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尾花沢旅行体験記
一度訪れてみたかった大正の情緒溢れる温泉街。1泊2日でゆっくりできる旅先を探していた冬、こちらに行くことに決めました。山中にあるその予想以上に小さな温泉街では、夜は川に沿って並ぶ木造建築と外灯にぬくもりを感じ、朝は静かな白銀世界。非日常的な空間で、温泉とごはんを堪能しました。
尾花沢旅行について
- 雪旅も大変じゃない!冬だからこそ美しい景観
- 山形の郷土料理は美味しい。山の幸を堪能する
- 1泊2日に最適。2日で温泉旅を堪能できる観光地
雪国の旅は大変なので躊躇してしまう方もいるかもしれませんが、銀山温泉は朝から晩まで、冬だからこそ楽しめる雪景色で溢れています。雪山に囲まれた歴史ある温泉街は朝も夕暮れ時も夜も美しく、カメラのシャッターが止まりませんでした。
そして旅の醍醐味である郷土料理。山形はお米が美味しく、尾花沢牛、山形豚、鯉、その他野菜を使った温かい食事は、寒い東北ならではの美味しさがあります。
また、2日間でゆっくり過ごすのにちょうど良い規模です。川沿い散策、宿での寛ぎの時間、日帰り温泉、お茶や食事、1泊2日で温泉街の魅力をたっぷり味わうことができます♪
尾花沢旅行のおすすめのスポット
早朝が穴場!温泉街の中心で風景を見渡す
名のあるスポットではありませんが、早朝に温泉街の橋から見渡す雪景色が綺麗だったので、おすすめスポットとして紹介します!早朝に宿から出てみると、川の音だけが聞こえる静かな温泉街の姿が。能登屋旅館の前に架かっている橋から見る街並みが最高でした。早い時間だと外にほとんど人がいないので、写真も気兼ねなく撮ることができます。日中や夜には味わえない新鮮な眺めでした。
開けた露天風呂が気持ち良い 「仙峡の宿 銀山荘」
こちらは温泉街の出口付近にある旅館です。2日目、温泉街を発つ前に日帰り温泉に入りに行きました。昼間に露天風呂から見える景色は気持ちが良く、下に流れている大きな川を挟んで、雪をかぶった木々を広く見渡しながら寝湯にゆっくり浸かりました。こちらの旅館は建物が割と大きく、脱衣所、大浴場、露天風呂ともに広々としていました。ロビーには無料でコーヒーが飲めたり、ゆっくりとした時間を過ごすことができます。旅の終わりに行って良かったです♪
温泉街を見ながらゆっくり食事ができる「伊豆の華」
2日目の昼食に行った「そば処・酒処 伊豆の華」。こちらは窓際の席に座れば外の風景をよく眺めることができます。気軽に入れて、昼食にもぴったりなお店です。今回はお昼は早く、軽くということでお酒も飲まずラーメンを注文しました。優しいお味で体が温まりました。厚切りの沢庵も美味しく、満腹でした!次はゆっくり手打ち蕎麦と地酒をいただきたいです。
尾花沢でのおすすめグルメ
郷土料理を満喫!「能登屋旅館」の豪華な夕食
能登屋旅館の夕食が本当に美味しく、思わずお品書きを持ち帰ってしまうほど思い出に残っています。山ぶどうの食前酒をはじめ、胡麻豆腐、季節のお刺身、鯉の甘煮や手打ちそば、土地の漬物、果物、尾花沢牛、山形豚など、全18品が運ばれてきました。驚いたのはその贅沢な量だけでなく、一品一品がとても美味なこと!途中、つや姫が登場する頃には既に満腹でしたが、美味しさ故に、お腹を抱えながら食べてしましました。ちなみに食べきれなかったお米でおにぎりまで握ってくれるそうで、女将さんのおもてなしも素敵でした。
尾花沢でのおすすめのショッピングスポット
食べ物から雑貨まで揃う「おみやげの店 江戸屋」
「酒茶房 クリエ」の隣、赤いポストの前に佇む土産屋「おみやげの店 江戸屋」。和柄の小物やお菓子から酒まで、名産品が売っています。大正浪漫漂う温泉街にぴったりの和雑貨の数々は、お土産だけでなく自分にも買いたくなりました。私は和柄のお薬ケースやお菓子を家族へのお土産に購入しました。小物は柄も豊富なので、選ぶのも楽しかったです。旅の思い出に買うのも良いかもしれません♪
尾花沢にて宿泊したホテル
古き良き旅館「能登屋旅館」
立派な佇まいの能登屋旅館。温かいお出迎え、和洋折衷の建築とインテリアが織り交ぜられた大正時代の古風な内装、貸し切り制の地下温泉付きなど、到着してからテンションが上がっていました!唯一予約が取れた別館のお部屋も照明が凝っていて、部屋全体も綺麗でした。展望露天風呂が閉まっていたのは残念でしたが、大浴場や露天風呂を貸し切り状態で満喫。そしておすすめグルメにも書きましたが、贅沢な夕食は忘れられません。朝食も豪華で、絶対にまた泊まりたいと思える宿でした。
尾花沢旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
今回は1泊のみで、温泉以外の観光スポットを巡るような旅ではなかったので、新幹線と宿は個人で手配しました。尾花沢では資料館やさくらんぼ狩りもできるそうですが、冬だったので、移動はせず銀山温泉でゆったり寛ごうと思いました。行き帰りの時間も自由に選べて、結果温泉街を隅から隅まで存分に楽しめたので良かったです。運転ができないので、春から秋にかけて旅行をするときは、バスツアーなどに行ってみたいです。
尾花沢旅行に必要な持ち物
最寄りの大石田駅から銀山温泉までバスで真っすぐ向かう場合、旅行中に必要なものは全て新幹線に乗る前に用意しておくと良いです。現金、常備薬、クレンジング、ヘアアイロン等々は、駅に着いてから手に入れることが難しいと感じました。
ちなみに旅館で傘、長靴、防寒具を貸してくれるので、外に出たいときはそれらを活用していました。フード付きのコートを着て行って、雨具に関しては念のため折り畳み傘を持参したくらいです。手袋やマフラーは必須です!
尾花沢旅行での注意点
- 新幹線で行く場合は、現金を用意してから乗る!
- 現地での買い物はお土産くらい。必需品は忘れずに!
- 公共交通機関で行く場合は、余裕を持ってバスに乗る
必要な持ち物でも触れましたが、最寄り駅前や温泉街に、ATMやATM設置のコンビニが見当たりませんでした。新幹線と送迎バスで現地に向かう場合、現金や旅行中に必要なものは、全て新幹線に乗る前に用意しておくことをおすすめします。
また、駅に着いたらバスに乗る人が結構いて出発までに時間がかかったので、時間に余裕を持った旅の計画をすると安心です。
まとめ
美しい情景、気持ちい温泉、美味しい食事、尾花沢の銀山温泉で至れり尽くせりな癒しの時間を過ごしました。日常生活とは全く異なる空間でありながらも居心地が良く、2日間で非日常の世界にすっかり溶け込んでしまい、帰宅してもしばらくの間はつや姫を炊いて遠い雪国に思いを馳せていました。今回は雪で立ち入り禁止となっていた場所もあったので、緑に囲まれた温泉街も見に行ってみたいです♪
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