがマロッキーノ(Marocchino)です。お店によって作り方は少しずつ変わりますが、基本的にはチョコレートシロップ×エスプレッソコーヒー×フォームドミルクから作られ、上にココアパウダーが振りかけられます。あまりの美味しさに、マグカップで飲みたくなってしまうような一品!見かけたら是非試してみてください。
イタリアのチョコレートお役立ちグッズ
「ミニスパチュラ」
ミニスパチュラはイタリア式チョコレートライフを送る際に、何かとお役立ちな一品。例えばチョコレートスプレッドを使う時、バターナイフの代わりに使ったり、ホットチョコレートを作る時にかき混ぜたりするのに便利です。イタリア語でスパチュラは「スパトラ(Spatola)」。南イタリアなどでよく見かける、鮮やかな陶器製のものなどは、イタリア土産にも最適です。
イタリアのチョコレートで注意点するべき点とは
「季節によっては冷蔵庫に入れない方が正解」
チョコレートをもらうと、ついつい溶けないようにすぐに冷蔵庫に入れがち…ですが、カカオバターが程よく溶ける温度は20度前後なのだそう。ということで、イタリアで買ったチョコレートたちは、季節によっては冷蔵庫に無理に入れる必要はありません。それより大切なのがアルミホイルで日光を遮断すること!カカオバターは光に弱いので、しっかり暗いところで保管すると長く味わいを楽しめます。
まとめ
私はイタリア以外に、アメリカに住んだこともあり、その時は「アメリカのチョコレートが一番美味しい!」と思っていました。チョコレートはその土地土地の気候風土によっても味わいが変わってくるもの。また、その時々の好みもあるでしょう。是非、色々な国のチョコレートを食べ比べて、お気に入りを見つけてみてください!その中でイタリアのチョコレートも「美味しい!」と感じていただけたら嬉しいです♡
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