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ハバナ旅行体験記
レトロかわいい街並みとクラシックカーという構図のイラストを見たことがある人は多いのではないでしょうか?それ、現実にあるんです。クラシックカーが好きな筆者は、「どうしてもクラシックカーの生きている風景が見たい!」と長年夢見ていたキューバに一人旅をしてきました。
ハバナ旅行について
- 今もまだ現役!たくさんのクラシックカー
- スペイン植民地時代のレトロかわいい街並み
- 陽気で穏やかな人々
南米、カリブ海に浮かぶ島国、キューバ。その旧市街、ハバナは、スペイン植民地時代の雰囲気を残した街並みと、今もまだクラシックカーが走るレトロかわいい街です。『南米の社会主義国』だからか治安が悪いというイメージが強いようですが、実は周辺の国と比べるととても治安のいい国。かわいい街並みと、陽気な人々に囲まれて最高の休暇を過ごしました。
キューバ旅行のおすすめのスポット
ハバナ旧市街、Old Havana
キューバといえばここ!絶対に欠かせないのが旧市街です。有名な革命家、チェ・ゲバラの似顔絵の革命広場がある新市街もありますが、私はそちらには行かず旧市街に行きました。旧市街の魅力といえば、その街並み!スペイン植民地時代の雰囲気の残る大聖堂やカラフルな家が立ち並ぶ街並み、そして今も現役で走るたくさんのカラフルなクラシックカー。空が青いということ以外、日本と同じものは無いと言っても良いほどの異世界でした。街をブラブラしたり、ショッピングをしたり、クラシックカーの観光タクシーに乗ってみるのも良いかもしれないですね。
ハバナ発日帰り現地ツアーで行く、世界遺産ビニャーレス渓谷
ビニャーレス渓谷とは、キューバ西武にあるカルスト地形の窪地です。ここへ行くには現地ツアーがおすすめ!HIS経由で申し込むことができました。ハバナの紹介でも言いましたが、、、これまた本当に異世界で(笑)絶景です。このツアーでは、他にも葉巻農園の見学をしたり、途中の街に寄ったり、小舟に乗って進む洞窟ツアーに参加したり、現地料理のランチがついていたりとキューバを存分に楽しめるツアーとなっていました。道中の景色からずっと圧倒されまくりの1日を過ごすことができます。
隠れたカリブ海リゾート、バラデロ
キューバのリゾート地、バラデロ。日本ではあまり有名ではありませんが欧米圏からはバカンスで来る人も多いのだとか。アジア人はほぼいませんでした。ここではオールインクルーシブという宿泊料に全て含まれているタイプのホテルが一般的で、ホテルのプライベートビーチもあり手ぶらで一日好きに過ごすことができます。そしてなんと1泊約1万円で4つ星ホテルに泊まれるコスパの良さ!日本の星とは少し基準が違う気もしますが、十分広くて綺麗なお部屋でした。青い海を眺めながらお酒を飲んでぼーっとして、お腹が空いたらレストランへ行き、また海でぼーっとする。至福の時間があなたを待っています。
ハバナでのおすすめグルメ
カリビアンミュージックを聴きながら過ごせる、La Vitrola
ミュージシャンの生演奏つき!通りのテラスと繋がった開放的な店内で、キューバ名物のキューバサンドとモヒートを頼み、陽気なカリビアンミュージックを聴きながら食べる、最高の時間を過ごすことができます。店員さんもとても良い人たちで気持ちの良い接客を受けることができました。ちなみに筆者は酒の弱い酒好き。キューバ人はべらぼうにお酒に強いので、モヒートをアルコール弱めでお願いしたところ、快く受けてくださいました。食べきれなかった分の持ち帰りも対応してもらえましたよ◎
ハバナでのおすすめのショッピングスポット
サン・ホセ民芸品市場
サン・ホセ民芸品市場は、ハバナ湾に面しているかつての埠頭の倉庫を改装した民芸品市場です。ここにはキーホルダーやアクセサリーのような小物雑貨や、Tシャツといったお土産に最適なものをはじめ、絵画や楽器など様々なものが売っています。リーズナブルで持ち帰りやすい小さなものが多いので、市場内をぐるぐる歩いて、お友達や家族、そして自分へのキューバ土産をたくさん買いましょう!キューバはサンゴが有名なようで、サンゴを使ったアクセサリーも色んなお店で売っていました。
ハバナにて宿泊したホテル
政府公認の民泊、カサ
キューバには普通のホテルもありますが、政府公認マークのついた民泊が人気です。ホテルよりも安く、また政府公認なので安心。現地の生活に近い滞在ができます。私が宿泊したのは旧市街にある英語が話せる方の家で、シャワートイレ付きの鍵付き1部屋を貸してもらう、というものでした。食事は別でしたが、家やプランによっては食事を出してくれるところもあると思います。一番の思い出は、夜帰宅後にリビングで家のご主人とそのお友達数人と一緒にラム酒を飲んで談笑したこと!ホテルでは絶対にできない体験です。キューバに行く際はぜひカサを利用してみてください。
ハバナ旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
キューバには日本からの直行便がありません。アメリカまたはメキシコ経由でトランジットをしていく必要があります。所要時間はトランジット含めると片道丸1日!筆者はこれが初の海外完全一人旅とトランジットであり、加えてスペイン語圏ということもあって初めはツアーを検討しました。が、ツアーの往復航空券+宿代で、個人手配の往復航空券+宿+現地ツアー+リゾート宿泊交通費と同等くらいだったので個人手配にすることに。不安は少しありましたが、しっかりと旅程を確認してバウチャー類も全て印刷して行ったので何も困ることはありませんでした◎
ハバナ旅行に必要な持ち物
キューバはスペイン語圏です。加えて長くアメリカと国交断絶状態だったこともあり、あまり英語が使えないと言われています。スペイン語の旅行英会話本は持っていきましょう。そして、キューバの食事はあまり日本人の口には合いません、、、。コンビニやスーパーみたいなものもほぼないと考えて良いです。日本から簡単な食料を持っていくと良いでしょう。これはかなり役に立ちました。そして忘れて困ったのがシャンプー!前述した通り買い出しをする場所がほぼないので、迷った挙句置いてあった固形石鹸で洗ったら驚くほど髪がキシキシになりました(笑)
ハバナ旅行での注意点
- 宿での虫に注意!
- 暗い道は歩かない、スリなどの軽犯罪に注意!
- 自由にネットが使えない!Wi-Fiカードを買うのを忘れずに。
キューバの家は窓やドアが完全に閉まらないところもあります。幸い一度も見かけませんでしたが、虫は入り放題です(笑)寝ている間に虫に刺されるのもあるそうなので、長袖長ズボン+虫除けで寝ましょう。また、アジア人はかなり目立つので、いくら治安がいいとはいえ警戒心は忘れずに。キューバ滞在で一番特殊なのは、ネット環境!キューバでは決まったスポットで事前に購入したWi-Fiカードを使い、決められた時間だけネットが使えます。事前にWi-Fiカードの購入とWi-Fiスポットの確認は忘れないようにしましょう。
まとめ
何もかもが異世界のキューバ。アジア人がほとんどいないのはもちろん、衛生環境が少し悪かったり、ネット環境や生活物資的な部分で不便なところもいろいろあります。でもなぜか心の落ち着く、必ずまた訪れたいと思う素敵な場所でした。陽気で穏やかな人々、ゆっくり流れる時間、雄大な自然。都市部での忙しない時間の流れと人間関係に疲れた人にはもしかしたら天国かもしれません。そういう人も、そうでない人も、一度携帯を手放し身軽になって、その土地と人を楽しむということをしに行ってみてはいかがでしょうか。
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