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さっぽろ雪まつりに行ってきました!
毎年2月上旬に北海道札幌市の大通公園やすすきので開催される「さっぽろ雪まつり」。世界三大雪まつりの1つでもあり、毎年国内のみではなく海外からも注目されているイベントです。大小さまざまな雪像や氷像が大通公園やすすきのを美しく飾ってくれます。そんな「さっぽろ雪まつり」の見どころを現地に10年在住歴がある私がご紹介します。
さっぽろ雪まつりとは
- 大小さまざまなデザインの雪像や氷像の景観に感動!
- 子供も一緒に楽しめるスケートやスキーの参加型コンテンツもあり
- 雪まつりを鑑賞しながら、北海道の冬の名物料理も堪能!
「さっぽろ雪まつり」は、北海道のみならず、日本全国や海外から毎年約200万人もの人が訪れる北海道で最大といっても良いイベントです。2月上旬の約1週間のみ開催される「さっぽろ雪まつり」の雪像や氷像の制作は、ほぼ1ヵ月かけて行われ、開催中も係員が会場に常駐し、とけたり傷んだりした場合はその都度メンテナンスが行われ、美しさを保っています。そんな「さっぽろ雪まつり」は、ただ雪像や氷像を鑑賞するだけではなく、子供も一緒に楽しめるスケートやスキーなどの参加型コンテンツや北海道の冬の名物料理を堪能できるグルメ屋台も多く、冬の北海道を一度に満喫できる格好の場となっています。
さっぽろ雪まつりの見どころ
目の前で迫力のあるスキー・スノーボートジャンプを鑑賞
大通公園の西1~3丁目には、会場の下に地下街や地下駐車場があるため、大雪像は設置されず、スケート場やスキー・スノーボードジャンプ台がメインとされています。子供連れの方は、お子さんと一緒にスケートを体験することも可能です。また、スキー・スノーボードジャンプ台では、目の前で迫力のあるスキー・スノーボードジャンプを見ることができます。
大小さまざまな雪像や氷像の美しさを鑑賞
大通公園の西4~11丁目には、大小さまざまな雪像が展示されます。11丁目の国際会場では、国際雪像コンクールが開催されます。札幌市の姉妹都市であるアメリカのポートランド市をはじめ、各国から参加して技を競い合っています。すすきのでは、「すすきのアイスワールド」と呼ばれ、氷像の展示が中心となっています。料理の飾り付けとして氷や野菜を彫刻する技を生かした、周辺のホテルの料理人たちの作品がみられます。夜には雪像や氷像がライトアップされ、また一段と幻想的な景観が見られます。
さっぽろテレビ塔から大通公園のさっぽろ雪まつり会場を鑑賞
大通公園西1丁目にあるさっぽろのランドマークともいわれる「さっぽろテレビ塔」。入場料が大人800円かかりますが、地上約90mの展望台から大通公園のイルミネーションや雪まつりの景観を見渡すことができます。テレビ塔内には、テレビ塔のマスコットである「テレビ父さん」グッズをはじめ、北海道や札幌のお土産類も販売されています。雪まつり観光で冷えた身体をゆっくり温める場所としても最適です。
SAPPORO YUKI TERRACEも見ごたえあり
2014年から開催されている「SAPPORO YUKI TERRACE」は、札幌の都心に憩いとにぎわいを創出している” 札幌市北3条広場アカプラ ”を舞台として、雪と光をモチーフにした幻想的な札幌の冬の魅力を発信しています。建築家がデザインした雪の美術館” スノーミュージアム ”の中に国内外で活躍するアーティストの作品が展示されています。
ライトアップと雪化粧された時計台や北海道庁も徒歩圏内で観光
大通公園のさっぽろ雪まつり会場から徒歩圏内で観光できる場所にある「札幌時計台」や「北海道庁赤れんが庁舎(旧本庁舎)」。「札幌時計台」の正式名称は「旧札幌農学校演武場」、創建130年余りの歴史があり、北海道大学の前身で北海道開拓の指導者を育成する目的で1876年に開校されました。また、「北海道庁赤れんが庁舎」は、1888年に建てられたアメリカ風ネオ・バロック様式の建築で、館内には北海道の歴史をたどることができる資料等が展示されています。雪が積もった建物にライトアップされた冬の幻想的な景観はまた見ごたえがあります。
さっぽろ雪まつりで見つけたグルメ
大通公園西6丁目に設置される北海道の冬の名物料理屋台グルメ
大通公園西6丁目には、北海道の冬の名物料理を気軽に堪能できる屋台グルメが設置されます。他にも西4丁目会場、西7丁目会場にも屋台が設置されています。雪像を鑑賞しながら、小腹が空いたら屋台グルメで北海道の冬の名物を堪能できるという楽しみもあります。また、大通公園から札幌時計台や北海道庁への道なりでも” ICE BAR ”など北海道のお酒を楽しめるBARなどもあります。寒い中で食べる北海道グルメはまた格別です。
その他
デパ地下で北海道銘菓のチョコレートを一度に堪能することも!
さっぽろ雪まつりが開催される2月上旬は、2月14日のバレンタインデーが近いため大通公園のデパ地下ではバレンタインフェアが開催されます。この時期にしか出会えないとっておきの美味しいショコラが大通に集結します。札幌の美味しいショコラ専門店の商品もデパ地下に集結するので、わざわざお店に足を運ぶ手間も省けます!外で冷えた身体を温めるにもデパ地下巡りをおすすめします♪
さっぽろ雪まつりに必要なアイテム・服装・その他
北海道でも2月は一番寒い時期といわれるほど、とにかく寒いです。上下インナーにヒートテックの重ね着や完全防寒の服装で足元も滑りやすいので滑り止め付きのブーツは必須です。また、寒い中でも写真を撮影しながら観光となるのでスマホ対応の手袋がおすすめです。カイロも背中や腰、足元にもあったら良いでしょう。タンブラーなどで温かい飲み物を携帯することもおすすめします。
さっぽろ雪まつりでの注意点
2月上旬に開催される「さっぽろ雪まつり」はとにかく外は寒いです。防寒は必須ですが、札幌の地下街を含め一歩建物の中に入ると暖房が効いているため、逆に暑いです。厚着のまま地下街や建物内を歩き、汗をかいたあと外に出ると冷えて風邪をひいてしまう原因にもなります。防寒は必須ですが、場所によって着脱のしやすい服装がベストです。また、北海道の人は雪道の歩き方に慣れていますが、北海道以外から観光に来られる方にとってはとにかく滑りやすい道です。滑り止め付きのブーツは必須ですが、歩き方も重要になってきます。歩幅は小さめ、やや前かがみ、重心を気持ち低め、かかとから踏み込まない、路面が光っている部分は避けて歩きましょう。万が一、転んだ時には手がつけるように両手に物は持たないようにしましょう。
まとめ
「さっぽろ雪まつり」についてご紹介しましたが、魅力が伝わったでしょうか?日本国内からのみではなく、海外からも観光客が多いため、やや異国感も体験できます。2021年は新型コロナウィルスのため、オンライン開催となってしまいましたが2022年には開催されることを祈っています。ぜひ、コロナが落ち着いたあとは、北海道の最大イベントでもある「さっぽろ雪まつり」で冬の北海道札幌を堪能してみてください。
Good