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南阿蘇旅行体験記
2021年3月に「新阿蘇大橋」が開通し、南阿蘇村内の移動がとても快適になりました。今回は新設の新阿蘇大橋を両側の展望台から楽しみ、阿蘇パノラマラインを通って阿蘇中岳火口に行きました。次の観光スポットへの移動がスムーズにできるようになった南阿蘇の魅力をご紹介します。
南阿蘇村旅行について
- 熊本市内から高森町へのアクセス抜群!
- 新阿蘇大橋を渡り、移動が便利になったことを体感
- 阿蘇山火口で火山活動のエネルギーを感じる
九州の真ん中、おへそにあたる南阿蘇村。熊本地震で長らく通行止めの看板が見られましたが今年の3月に新阿蘇大橋が開通し、活気を取り戻しました。村内の行き来が自由にできるようになった今、点在する観光スポットを巡る旅はとても楽しいです。 秋になり、至る所で目にするススキがたなびく様子に和みます。現地の新鮮な野菜やお肉を食べるとパワーが満ちてきます。
南阿蘇村旅行のおすすめのスポット
新阿蘇大橋展望所 ヨ・ミュール
「ヨ・ミュール」とは熊本弁で良く見えるよ!という意味です。展望所の目の前には新阿蘇大橋、眼下には長陽大橋を見ることができ、設置されている望遠鏡を覗くと遠くに大津がみえます。展望所には北側と南側に駐車場があり、階段を下って橋の真下、立野峡谷の真横を通りながら反対側の駐車場に行くことができます。両サイドから新阿蘇大橋を眺めることができるので散歩してみてください。
数鹿流崩之碑展望所
山の斜面が大きく土砂崩れを起こし、目の前にかかっていた阿蘇大橋が立野峡谷へと落橋。そのもともと阿蘇大橋がかかっていた場所辺りにある展望所になります。土砂崩れを起こした斜面のふもとを豊肥本線が走っており、昨年の2020年8月にようやく全線開通。九州横断特急やあそぼーい!が走り抜けていきました。視線を峡谷側に向けると落橋した阿蘇大橋の橋桁が斜面に引っ掛かり残されている様子が分かります。
阿蘇中岳火口
阿蘇山は噴火を繰り返す活火山になります。噴火時には火口への立ち入りが禁止され、避難を呼びかける案内がありますので訪問には事前確認をお願いします。火口付近にはシェルターが設置されているので万が一、噴火した場合は噴石や火山灰から身を守るための行動をお願いします。白い煙が立ち込める様子は地球が生きていることを感じます。
南阿蘇村でのおすすめグルメ
火の山温泉 どんどこ湯
温泉とお食事処が一つの建物に入っており、お食事のみもできますが入浴券付きのセットがお得です。お食事ができ、お安く温泉も堪能することができます。こちらの入浴券は1日2回、入浴することができます。営業時間は11時から20時30分。焼き肉定食のサラダとご飯はおかわり自由で子ども用の椅子もあるので子連れでも安心です。
南阿蘇村でのおすすめのショッピングスポット
道の駅阿蘇
JR九州の豊肥本線の阿蘇駅に隣接する道の駅です。地元の新鮮な野菜やお土産が販売されています。バイク専用駐車場や駐輪場があり、阿蘇五岳を眺めながらのツーリングはとても気持ちがよさそうです。館内には48畳の広さの休憩室があり、一息ついて体力を整えることができます。また熊本復興プロジェクトの一つ、ワンピースのウソップ像の設置場所でもあります。
南阿蘇村にて宿泊したホテル
月亭
ペット同伴可の宿でホテルの目の前にはドッグランがあります。さらにやぎを飼育されており、食事のタイミングが合えば、エサやり体験ができます。入り口が3か所程あり、他のお客さまと遭遇しないよう、工夫されており、他人の気配に敏感なペットへの配慮がとても素晴らしい宿です。お部屋によっては焼き肉を楽しむことができ、雄大な阿蘇の景色を眺めながら新鮮な空気の中で食べる焼き肉はオススメです。
南阿蘇村旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
3人の子連れ旅行で移動の負担を減らすために個人手配で自動車で観光しました。ぎちぎちに予定を詰めず、現地に行って行きたい場所を選択しながらの旅行でしたので、ゆっくりと一か所一か所を楽しむ形の旅行になりました。特に阿蘇山中岳火口はその日の噴火状況によって訪問できないことがあるため、訪問できなかった場合、どうするか、他の候補地を事前に準備していくことをおすすめします。
南阿蘇村旅行に必要な持ち物
阿蘇山火口まで行く場合は非常に風が強く、下界と温度が5度違うと言われているので夏でも長袖を一枚、他の季節は厚着での訪問をお勧めします。防寒具の準備があれば寒さ対策は安心です。日差しは強いので日焼け止めや日傘、帽子は必要です。他は履き慣れた靴と訪問する季節にふさわしい服装でお越しください。水分補給のためのお茶やお菓子などもあると良いと思います。
南阿蘇村旅行での注意点
- 山の天気は変わりやすいので雨具の準備を
- 阿蘇山は活火山なので噴火情報のチェックは細めに
- 阿蘇山周辺は立ち入り禁止区域があるので要注意
阿蘇山は活火山なので噴火を繰り返しています。訪問するタイミングによっては火口付近の立ち入りが禁止されている場合がありますので公表されている情報に従い、危険な行為をしないようにしてください。さらに霧が濃ゆく視界が遮られることもありますので、無理な運転はせず、柔軟な状況判断が必要です。
まとめ
熊本地震からの復興が進み、飲食店や雑貨屋さんなどの店舗の営業が活気を帯びています。 新阿蘇大橋の開通でスムーズな移動が可能となり、多くの観光スポットを迂回せず、短時間で訪問できるようになりました。遠方からお越しの際は、レンタカーを借りての訪問をオススメします。季節ごとの景色がとても美しい南阿蘇へ、是非お出かけください。
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