目次
マントン旅行体験記
大好きなレモンケーキを食べるたびに目にする「マントン産レモン」の文字。小さい頃からずっと恋い焦がれていた南フランスの街マントンは、想像の何百倍も魅力的な街でした。
マントン旅行について
- 世界的に有名なレモンの産地である点
- 有名な「マントンのレモン祭り」の開催地である点
- 街から溢れるシトラスのパワーで、元気いっぱいになれる点
南フランスの都市マントン。ここは世界的に美味しいレモンがとれる地域として有名で、特に「Fête du citron(フェット・デュ・シトロン/マントンのレモン祭り)」が開催される時期は、日本からもたくさんのツアーが組まれる程、多くの旅行客で賑わいます。キラキラと輝くコートダジュールの海に、ビタミンカラーのレモンはとってもよくお似合い。街ブラするだけでシトラスのエネルギーを全身で感じられる、そんな都市です。
マントン旅行のおすすめのスポット
Jardin d’agrumes du Palais Carnolès
「ジャルダン・ダァグリュム・ドゥ・パレ・カルノレス」は、パレ・カルノレス美術館の周りに広がる美しい庭園です。ここの魅力はなんといっても豊富な「柑橘類」。現在137種類ともいわれる柑橘類(agrumes/アグリュム)が育てられており、レモン、オレンジ…歩くたびにマントンらしい、ビタミンいっぱいの風景に出会うことができます。時折顔を覗かせる、色とりどりの可愛らしい彫刻たちも必見です。
Jardin Fontana Rosa
「ジャルダン・フォンタナ・ロッサ」は、マントン駅(Menton)を挟んでちょうど先述の庭園の反対側にあるお庭。この地で暮らしていたスペイン人作家のビセンテ・ブラスコ・イバニェス(Vicente Blasco Ibáñez)が、奥様と一緒につくりあげました。こちらもレモンの木が有名。加え、上の写真のようなカラフルなタイルが庭園のアクセントになっており、南仏情緒をさらに掻き立ててくれます。
Quai Napoléon III
レモンの風景もマントンらしくて素敵ですが、世界的リゾート地として名高い、コートダジュールの海の景色も見逃してはなりません。海岸沿いのプロムナード「Quai Napoléon III(ケ・ナポレオン・トワ/ナポレオン三世通り)」は、海を見ながらそぞろ歩き出来る贅沢な遊歩道。特に、街が動き出す前の時間帯は人も少ない為、のんびりと穏やかな海の景色を楽しむことができます。
マントンでのおすすめグルメ
Citron
マントンといったら「レモン」はハズせません!…といっても、なかなかレモンを丸かじり出来る人ばかりではありませんよね。そんな方は、是非お食事からレモンを取り入れてみてください。レモンケーキやジェラートなどの「ザ・レモン味」のメニューも良いですが、レモンを効かせたシーフードやフランスらしいガレットなども美味しかったです。レモンはフランス語で「Citron(シトロン)」だそう。是非お試しください。
マントンでのおすすめのショッピングスポット
Rue Saint-Michel周辺
「リュ・サン・ミッシェル(サン・ミッシェル通り)」は小さいながらも、カラフルなお店が右に左に連なる陽気なムード満点のエリア。そこまで観光客でごった返していない点も魅力でした。写真のように、マントンは街がぎゅっと中心部に集まっているので、徒歩で観光もショッピングも一気に楽しめる点が魅力。是非気になるお店があれば観光の合間にどんどん寄り道してみてください。
マントンにて宿泊したホテル
Hotel NH Nice
私たちはマントンから電車で40分ほどのところにある街、ニースを中心に南仏を巡った為、ホテルはニースにあるチェーン系ホテル「ホテル・エヌエイチ・二ース」に泊まりました。ニースの陸の玄関口「Gare de Nice-Ville(ガール・デュ・ニース・ヴィル)駅」から歩いて30分ほどかかりましたが、まわりにレストランやホテルが多い、賑わいのあるエリアだった為、夜でも安心して食事や散歩を楽しむことができました。
マントン旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
私たちは個人手配でイタリアのジェノヴァから電車でへフランスへ入り、南仏の都市を巡りました。マントンでは日本人に会いませんでしたが、宿泊先のニースなどでは日本人旅行者を見かけることも多く、現地の方も日本人の対応に慣れていました。マイペースでのんびりとしたバカンスを過ごしたい方は個人手配がオススメ。一方、交通手段などをイチイチ調べるのが億劫だったり、不安な面がある方は、ツアーで行くと良いと思います。
マントン旅行に必要な持ち物とは
「ランニングシューズ(ウォーキングシューズ)」
もし普段からランニングやウォーキングをする習慣がある方でしたら、1足履きなれた靴をスーツケースに忍ばせておくことをオススメします。マントンは朝夕を中心に、海岸沿いをランニング・ウォーキングしてる人が多く、すれ違いざまに挨拶し合う、とてもほのぼのとした雰囲気でした。よい旅の思い出にもなると思いますので、是非検討してみてください。
マントン旅行で気を付けることとは!?
- 交通手段やホテルは早めに確保しましょう!
- 南仏を周遊予定の方は「どこに泊まるか」が肝です。
- イベント時期は各種手配にご注意。
マントンは決して大きな街ではありません。特にレモン祭りや、隣国モナコで開催されるF1モナコ・グランプリなどの時期は、ホテルがあっという間にどこも満室となりますので、早めに手配(もしくは別の日程で再検討)しましょう。カンヌ、ニースなどの他の南仏の都市とセットで旅行予定の方は、「どこを起点に旅をするか」検討すると、旅がより、効率的で充実したものになると思います。
まとめ
ずっと気になっていた街、マントン。憧れの場所へ行けた時の感動は、想像以上に胸にグッとくるものがありました。また、恋い焦がれている風景に会いに行けたらなぁと思っています。なお、余談ですがマントンは現地フランスでは「モントン(Menton)」、目と鼻の先にあるイタリアでは「メントーネ(Mentone)」と呼ばれています。いずれも同じ場所、マントンのことを指しますので、混乱しないよう、頭の片隅に入れておいてください♪
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