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ブリュッセル旅行体験記
パリの次はオランダへ行く予定にしていましたが、ふと地図を見てみるとフランスとオランダの間にちっちゃな国が挟まれているのを発見。
というわけで、急遽パリ滞在を1日繰り上げてベルギーに行ってみることにしました。
久しぶりに優しい現地の方と出会うことができました。
ブリュッセル旅行について
- サクッと観光できる小さな小さな街
- 街並み、建物がとにかく美しく優雅
- おいしいチョコのお店が目白押し
ブリュッセルの中心地はとてもコンパクトです。その上、パリやバルセロナと比べると見どころもそんなに多くはないのでサクッと観光できます。名所はそんなに多くはないけれど、街並みがきれいで、静かで、ただの路地を歩いているだけなのに本当に優雅な気分になります。
また、ベルギーと言えばチョコ。おいしいチョコ屋さんがあちこちにあるのでチョコ三昧になってしまいます。
ブリュッセル旅行のおすすめのスポット
世界一美しいと言われる広場、グランプラス
市庁舎や王の家と呼ばれる博物館といった、中世の時代に建てられたただただ美しい建物に四方を囲まれた広場がグランプラスです。どの方角を見ても、精密で細かい装飾の建物が美しくその空間だけは違う時代のようです。市庁舎や王の家は内部を見学することができるし、ツーリストインフォメーションもあるので観光客でにぎわっていました。
白くて大きいサンミッシェル大聖堂
ゴシック建築の大きい大聖堂です。あまり観光客も多くなく、静かでじっくりと見学できました。数百年かけてようやく完成したこの大聖堂の内部は、柱の1本1本に彫刻が施されていています。
こちらの大聖堂にはギフトショップが併設されていてキリスト教のグッズがたくさん売られています。宗教の商品ではあるけれど、カラフルでかわいらしく、ちょっとした十字架をモチーフにしたアクセサリー(失礼でなければいいのですが)としても使えそうなものがたくさんありました。
思っていた以上に小さな小便小僧
第一印象は「ちっさ!!!!!」
なんなら日本にいる小便小僧の方がよっぽど大きく立派です。ブロンズの小さくかわいらしい小僧は白いシャツと青い花柄の服を着ていました。どうやら季節に合わせて衣装が変わるらしいです。
ちょうど宿泊していたユースホステルからグランプラスに行く途中にあり、近くにはベルギー名物のワッフル屋さんやおみやげ屋さんが並んでいて観光客でにぎわっていました。
ブリュッセルでのおすすめグルメ
初夏限定、新鮮な塩漬けニシン
ちょうど、ニシンの稚魚を軽く塩漬けしたものが出回る時期でした。塩漬けと言ってもほとんど生に思えるほどフレッシュな生ニシンを玉ねぎのみじん切りと一緒に食べるのですが、とってもおいしくて何匹でもたべられそうです。
街を歩いているときに声を掛けてくださったベルギー人のおじさまが、とっておきの今しか食べられないものがあると、行きつけのシーフードレストランに連れて行ってごちそうしてくださいました。この人に出会わなければ、このおいしいニシンを食べずにベルギーを後にしたに違いありません。
ブリュッセルでのおすすめのショッピングスポット
あちこちおいしそうなチョコレート屋さんばかり
街自体があまり大きくなく、観光客向けのお店はグランプラス周辺に固まっている印象でした。中でも、やはりおいしいチョコレートで有名なベルギー、おいしそうなチョコレート屋さんがあちこちにあります。日本でも有名な名前のお店から聞いたこともないお店まで本当にいろいろあります。
ちなみに、ニシンをごちそうしてくださったおじさまにおススメのブランドを聞いたところ、観光客向けのお店のチョコはあまりクオリティが良くないから気を付けてとおっしゃっていました。
ブリュッセルにて宿泊したホテル
Bruegel
今回はユースホステルに初挑戦してみました。といっても、ゲストハウスと何ら変わりはありません。とてもきれいで、とても広い共有スペースは本もたくさん置いてあって自由に過ごすことができます。スタッフも親切で大満足な宿でした。
観光客が少ないせいか滞在客も少なくほんの数人見かける程度でした。
ブリュッセル旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
パリから電車で移動しました。パリからブリュッセルまでは(おそらく)特急でおよそ1時間半で到着します。あっという間です。バルセロナから電車移動が続きますが、電車で国を超えるのは本当に不思議な感覚です。しかも、入国審査すら必要が無い。そのせいかあまり国をまたいだ感覚がありませんでした。さらに、個人的にはパスポートにスタンプが押されないのでちょっと物足りません。
ブリュッセル旅行に必要な持ち物
1泊2日でも十分にあちこち見て回れるくらい小さな小さな街ですので靴の心配もなんにもいりません。ただ、少しだけ治安に不安があるのでバッグはきちんとふたやジッパーで閉められるものを選んだ方がいいかもしれません。旅の途中で出会った日本人の方はブリュッセルの地下鉄でポケットに手を入れられ財布を盗まれそうになったそうです。
ブリュッセル旅行での注意点
- 南駅のあたりはちょっとだけ治安に不安がありそうです。
- 地下鉄もひっそりとしていてあまり居心地がよくありません。
- 意外と物価が高くてびっくりします。
電車が到着した南駅周辺は正直あまり雰囲気がよくありません。決して危険ではないですし、昼間は1人で歩いていても全く問題ありませんが到着早々は少し怖くてすぐにタクシーを拾ってしまいました。どうやらイスラム人街のようで看板の文字や歩いている人たちが中東の方ばかりでした。(この頃はまだ中東の雰囲気に慣れていなくてこんな風に思ってしまい反省しています)
また、地下鉄もパリ同様少し薄暗く、ちょっとだけ警戒してしまいます。
まとめ
最初は予定に入れていなかったブリュッセルですが、結果的に訪れて本当に良かったと思いました。さほど観光客が多くないのでゆったりと観光できます。また、EU本部や王宮などもあるのですこし硬い雰囲気と、中世の美しい建物が同居する素敵な街を堪能しました。
ニシンのおじさまが半日街を案内してくださったおかげで1泊2日の短い時間でしたが充実した時間を過ごすことができてよかったです。
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