大西洋に面するモロッコのリゾート地!かわいい街「エッサウィラ」

エッサウィラ旅行体験記

モロッコといえば、一般的には砂漠やラクダのイメージですよね。今回は、パリに住んでいる友人を訪ねに行った際に思い切ってパリから2泊3日で訪れたモロッコ小旅行のマラケシュからの日帰り編!大西洋に面するモロッコのリゾート地「エッサウィラ」をご紹介します♪

エッサウィラ旅行について

おすすめのポイント
  1. 世界遺産にも登録されている旧市街(メディナ)を散策
  2. スカラ通りでかわいい雑貨や素敵なアートとの出会い
  3. 大西洋を眺めながら、ゆったりシーフード料理を堪能!

エッサウィラはモロッコの北西、大西洋に位置する街。ヨーロッパからの観光客が多く、知る人ぞ知るリゾート地なんです。マラケシュから車で3時間ほどで行けるエッサウィラ。旧市街(メディナ)自体はこじんまりしているので日帰りでも十分満喫できます。大西洋の景色と港で飛び交うカモメ、そして白い壁と青のコントラストがとても絵になる街です。そんな街でかわいい雑貨やアートを楽しみながら、シーフード料理を堪能してみては?!

エッサウィラ旅行のおすすめのスポット

世界遺産にも登録されているエッサウィラの旧市街(メディナ)

1765年から現在の町並みが作られ、そのまま維持されています。エッサウィラの旧市街(メディナ)は、2001年に世界遺産に登録されています。カフェやレストラン、食料品や雑貨などさまざまなお店が並んでいます。青空の下、白い壁の旧市街(メディナ)と港で飛び交うカモメの絵は、アフリカ大陸よりもヨーロッパの印象を与えてくれます。

世界でもここが生産地!稀少なアルガンオイルの工房

美容・食品業界から注目を浴びているアルガンオイル。このアルガンは世界でもモロッコの南西部にしか育たない木だそうです。そして採取方法がとてもユニーク!ヤギが木に?!このヤギが実を食べて吐き出した種から芯を取り出すそうです。その芯から抽出されたのがアルガンオイル。この工房では、今でも伝統的な手作業でオイルを作っています。1粒からわずか3%しか採ることができないとても稀少なオイル。ビタミンEが豊富で、肌の老化予防に効果があるといわれています。オイルや石鹸など美容品類が販売されています。

ポルトガル人が作った大砲が並ぶ陵堡(りょうほ)

大西洋に面した陵堡。陵堡(りょうほ)とは見張り台を意味します。この陵堡は、16世紀頃エッサウィラを支配していたポルトガル人によって作られたようです。よ~くみると等間隔で大砲が並んでいます。ここから敵を監視して、街を守っていたのでしょうね。今では、大西洋を眺めながら、ゆったりできる観光客にとっての見晴台になっています。

エッサウィラでのおすすめグルメ

大西洋の景色を眺めながら、港のレストランでシーフード料理を堪能!

エッサウィラは知る人ぞ知るモロッコのリゾート地。ヨーロッパからの観光客が多く、大西洋の景色と露出度が高い服装の観光客、港で飛び交うカモメの絵は、モロッコにいることを忘れてしまうような錯覚に・・・大西洋に面した港近くのレストランでビールやワインと一緒にシーフード料理を堪能するとますます錯覚に陥ります。

エッサウィラでのおすすめのショッピングスポット

かわいい雑貨とアートな通り” スカラ通り ”

” スカラ ”とは城壁を意味します。城壁下の通りなので、スカラ通り。通りもお店もおしゃれがいっぱいのスカラ通り。女性には嬉しいアルガンオイルなどのコスメ用品や、モロッコ雑貨がたくさんです!アートな作品も多いので目が離せません。のんびりした雰囲気の中で、ゆっくりお気に入りの品を見つけてみては?!エッサウィラでお土産を購入するなら、おすすめの場所です ♪

エッサウィラにて宿泊したホテル

マラケシュの旧市街(メディナ)内にある ” リヤド アルワチュマ ”

エッサウィラにはマラケシュから日帰りで行ったので、宿泊はマラケシュのホテル。ジャマエル・フナ広場から徒歩10分ほどのマラケシュ旧市街(メディナ)内にあるリヤド(ホテル)に2泊しました。ホテルでのタジン料理をはじめとするモロッコ料理も絶品!スタッフもとても親切でゆったり出来るホテルです。アトラス山脈とクトゥーピヤ・モスクを眺めながらの屋上テラスでの朝食が、ゆったりと心地良くておすすめです ♪

エッサウィラ旅行にて利用した旅行代理店・ツアー

個人手配

エッサウィラもマラケシュ同様、アラビア語がわからなくても比較的フランス語や英語が通じるのでガイドブック片手に時間にとらわれず、気楽に旅をするには良いでしょう。今回のエッサウィラへの日帰り旅行は、ホテルのスタッフと相談してタクシーを手配しました。エッサウィラへの道なりでベルベル人の夫婦や家族が作っているモロッコラグの工房へも案内していただいたりととても親切で良かったです。エッサウィラでもユーロが使える場所が多いので、モロッコ紙幣への両替は少額からでも良いでしょう。

エッサウィラ旅行に必要な持ち物

モロッコは日差しが強いので、日焼け・日差し対策グッズ(日焼け止め・帽子・サングラス等)は必須です。ウエットティッシュ、虫よけスプレー、エコバック、歩きやすい靴(スニーカーなどがベスト)、胃腸薬、夏でもパーカーなど(朝晩の寒暖差が激しいため夜は肌寒いことも)。また、イスラム教の国なので、できるだけ肌の露出を避けた服装がベストです。

エッサウィラ旅行での注意点

エッサウィラ旅行での注意点
  1. 旧市街(メディナ)など通りが狭いので散策は日中に!
  2. イスラム教の国なので、肌の露出は控えめの服装を心掛けて!
  3. 生野菜や果物は控えめに!ミネラルウォーターを常時して!

エッサウィラの旧市街(メディナ)も道幅が狭いので、一人歩きには要注意!人の通りは多いですが、散策は明るい日中にしましょう。ヨーロッパからの観光客も多く、露出度の高い服装の人も見かけますが、イスラム教の国なので、できるだけ肌の露出を控えたほうが無難です。また、生野菜や果物はお腹の調子を崩しやすいので、控えめにするのがベスト。常にミネラルウォーターを持参して、こまめに水分補給を!

まとめ

今回はマラケシュから日帰りでのエッサウィラの旅をご紹介しましたが、リゾート地エッサウィラをもっとゆっくり堪能したい人にはぜひ、宿泊もおすすめします。夕暮れ時の大西洋とエッサウィラの旧市街(メディナ)やスカラ通りのアートとのコントラストは絶景となることでしょう!日本からはとても遠くて時間も費用も必要なモロッコ旅行ですが、ぜひ時間を作って一度は訪れて見て欲しい場所の1つです。

 

N.mikako日本語通訳・ガイド 

投稿者の過去記事

ウズベキスタンのホラズム州トルクメニスタンとの国境沿いの村に住んでいるウズベク人と結婚し、現在中央アジアで最初に登録された世界遺産「イチャン・カラ」で日本語通訳・ガイドの仕事をしています。
「ヒヴァについて」「ウズベキスタンについて」「村の生活」などにご興味のある方はこちらからお気軽にご連絡ください。https://sehrlixiva.wordpress.com/

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

海外旅行おすすめ

  1. バルセロナ旅行体験記「世界各国でお酒を飲むこと」を何よりも楽しみに旅をしている私たち夫婦にとって…
  2. 南アフリカケープタウンで過ごした充実した日々、観光&買い物♪| トラベルダイアリー
    ケープタウン旅行体験記ジンバブエ、ザンビア、ボツワナも回る南部アフリカ周遊10日間のツアーで訪れ…
  3. イヴレア旅行体験記2018年に世界遺産に登録されたイヴレア。人気番組「世界の果てまでイッテQ!」…
  4. バリ旅行体験記子連れで行ける海外旅行を探し見つけたのがバリ島。日本から直行便で約7時間程度。…
  5. イゼオ湖旅行体験記「ロンバルディア州の観光地」と聞くとつい、ミラノを思い浮かべてしまう私。しかし…
  6. パロ旅行体験記空港があるので旅の最初と最後に訪れることになるパロ。ちょうどティンプーとプナカの中…
  7. 年末年始のニューヨークにて、タイムズスクエアのカウントダウン| トラベルダイアリー
    ニューヨーク旅行体験記憧れのホリデーシーズンのニューヨーク。年末年始ともあり飛行機代14万、ホテ…
  8. 京都はお寺だけじゃない!京都の穴場おすすめスポット〜絶景木造橋&イルミネーション〜| トラベルダイアリー
    京都旅行体験記京都府の日本最長級の木造橋と京都府内2位の人気を誇るイルミネーションへ行ってきまし…
  9. ご飯が美味しいインド洋の島・スリランカの南端の町ゴールと近隣ビーチ| トラベルダイアリー
    ゴール旅行体験記 仕事に追われて見知らぬ土地でのんびり過ごしたいと思い、行ったことの…
  10. 女子一人旅 in イギリス グリニッジで念願の本初子午線をまたぐ トラベルダイアリー
    グリニッジ旅行体験記イギリスに行ったら絶対に行きたいと思っていた場所、グリニッジ天文台をついに訪…

国内旅行おすすめ

  1. 夏のパッチワークの丘をめぐるたび~in 北海道・美瑛~| トラベルダイアリー
    美瑛旅行体験記夏の北海道旅行で前日は旭川を巡り、本日は美瑛の丘を巡ることにしました。夏の美瑛の丘…
  2. 「一度は食べたいカキ氷」と「ひまわり畑」で楽しむ夏~in益子と真岡| トラベルダイアリー
    益子と真岡旅行体験記栃木県の益子町で「ひまわり祭り」が行われていたので、元気をいただきに行ってき…
  3. たまてばこ号に乗って指宿へ。指宿のマンゴーは旨い!| トラベルダイアリー
    指宿旅行体験記鹿児島の温泉と言えば指宿温泉。指宿は砂湯や開聞岳で知られています。温泉街の近くに「…
  4. 青森旅行体験記青森といえばねぶた!弘前城!海産物!と思い浮かびますが、実際行ったことがなかっ…
  5. 京都紅葉✖︎鍬山神社!〜絶景ビュースポット巡りしませんか?〜| トラベルダイアリー
    鍬山神社旅行体験記11月に見頃を迎えた鍬山神社へ行ってきました。京都市外ということもあり、京都の…
  6. 海と島と橋の景色に感動☆しまなみ海道を渡って今治サイクリング!| トラベルダイアリー
    今治旅行体験記広島県尾道市から自転車でしまなみ海道の島々を渡り、愛媛県・今治市を訪れました!サイ…
  7. 直島旅行体験記 美術館やアート作品が数多くある直島で”映える”写真を撮りたい!と思い…
  8. 那覇旅行体験記沖縄が好きで今まで本島には何回も訪れたことがあるので、定番コースではなく沖縄のカフェ…
  9. 【東洋のガラパゴス】美しい海に囲まれた奄美で絶対外せないスポット| トラベルダイアリー
    奄美大島旅行体験記 九州南方にある奄美大島は、別名「東洋のガラパゴス」ともいいます。…
  10. 何度行ってもまた行きたくなる!魅力いっぱいでおしゃれな神戸| トラベルダイアリー
    神戸旅行体験記明石に2年間住んでいた時に神戸へは観光やショッピングで良く訪れました。明石から新快…

最新記事

  1. 宮古島沖縄旅行体験記子連れリゾート旅行で人気NO1の沖縄。本島には多くのファミリーが訪れています…
  2. スペイン植民地時代の香り!クラシックカーとレトロな街並み、ハバナ | トラベルダイアリー
    ハバナ旅行体験記レトロかわいい街並みとクラシックカーという構図のイラストを見たことがある人は多い…
  3. 穴場南国リゾート!宮崎、日南で南国を味わう
    日南旅行体験記南国リゾートといったら沖縄がまず思い浮かぶでしょう。しかし、実は宮崎も元祖南国リゾ…
  4. 奄美大島旅行体験記 新しく世界遺産に登録された奄美大島。南の島として有名な沖縄の島々…
  5. 女子一人旅 in シンガポール チープとゴージャスと多民族| トラベルダイアリー
    シンガポール旅行体験記 以前の旅で出会った友達に会いにシンガポールへ行きました。都市…
  6. 女子一人旅 in トルコ③ 超穴場!トルコでローマ遺跡、ベルガマ| トラベルダイアリー
    ベルガマ旅行体験記 トルコの観光地でも日本人にはあまり知られていないベルガマに行って…
  7. たまてばこ号に乗って指宿へ。指宿のマンゴーは旨い!| トラベルダイアリー
    指宿旅行体験記鹿児島の温泉と言えば指宿温泉。指宿は砂湯や開聞岳で知られています。温泉街の近くに「…
  8. 女子一人旅 in トルコ③ 白い世界と古代遺跡、パムッカレ|トラベルダイアリー
    パムッカレ旅行体験記 トルコで次に訪れたのは、真っ白な段々の石灰棚で有名なパムッカレ…
  9. 沖縄最高の1日の過ごし方 〜海・滝・サンセットに癒され旅〜| トラベルダイアリー
    沖縄旅行体験記沖縄の泳げて遊べる面白い滝をご存知ですか?沖縄に来たなら海だけではなく是非この滝も…
  10. 女子一人旅 in 中国② 西塘で清朝の時代にタイムスリップ?|トラベルダイアリー
    西塘旅行体験記前回訪れてから2年、再び友達を訪ねて中国へ遊びに行ってきました。前回は友達が空港ま…

Archive

スカイツアーズ

PAGE TOP