アンマンから陸路で国境越え 聖地エルサレム2泊3日の弾丸観光| トラベルダイアリー

アンマンから陸路で国境越え 聖地エルサレム2泊3日の弾丸観光

エルサレム旅行体験記

今回の旅のメインスポットはヨルダンのペトラでしたが、10日間の年末年始休みということもあり、わずか70Kmのところにある隣国イスラエルのエルサレムまで足を延ばしてみることに。イスラエルは諸外国との関係が微妙なので入国審査が厳しいことで有名です。イスラエルの入国スタンプがパスポートにあると他の国に入国できないことも。同僚はパスポートの期限が短くなったらイスラエルに行く、と言っていたほどです。頼めば別紙に入国スタンプを押して無傷で入国できるらしいのですが。さぁ、どうなることか…⁉

エルサレム旅行について

おすすめのポイント
  1. キリスト教、イスラム教、ユダヤ教の聖地が集まる。
  2. 街並みがヨーロッパ風で洗練されている。
  3. 世界一厳しいと言われる国境越えを体験できる。

エルサレムというと政情不安定で危険なイメージがありますが、テロ防止のために入国審査は世界一厳しいらしいです。連日のテロ報道で街が荒んでいるのでは?と心配でしたが、エルサレム新市街はいつか行ったフィンランドと同じくらいスタイリッシュで、危なそうな雰囲気は微塵も感じませんでした。観光地が集まる1 Km四方の広さの旧市街エリアにはキリスト教、イスラム教、ユダヤ教の聖地が集まっています。旧市街に入るとそれまでのフィンランドの洗練された雰囲気から一変し、歴史香る下町の雰囲気に。狭い路地にはお土産屋などが立ち並び、散策が楽しい街でした。

エルサレムのホテル近くの通り。トラムが走っているなんて!

外から見た旧市街の城壁。ヤシの木がありました。

別の路地にて。

旧市街の路地にて。中世にタイムトリップしそうです。

旧市街の小道。異世界にタイムトリップしそう。

エルサレム旅行のおすすめのスポット

ユダヤ教の聖地、嘆きの壁

嘆きの壁。結構高い。

祈りながら紙を詰める人。お願い事が書かれているのでしょうか?

嘆きの壁の石の隙間に、びっしりと詰まる紙。

エルサレムで見逃せないスポットの一つが「嘆きの壁」です。写真では見たことがあったものの、実物を目の当たりにすると、まず壁の高さにびっくりしました。ユダヤ教の正装なんでしょうか、黒のタキシードにシルクハットの男性を多く見かけました。壁は男性用と女性用に仕切られていて、ここで旦那と別行動し女性用の壁へ。みんな懸命に何かを唱えながらお祈りしているので、写真を撮るのも憚れる雰囲気です。そして石の壁の隙間に何か小さく折りたたんだ紙をはさんでいました。何なんでしょう…?気になる。厳粛な気分にさせられる場所でした。

キリスト教の聖地、聖墳墓教会とヴィアドロローサ

聖墳墓教会の天井からはランプが吊るされ芸術的です。

聖墳墓教会内のイエス様のお墓。中に入るために長蛇の列が。

聖墳墓教会にて。亡くなったイエス様の遺体を精油で清めたとされる場所。

ヴィアドロローサのスタート。

No.3、イエス様が倒れたところ。

No.5、クレネ人シモン、イエスの十字架を担ぐのスポット。

No.9、イエス様が3度目に倒れたところ。

ヴィアドロローサは、イエス様が処刑されるまでに十字架を背負って歩いたとされる道で、スポットごとに1から14までの番号がついています。番号の看板を見つけながらイエス様の足跡を辿れるようになっています。地図とにらめっこしながら頑張って辿ったのですが、途中どうしても見つけられないところが2,3つありました。ゴール地点は聖墳墓教会内部にあります。聖墳墓教会はキリストの墓と言われており、ゴルゴダの丘とされる場所の上に建っています。教会内部にはイエス様が十字架にかけられ処刑された場所や、イエス様の遺体を埋葬したとされる場所などがあるとのことで、多くの人で賑わっていました。墓とされる場所には長蛇の列が。時間がない私たちは雰囲気だけ味わって帰ってきました。

イスラム教の聖地、岩のドームと最後の晩餐の部屋

警備員のお兄さんが撮ってくれた岩のドーム。

「最後の晩餐」の舞台となった部屋。

別のアングルから「最後の晩餐の部屋」。本当に何もないのです。

嘆きの壁付近の高台から見える、黄金のドームが「岩のドーム」です。壁はブルータイルのモザイクで、ウズベキスタンを彷彿とさせます。あいにくこちらはムスリム専用とのことで、観光客は近くに行けません。親切な警備員が、カメラを預かって写真を撮って来てくれました。チップを要求しないところに好感が持てます。ありがとう~!次に訪れたのは「最後の晩餐の部屋」。あの有名な絵、「最後の晩餐」の舞台となった部屋だというのですが、入ってみるとがらんどうで肩透かし。装飾物も何にもないので、本当にここがかの有名な絵画の舞台なのか想像力を駆使しないとイメージがわきませんでした…。

アンマンからエルサレムへ、陸路での国境越えを体験

ヨルダン→エルサレムのバスからの風景。

朝8時にアンマンのホテルからタクシーに乗り、国境のキングフセリンブリッジへ。所要1時間、30JD(約4500円)。ここでヨルダンの出国審査を受けます。パスポートを渡して指定のバスに乗るまで1時間30分。バスはヨルダンとイスラエルの緩衝地帯を走り、車内でパスポートが返されます。走るのは15分程度ですが待ち時間が長く、乗ってから降りるまで更に1時間。イスラエル側入国審査場に着いたら、荷物を預けてビルに入るのに更に1時間。セキュリティ通って入国審査受けてで30分。無事入国できたら、いよいよエルサレム市内へ向かうのですが乗り合いバスも長蛇の列です。エルサレム旧市街入り口でバスを降ろされ、荷物を引きずってホテルへ。ホテルに着いたのはなんと15時でした。入国スタンプは何も言わずともパスポートには押されず、名刺大の別紙(入出国カード?)を渡されただけ。時間はかかったものの、特に困るようなことはなく、無事に入国できてよかったです。

エルサレムでのおすすめグルメ

おいしそうなパンがずらりと並ぶベーカリーや焼き菓子屋さんにうっとり

Kadoshでの朝食。

お店に並ぶ焼き菓子たち。どれもおいしそう!

旧市街のお菓子屋さんにて。なんだこの形の食べ物は⁉

購入したお菓子たち。

エルサレム2日目の朝に訪れたのは、旧市街と新市街の間にある「Kadosh」というカフェ。トリップアドバイザーの上位に出ています。朝食で訪れたのですが、時間が早く火を使う料理ができないとのことで、パン類を。おいしそうなパンがたくさんあって悩みました!レジ横に並んでいたマカロンが美味しそうで、会社のお土産用にと購入しましたが、道中我慢できず自分で全部食べてしまいました(笑)。旧市街の中にもベーカリーやお菓子屋さんがいくつもあり、パンや焼き菓子がとても美味しそうなのです。いくつか購入し道々食べながら観光していました。パン好き、焼き菓子好きにはたまらない街でした。

エルサレムでのおすすめのショッピングスポット

旧市街の路地にはお土産屋がぎっしり

旧市街の賑わっている路地。

お土産物屋さん。

旧市街の路地のお土産ストリート。

旧市街は入り組んだ迷路のような路地が多く、観光名所近くの路地には両脇にお店が立ち並びます。軽食のスタンドやら、ATMやら、日用品やら、お土産物やら、ありとあらゆるお店がごちゃ混ぜ状態で、覗いて歩くのが楽しいです。ここでお土産用に掌に目があるお守り、ハムサのキーホルダーや、冷蔵庫に付けるマグネットを買いました。お土産としては一般的なものがほとんど揃っているので、手早く探したい方は旧市街での購入をお勧めいたします。

エルサレムにて宿泊したホテル

旧市街にほど近い、Central Boutique Hotel

スーパーの右側にホテルの入口があります。

ホテルの部屋。狭い!

エルサレムのホテル代は高めです。東エルサレムの方が若干安めだったのですが、治安が不安だったので西エルサレム地区で探しました。旧市街から近いホテルでそこそこ安い値段で探したところ、こちらのホテルを発見。旧市街を囲む城壁の、新門から500メートルほど離れたところにあります。ホテルの隣がコンビニみたいな24時間営業のスーパーで、こちらのレジがフロント兼用になってはじめはびっくりしました。こじんまりしたホテルで、部屋以外は何も設備はなくもちろん朝食もないですが、スタッフの方はとても親切で、街への行き方やタクシーの手配まで行ってくれました。

エルサレム旅行にて利用した旅行代理店・ツアー

個人手配

初めての中東エリア旅行だったので、治安が一番不安でした。次に不安だったのは、ヨルダンからイスラエルの国境越え。無事に入国できるかどうか…。でも、蓋を開けてみれば国境越えは時間こそかかるものの、周りに人も多いのでついていけばいいだけでしたし、ドキドキしていたのは私たちくらいで海外の人はみんな呑気にお菓子食べたりしていて拍子抜けです。何事もリラックスするのが大事だな~と改めて思ったのでした。

エルサレム旅行での注意点

エルサレム旅行での注意点
  1. アンマンからの陸路での国境越えには時間がかかります。
  2. エルサレムからヨルダン国境までのタクシーはかなり高めです。
  3. イスラエルは全体的に物価が高いです。

先にもお伝えしましたが、陸路での国境越えは1日がかりです。私たちは8時から15時までかかりました。途中軽食を食べられるところやスタンドはありましたが、お菓子やドリンクを持っていくと心強いと思います。また、復路もエルサレムのホテルから国境までタクシーで移動したのですが、300シュケル(当時約9000円)とかなり高めでした。ATMはどこにでもあるのでキャッシング自体は問題ないですが、物価は日本以上に高いようです。

まとめ

イスラエルに行けてよかったです。イスラエル=中東=危険なイメージだったのですが、行ってみたら街は都会だし、英語も結構通じるし、ヨーロッパやアメリカと遜色ありませんでした。ただ旧市街に入ると雰囲気は一変し、3つの宗教の聖地は伊達じゃないと思いました。ヘブライ語の文字やコーシャミール表記など見るものすべてが新鮮で、行けてよかったです。

白と黒のパンキチ一人旅から家族旅へ

投稿者の過去記事

海外旅行を専門としています。独身時代は一人旅、結婚してからは夫と娘と3人での旅行スタイルです。
一人旅時代はなかなか人がいかないようなマイナーな町を、家族では子供メインのリゾート地を旅してきました。

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