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アレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭へ行ってきました!
ロミオとジュリエットの舞台となった街としても有名な、北イタリアの都市ヴェローナ。この街のシンボル、アレーナ・ディ・ヴェローナで、念願の野外オペラ鑑賞をしました!その様子をご紹介します。
アレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭とは!?
- 古代ローマ時代に出来た円形競技場でお芝居が観られる点
- オペラ発祥の地イタリアで、オペラ鑑賞できる点
- 夏の夜風に吹かれながら屋外でオペラ鑑賞できる点
アレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭は、正式名称を「Arena di Verona Opera Festival」と言います。ヴェローナにある古代ローマ時代につくられた円形競技場(アレーナ・ディ・ヴェローナ)で、オペラ鑑賞をするというなんとも贅沢な本イベント。夏の夜風に吹かれながら、古代ローマ人たちと同じスタイルでイベントに参加出来るなんて、なんとも不思議です!オペラを観にやって来るスターたちの艶姿も必見ですよ♪”
アレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭で是非チェックしてほしいコト5選
アレーナ・ディ・ヴェローナ(Arena di Verona)
アレーナ・ディ・ヴェローナは、一世紀(日本の弥生時代!)につくられた円形競技場。しかし、それを聞いてもなお、信じられないくらい、立派な佇まいが印象的でした。オペラを観なくとも、中を見学だけすることも出来ます。オペラチケットをお持ちの方も、出来たら昼間に1度見学に来るのがオススメ。10ユーロかかってしまいますが、座席を確認しつつ、夜と昼のアレーナの雰囲気の違いを感じたり、設営中のセットを見たり。一番上に上がって振り返れば、高台からの絶景も一望出来ます。
音楽祭シーズンで盛り上がるヴェローナ市内
アレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭は、ヴェローナの大切な観光産業。イベントが行われる6月から9月は、市内もお祭りムードが一気に高まります。街中にオペラにまつわるモニュメントが出現したり、舞台装置や大道具などが飾られるので、それらを観るだけでもわくわくが止まらないことでしょう。観劇の予定が無い方も、思わずチケット売り場に走ってしまうかも!?チケット売り場では当日券が出ている場合もあるので、気になる方は立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
アレーナ・ディ・ヴェローナから見る日の入りの景色
6月から9月にかけてのイタリアの日の入りは21時頃。アレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭のプログラムは、どれもちょうど21時頃の、日の入りに合わせてスタートするため、観劇中に、沈みゆく夕日を見ることが出来ます。明るく光る舞台に熱中し過ぎてしまうと思わず日の入りを見逃してしまいそうになりますが、ゆっくりと暗くなっていく空の様子も、野外オペラの醍醐味のひとつです。是非あわせてご堪能ください。
迫力満点!野外オペラならではの舞台
アレーナ・ディ・ヴェローナは保存状態が良いことで有名ですが、それに加え、音響が良いことでも知られています。オペラ鑑賞時は是非心地よく響く歌声や音楽にもご注目下さい。そして、野外オペラならではの、ド迫力のスケール感も必見!私たちはアイーダを鑑賞したのですが、屋根がない為、舞台にセットされたオベリスクや銅像がとにかく大きい!また、馬や象などの動物もたくさん登場し、フィナーレには大きな花火が夜空を彩りました!(注:上映中は撮影禁止のため、劇中に使用される銅像の写真を掲載しています)
夜になるほど美しさ極まる、客席の風景
野外オペラでは、舞台だけでなく客席にも見どころが詰まっています。(上映中は撮影禁止ですが)暗闇の中、スマホライトやカメラのシャッターがゆらゆら光る様はとても幻想的。また、ゲストで有名人がお芝居を観に来ることもあり、この日も会場ではVIP席を指さしながら「誰かなぁ?」なんて隣同士、盛り上がっていました。(ちなみにイタリアのモデルさんだったそう…残念ながら、私の知らない方でした。)
アレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭のとっておきグルメ
Gelateria Zeno Gelato e Cioccolato
野外オペラの季節は、ジェラートが最高に美味しい季節!私たちは、なんとこの日1日で3回もジェラートを食べてしまいました。全て、ホテルの人に教えてもらった人気店だったのですが…ジェラテリア・ゼノ・ジェラート・エ・チョッコラートが最高に美味しかった!アレーナからは20分ほど歩く必要があるのですが、味の種類も豊富で、ボリュームもたっぷり!食べ終わった瞬間から、また食べたくなる美味しさでした。
アレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭にあったら便利なものとは
「お尻に敷いてもオッケーの上着」
イタリアは湿度が低い為、夏でも日が落ちると結構ひんやりしてきます。イタリア人たちは私たちより体温が高いので、ノースリーブで観劇を楽しんでいましたが、私は正直、結構寒かった…。薄手のカーディガンやパーカーなどがあれば持っていくとよいでしょう。その際、お尻に敷いてもオッケーのものだとさらにグッド。アレーナは自由席の座席は石。それ以外も結構固いので、1時間ほどすると結構お尻がしんどくなります。特に女性の皆さんはご用事ください!
アレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭での注意点!
「出入り口の場所にご注意」
アレーナ・ディ・ヴェローナは、日本のスタジアムのように、そこかしこに出入口を設置していません。一見360度どこからでも入れそうなのですが、防犯上の観点からブラ広場(Piazza Bra)のあたりにゲートをまとめています。と言うことで、競技場をぐるりと一周近くさまようことのないよう、チケットに記載されているゲート番号と、会場図を見比べてから、現地に向かいましょう。
まとめ
アレーナ・ディ・ヴェローナ音楽祭のチケットは、5000円弱のものから用意されています。私たちは1万円ほどの席で観ましたが、充分過ぎるくらい、間近でしっかりと楽しむことが出来ました。(ちなみにこれ以上、上のクラスの席になると、ドレッシーな装いで行くことが望ましいとされています。)チケットはインターネットから事前にEチケットを買うことが出来ます。ご興味がある方は早速チェックしてみてください。
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