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豊見城旅行体験記
学生時代の仲良しグループが沖縄に来るということで、沖縄在住の私も旅行に同行させてもらいました。普段は素通りしてしまいそうな空港近くの豊見城エリアですが、ゆっくり観光してみれば魅力ある場所がたくさん!実際に友達を案内し、喜んでもらったスポットを紹介します。
豊見城旅行について
- 空港からすぐ近く!沖縄旅行初日や最終日でもゆっくり遊べる。
- 海の見える広い公園で、リゾート気分を味わえる。
- 豊見城は「マンゴーの里」!本場の味を味わえる。
豊見城市は那覇空港のある那覇市のすぐ南で、空港からも車で15分程とアクセスは抜群!那覇空港が那覇市の南に位置するので、実は国際通りなどの那覇の中心地に出るのと移動時間は変わらないのです。それでいて綺麗なビーチや商業施設もあり、十分にリゾート気分を味わえます。飛行機の時間に制限される旅行初日や最終日に訪れるにはおすすめのエリアです。
また、豊見城は南国フルーツの代表格、マンゴーの生産が盛んで、「マンゴーの里」とも称されています。豊見城を訪れた際は、本場の甘いマンゴーをぜひ味わっていただきたいです。
豊見城旅行のおすすめのスポット
空港すぐ近くのリゾート♪豊崎美らSUN(ちゅらさん)ビーチ
空港からすぐ近くでありながら、リゾート気分を思いっきり感じることができるビーチです。青い海、白い砂浜、緑の芝生コントラストが本当に美しく、これぞ沖縄!と感じさせてくれる風景です。晴れていればビーチから慶良間諸島を望むことができ、夕方には水平線に沈む夕日を見ることもできます。潮風を感じながらゆったりと海辺で過ごしたり、充実したウォーターアクティビティで思いっきり海水浴を満喫したり、海を見ながら手ぶらでOKのバーベキューを楽しんだり、お好みの過ごし方をすることができます。
飛行機が間近で見られる!豊崎海浜公園
豊崎美らSUNビーチに隣接する、豊崎海浜公園。広大な芝生の広場や、海沿いの遊歩道があり、地元の人々もよく訪れる公園です。この公園は那覇空港にも近いため、離着陸する飛行機を間近で見られるのです。大きなエンジン音を響かせながら頭上を飛ぶ飛行機は迫力満点!中でも、自衛隊那覇基地のF15戦闘機が飛行した時は、その迫力あるエンジン音とアクロバットのような飛行に驚かされます。日本でも民間機と自衛隊機が共用している空港は少ないので、一度に両方の機体を見られるのはなかなか貴重です。
白亜のリゾート 瀬長島ウミカジテラス
車で渡れる離島、瀬長島にある商業施設です。真っ白に統一された外観のお店が立ち並ぶ様子は、まるでヨーロッパのリゾート地に来たかのように感じさせてくれます。海を望むテラス席があるレストランやスイーツのお店、沖縄をモチーフにしたクラフトショップなど、お洒落なお店がたくさん!どの風景もSNS映えすること間違いなしです。
ウミカジテラスすぐ近くの海岸には「子宝岩」と言われるパワースポットがあります。上下2つの穴があり、穴に向かって小石を投げ、上に入れば男の子を、下は女の子を授かるとの言い伝えがあるそうです。
豊見城でのおすすめグルメ
海を見ながらイタリアンを堪能「POSILLIPO」
瀬長島ウミカジテラスの高台の頂上にある、本格南イタリアンのレストラン「POSILLIPO」。店内の大きな窓からはどの席からでも美しい海が見渡せますが、私のおすすめはなんと言ってもテラス席。エメラルドグリーンの海が一面に広がるその風景は息を呑む美しさです。
料理は、シンプルな味付けながらも、どれも素材そのものの味を十分に楽しむことがでます。特に魚介を使った料理は、素材の旨味がソースにもたっぷりと絡み、大満足のお味でした。
豊見城でのおすすめのショッピングスポット
とれたての南国フルーツや野菜が揃う「うまんちゅ市場」
美らSUNビーチのある豊崎から橋を1本渡ってすぐの糸満市にある「うまんちゅ市場」。こちらは「道の駅いとまん」内にあり、地元の人達も利用するファーマーズマーケット。地元でとれた新鮮なフルーツや野菜が並びます。私達が訪れた夏のシーズンは、マンゴーやパイナップル、ドラゴンフルーツと、南国フルーツが勢ぞろい!中でも驚いたのが、贈答用に出荷できない見栄えが劣るマンゴーが、家庭用にと驚くようなお手頃価格で販売されていたこと。私もお土産に買って帰りましたが、とろけるような甘さはさすが本場の味。見栄えが少々悪くても、このお味ならコスパ抜群です!
ファーマーズマーケットならではのお土産品も置いていました。
新鮮な魚介を食べ比べ♪「お魚センター」
「お魚センター」は、多くの鮮魚店が集まっている魚市場。こちらも「道の駅いとまん」内にあり、うまんちゅ市場に隣接しています。新鮮な刺身をはじめ、沖縄名物の「グルクンの唐揚げ」などの惣菜、沖縄らしいカラフルな色のな魚を丸ごと1匹売っている店舗もあります。
食べ比べ用の刺身は1杯200円~500円程で売られており、珍しいものでは沖縄の高級魚「ミーバイ」の刺身もありました。もちろんどれも新鮮でプリップリ!買った刺身や惣菜は、外のイートスペースで食べることができるので、お好みの物を少しずつ買って、食べ比べてみるのも楽しいです。
豊見城のおすすめホテル
琉球温泉 瀬長島ホテル
沖縄では珍しく天然温泉があるホテルです。お部屋や露天風呂からは、澄んだ青い海と空港に離着陸する飛行機が見えるというなんとも贅沢な眺め。夕方は水平線に沈む夕日、夜はライトアップされた空港と、時間帯によって違う景色を楽しむことができます。ウミカジテラスからも歩いてすぐなので、ショッピングの後に疲れた体をすぐに休められるのも良いです。私は日帰り温泉でしか利用したことがありませんが、ぜひゆっくりと泊まってみたいホテルです。
豊見城旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
友達は、飛行機・ホテル・レンタカー、全て個人手配でした。レンタカーは自由に動き回れるので便利ですが、今回紹介したエリアは全て「ウミカジライナー」というバスで移動することもできます。バスは那覇市内の国際通りや空港も通るので、免許がない方や、那覇周辺だけを観光するという目的の方は、レンタカーなしでも十分に楽しむことができます。
豊見城旅行に必要な持ち物
今回紹介したエリアは全て海から近いので、風が強いことが多いです。夏はその風が心地よく感じることができますが、11月~2月頃は北風が強いので、天気予報の気温よりも体感温度がかなり低く感じることも。11月~2月頃に訪れる方は1枚羽織れる物があると重宝します。
お魚センターを訪れて、刺身など生物をホテルに持ち帰る予定のある方は、保冷バッグがあると安心です。刺身を買うと殆どのお店で氷を付けてくれるので、あまり長時間でなければ保冷バッグに入れて持ち歩くことが出来ます。
豊見城旅行での注意点
- 紅芋は県外への持ち出しが出来ません。
- 風が強い日は瀬長島へ渡る橋が通行止めになることがあります。
うまんちゅ市場では、沖縄県外であまりお目にかからない生の状態の紅芋が売られています。珍しいので友達も買いたがっていましたが、害虫の県外でのまん延を防止するため、沖縄県外への持ち出しは規制されています。紅芋をお土産にしたい方は加工品を買いましょう。
台風時など強風の時は、瀬長島へ渡る橋が通行止めになることがあります。運悪く瀬長島に向かう日が悪天候の場合は、事前に交通情報をチェックしておくことをおすすめします。
まとめ
沖縄旅行と言えば、レンタカーで空港から北に進むイメージがある方も多いと思いますが、空港近くの豊見城にはこんなにたくさんの楽しめる場所があります。特に豊崎や瀬長島エリアはここ数年で商業施設の開発が盛んで、今回紹介した以外にも大型ショッピングモールや水族館など、ファミリーで楽しめる施設もたくさん。あまり時間がないという方でも、豊見城と那覇で1泊2日の弾丸旅行も楽しめると思います。リゾートもショッピングも一度に楽しめる豊見城。私も大好きな街です。
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