目次
パムッカレ旅行体験記
トルコで次に訪れたのは、真っ白な段々の石灰棚で有名なパムッカレです。
今回の旅の目的地の一つ、パムッカレは茶色い景色の中にポツンと一角だけ白い世界が広がっている不思議な場所でした。
実はパムッカレの裏手には古代遺跡があり、ビザンツやローマの遺跡を堪能することもできるのです。
パムッカレ旅行について
- 古代遺跡と石灰棚を一度に楽しめます。
- ツアーを利用すればポイントを押さえた観光ができます。
- 遺跡がゴロゴロしている温泉にも入れます。
よくテレビでも目にする真っ白な石灰棚と、逆にあまり知られていないその裏手にある古代遺跡を一度に堪能できる素晴らしい場所です。広い遺跡をただひたすら歩くのでツアーを上手に活用すれば効率的に説明を聞きながら遺跡と石灰棚をどちらも楽しく観光できます。
普段は自分のペースで観光するのが好きですが、大きな遺跡の場合はツアーでガイドさんがいたほうがポイントの説明もしてくれるし、参加しているいろんな国の人たちと友達になれるのでおススメです。
パムッカレ旅行のおすすめのスポット
白いだけではなく茶色い温泉街、カラハユット
ツアーでまず向かったのはカラハユット。ガイドさん曰く「茶色い温泉」とのこと。パムッカレの近くにある温泉街だそうで、こちらにも小さな石灰棚はありますが、確かに茶色でした。
今回はツアーなので長くは滞在できませんでしたが、個人で訪れたらこの温泉街でゆったりと過ごすのもいいなーなんて考えていたらガイドさんに「日本人だから温泉はいりたいんじゃないの?」って言われてしまいました。日本人の温泉好きは結構知られているようです。
広い広い古代遺跡、ヒエラポリス
次にバスで向かった先は古代遺跡のヒエラポリスです。ここから遺跡を歩いて石灰棚に向かって行くとのこと。ゲートからガイドさんの説明を聞きながら長い道を歩きます。共同墓地の小さな小屋のような石室を覗いてみたり、ローマ遺跡らしい門を潜り抜けたり、柱を見ながら歩いていきます。そして最後に到着した場所は大きな円形劇場でした。
いつも思うのですが、イスラムの国、トルコなのにローマやビザンツの遺跡を目の前にするとどこの国に来たのか一瞬わからなくなるような不思議な感じがするのです。
キレイという言葉しか出てこない石灰棚
ヒエラポリスを抜けるとそこは丘の上で、急に観光客が増えます。水着を着て池のようなところ(実は遺跡が沈んでいる温泉でした。)に入っている人たちを眺めながら進んでいると真っ白い世界が見えてきます。丘の斜面に段々になっている石灰棚は、温泉水が流れ込んでいてキラキラとしていました。靴を脱いでお湯に浸かるとほんのり暖かくて気持ち良いです。ただ、色と質感からやわらかそうなイメージなのに、石灰のかたまりはかたくてごつごつとしていて裸足で歩くと痛かったです。
丘の上にはテラスのカフェもあるので上から景色を眺めたり、石灰棚を歩いて散策したり、自由時間をのんびりと過ごすことができました。
パムッカレでのおすすめグルメ
ツアーに組み込まれたランチ
ツアーの途中で立ち寄ったレストランでランチをいただきました。
ツアーなので正直味などは全く期待していなかったのですがもともとトルコ料理がとてもおいしいのか、ビュッフェ形式でどれもとてもおいしかったです。
ピラフの原型と言われているピラウや、煮込み料理、チーズやオリーブ、ヨーグルトなどどれを食べてもとてもおいしく、ツアーのメンバーもみんな何度もおかわりをしていました。
パムッカレでのおすすめのショッピングスポット
麓の街にぽつぽつとあるおみやげ屋さん
ツアーも終わり、ホテルに向かう前にしばらく時間があったため、ツアーで友だちになった2人と麓の街を歩いていると、カフェやおみやげ屋さんがいくつかありました。ここでは定番のトルコみやげが売っています。
ツアーで仲良くなった2人と店をのぞいたりカフェに入ったりとのんびり時間を過ごしていました。
パムッカレにて宿泊したホテル
エーゲ海のリゾートホテル
パムッカレからツアーバスで移動した先はエーゲ海のリゾート地、クシャダスにある素敵なリゾートホテルでした。と言っても、夜に到着して翌朝すぐに次のツアーに参加するのでリゾートを楽しむ時間はありません。普段の旅行じゃ絶対に泊まらないようなちょっとだけ豪華なホテルを満喫しました。ツアーのお昼ご飯でおなかがいっぱいだったため、夕ご飯は近くのお店で軽く済ませましたが、翌朝は海を一望できるテラス席でゆったりと朝食をいただくことができ、少しだけリゾート気分を味わいました。
パムッカレ旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
トルコの旅行会社でツアー申込
日本発着の飛行機やイスタンブールのホテルは自分で手配して気ままに歩きますが、短い日程で離れた観光地を効率よく回るにはやはりツアーが一番です。今回はトルコでツアー会社を営んでいる日本人のサイトにたどり着き、日本からではなくイスタンブール発着でのツアーを申し込みました。1人旅なのでどうしても割高にはなりますが、行きたい場所を伝えるとうまくアレンジしてくれます。
私は今回の旅で訪れたい場所が2ヶ所あり、パムッカレは団体ツアーに、もう1つは個人ツアーの形で組んでいただきました。
パムッカレ旅行に必要な持ち物
歩きやすい靴、帽子、日焼け止め等日焼け対策は必須です。
とにかく歩きます。遺跡を見ながらかなり長い距離を歩きます。その先に到着するパムッカレは白い世界なので太陽の反射がすごいです。日焼け対策はしっかりとし、帽子は持っていきましょう。パムッカレの石灰棚のお湯に入る場合は濡れた足をふくタオルもあると便利です。
また、パムッカレには大きな屋外温泉施設(上で触れた遺跡の沈む温泉のこと)もありますので入りたい方は水着やバスタオルもあった方が良いでしょう。
パムッカレ旅行での注意点
- 立地的に自力で行くのはちょっと大変です。
- どちらかというと日帰りで十分なので他の目的地を決めましょう。
- ずっと屋外なので日焼けには特に注意が必要です。
パムッカレは、観光地ですので基本的に治安は全く問題ありません。
治安以外での注意点を揚げると、空港からも遠いため自力で行くにはとても不便です。最寄りの空港からのツアーや、パムッカレまでの送迎などに申し込んで行く方がスムーズです。また、ほかに観光するような場所がほとんどないため、日帰りで十分です。近郊の観光地などとセットで訪れるようにすると効率が良いでしょう。
まとめ
絶対に行きたいと思っていたパムッカレは予想を裏切ることのないキレイな場所でした。古代遺跡と石灰棚といった全く違うものを一度に味わえ、かなり満足な一日となりました。
日帰りでも堪能できますが、もしもまたゆっくり訪れることができるのならカラハユットでゆったりと温泉を堪能してみたいです。
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