目次
福山旅行体験記
瀬戸内海の島が大好きで、今回は尾道からしまなみ海道を渡ることに。尾道から電車で約20分のところにある福山駅からは「鞆の浦」という趣のある港町や「倉敷」にも行けるので、福山を拠点に尾道~鞆の浦~倉敷を巡るノスタルジックな旅に行ってきました。
福山旅行について
- 瀬戸内海の青い海が美しい!四国へと繋がるしまなみ海道
- 江戸時代の風情が残る港町「鞆の浦」で出会った絶品鯛飯
- 白壁や倉敷川沿いの柳並木が美しい倉敷さんぽ
広島県の尾道市と愛媛県今治市を繋ぐ「しまなみ海道」。しまなみ海道は車だけではなく自転車でも通行可能で、美しい海や島の風景を眺めながらサイクリングを楽しめます。尾道から福山に移動して一泊。翌日、バスで向かったのは「鞆の浦(とものうら)」という江戸情緒を残す港町です。鞆の浦は「鯛」が有名なので絶品の鯛料理は外せません。福山駅に戻ると電車で倉敷へ。昔ながらの景観が守られた知る人ぞ知る倉敷美観地区は食べ歩きをしながらのお散歩にピッタリです。
福山旅行のおすすめのスポット
「尾道」からレンタサイクルで渡る「しまなみ海道」
まずは尾道駅周辺のレンタサイクル屋さんで自転車を借りるのですが、ここでは是非電動自転車を。尾道から隣の向島まで自転車と一緒に5分ほど船に乗り、向島からサイクリングをスタートします。レンタサイクル屋さん曰く「道はほぼ平坦」とのことで、四国まで爆走するつもりが思ったよりもハードで、向島とその隣の因島の途中で引き返すという情けない結果に‥。ただ、瀬戸内海の穏やかで綺麗な海を見ながらのサイクリングは最高に気持ちよく、目に焼き付けておきたい景色がたくさんありました。
情緒あふれる景観で日本でもっとも美しい港町と言われる「鞆の浦」
鞆の浦へは福山駅からバスで約30分ほどでアクセスできるのですが、そこは日本にまだこんな風景が‥と思える情緒あふれる港町。唯一無二な雰囲気からか誰もが知っているような数々の映画やドラマのロケ地としても使われています。宮崎駿監督もこの地に長期滞在したことがあり、崖の上のポニョの舞台にもなっているんだそう。江戸時代に港町として栄えた名残りの常夜燈や寺社、町家などが今も大切に残されており、歩いていると過去にタイムスリップしたような感覚になる、そんな素敵な場所でした。
歴史ロマンあふれるノスタルジックな街並み「倉敷美観地区」
江戸時代に商人の町として栄えた倉敷。倉敷といえば知る人ぞ知る観光スポットが「倉敷美観地区」です。美観地区には白壁のお屋敷や柳並木など古き良き情緒が今も残り、倉敷川では観光川舟「くらしき川舟流し」が運航されていて、その様子は見ているだけでもノスタルジックな雰囲気を味わうことができます。観光地として栄えているだけあって、飲食店や食べ歩きできるスポットも周辺に点在しているので散策に疲れたら一休みを。
福山でのおすすめグルメ
毎朝仕入れる新鮮な鯛を使った料理が美味な「鯛亭」
今でも伝統の鯛網漁がおこなわれる鯛で有名な鞆の浦。海沿いという絶好の立地にに佇む「鯛亭」は、その道50年のベテラン料理長が腕をふるう鯛料理が名物のお店です。ランチでは、名物の鯛飯のほか、鯛のお造りの定食や鯛茶漬けなどさまざまなメニューがありますが、オススメは鯛飯と鯛のお造りなどがセットになった鯛飯DX(デラックス)。こじんまりとしたお店ですぐに満席になってしまうので、並ぶ覚悟で行くことをオススメします。
福山でのおすすめのショッピングスポット
JR尾道駅駅舎に併設されている「おみやげ街道尾道」
2019年3月に尾道駅はリニューアルされ近代的な建物へと生まれ変わりました。その後テナントの入れ替えなどもあり、2021年4月にオープンした「おみやげ街道尾道」では、尾道のお土産だけでなく広島のお土産なども揃います。オススメはやはりレモンで有名な瀬戸内ならではのレモンを使ったお土産。併設されている「島ごころSETODA」ではレモンを丸々1個を絞った「まるごとレモンスカッシュ」もいただけます。
福山にて宿泊したホテル
ベッセルイン福山駅北口
福山駅の目の前の「ベッセルイン福山駅北口」に宿泊しました。こちらのホテルは福山城跡のすぐ隣に位置しており、宿泊した部屋の窓からは城跡を一望することができました。お部屋もとても綺麗で空気清浄機も完備。フロントではメイク落としやヘアパック、化粧水などのアメニティの取り放題サービスもあり便利です。ジュースやコーヒーなどから選べるウェルカムドリンクのサービスもありました。
福山旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
この旅行では、尾道~鞆の浦~倉敷を巡る予定だったので、新幹線も止まりどこへ行くににもアクセスの良い福山駅を拠点に選びました。東京駅~福山駅までは新幹線で約3時間30分。荷物を持っての移動は最小限に抑えたかったので、福山駅ではとにかく駅から近い徒歩1分のホテルを選択。福山駅からは山陽本線で尾道までが約19分、倉敷までは約40分で行くことができます。
福山旅行に必要な持ち物
私は9月に行きましたが、しまなみ海道を自転車で渡る場合は日差しが強いので日焼け止めは欠かせません。(何度か塗りなおした方が良いです)坂道も多くアップダウンが激しいところもあるので、動きやすい服装をオススメします。島ではコンビニなどがすぐに見つからないこともあるので、飲み物は必須で軽食なども準備しておくと良いでしょう。倉敷で食べ歩きをする場合は、ウェットティッシュやごみ袋などがあるとより便利です。
福山旅行での注意点
- 自転車でしまなみ海道を渡る時は電動自転車を!
- しまなみ海道の島には開店している飲食店が少ない
- 鞆の浦で鯛飯を食べる場合は開店に並ぶのがオススメ
しまなみ海道にはアップダウンの激しい道があるので、電動自転車を選んだ方が良いですが、電動自転車は人気があるので事前の予約がオススメです。島の飲食店は営業しているところが少なかったので、事前に電話で営業しているか確認を忘れずに。鞆の浦の鯛亭さんの鯛飯は無くなり次第終了なので食べたい方は開店前に並んだ方確実です。
まとめ
「尾道」「鞆の浦」「倉敷」。この3つの町には、いずれも昔ながらの情緒ある町並みが残っていてノスタルジックな雰囲気がありますが、どこも決して同じ雰囲気ではなく、それぞれの町に独特の文化が息づいていました。それぞれの町を訪れるたびに違う時代にタイムスリップしたような感覚を味わえるノスタルジックな旅で非日常を体験してみてはいかがでしょうか?
この記事へのコメントはありません。