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隠岐諸島旅行体験記
中ノ島で開催されるキンニャモニャ祭りに参加するため行きました。お祭りの陽気な雰囲気と島の伝統芸能に触れることが好きです。また、親戚が隠岐諸島で暮らしているので親戚に会う目的もありました。これまで4、5回訪れた大好きな場所です。
隠岐諸島旅行について
- 海!草原!自然に溢れた美しい世界が広がる!
- 4つの有人島はそれぞれ魅力があり全て観光すれば深く隠岐諸島を楽しめる!
- ほっと気持ちがほぐれる朗らかな住民たちは島の宝物!
自然豊かな隠岐諸島は、都会の喧騒を忘れさせてくれる癒しの場所です。美しい海はもちろんのこと、変化に富んだ海蝕崖やローソクに陽が灯ったように輝くローソク島、千数百年を超える樹齢といわれている玉若酢命神社の八百杉など興味深い観光名所がたくさんあります。4つの有人島を巡れば、隠岐諸島の魅力にどっぷり浸かり島が大好きになるはずです。また、現地の皆さんはとても穏やかで人間関係を大切にする印象のため温かい気持ちにさせてくれます。のんびりと気の向くままに過ごしたい方へオススメの場所です。
隠岐諸島旅行のおすすめのスポット
キンニャモニャ祭りでパレードに飛び入り参加しよう!
キンニャモニャ祭りは、中ノ島で8月第4土曜日に開催される島内最大のお祭りです。1,000人規模のパレードが目玉で、様々な衣装を着た島人が陽気な民謡と共にしゃもじを持って踊る様子は見ているだけで楽しいものです。一般の方もパレードに参加することができるので、興味のある方は旅行の思い出に是非!焼き鳥やかき氷など楽しい屋台も出ていたり、近距離から見られる美しい海上花火もあったり、充実したお祭りです。夏に訪れる際は、キンニャモニャ祭りに合わせて旅をするのもいいですね。
馬や牛と一緒に絶景を味わえる隠岐国賀海岸!
西ノ島にある隠岐国賀海岸は、海抜257メートル国内最大級の海崖として知られている「摩天崖」があるスポットです。摩天崖を望む展望所からの眺めは圧巻の美しさ。ウォーキングコースが設備されているので、軽い登山の気持ちで是非展望台まで挑んでみると最高の景色を味わえます。大自然の中、胸いっぱいに空気を吸い込みながらのウォーキングは心の垢が落ち爽やかな気持ちになりました。青く広がる海と空、そしてその間には草原。そこを馬や牛が気ままに歩いていて、神秘的な場所です。
フェリーに乗ってゆったりとした時間を楽しもう!
一番大きな島である島後には本土から飛行機で行くこともできますが、他の3つの島(島前)には本土からフェリーもしくは高速船を使わないと行くことができません。私は、本土の七類港から中ノ島(島前)へ向かうのにフェリーを使いました。所要時間は約2時間半とゆったり船旅を満喫。船内は等級により違いがあり、私は標準である絨毯敷きの大部屋2等室を選びましたが、十分居心地よく過ごせて満足です。天候に恵まれたおかげでデッキに上がることができ、潮風にあたりながら広く大きい海をぼーっと眺め至福でした。
隠岐諸島でのおすすめグルメ
幻の黒毛和牛!隠岐牛はほっぺが落ちる美味しさ!
中ノ島にある焼肉屋「島生まれ島育ち 隠岐牛店」 は、隠岐諸島名産の隠岐牛を堪能できます。あまり聞き馴染みのない隠岐牛ですが、実はもっとも美味しいといわれているA5ランクのお肉です。大地の恵みを存分に浴びた風味豊かな隠岐牛は、中ノ島を訪れた際に是非食べるべき!オススメします。スタッフさんは温かみのある対応をしてくれて、お皿に美しく盛られた隠岐牛からも優しさと愛情が伝わってきました。その他、日本海ならでは大粒の牡蠣や弾力ある歯応えのタコなど海の幸もいただくことができます。
隠岐諸島でのおすすめのショッピングスポット
承久海道キンニャモニャセンターには隠岐名物が目白押し!
中ノ島、芝浦港の玄関口には、承久海道キンニャモニャセンターがあります。ここでは特産品販売所があるので、隠岐諸島のお土産を買うのにぴったりです。ついつい大量に買ってしまうほど、興味がそそられる商品がたくさんあり時間を忘れて見入ってしまうほどでした。オススメしたいお土産は、吉村水産のうに瓶と島伝統の味が楽しめるふくぎ茶です。うに瓶は、うにのほのかな甘みと旨味が味わえるうに好きにはたまらない商品です。ふくぎ茶は、森林の香りが特徴で島の思い出が蘇るようなやさしい美味しさです。
隠岐諸島にて宿泊したホテル
日本海まで徒歩1分!元民泊の親戚宅に宿泊!
私は親戚の家に泊まりましたが、4つの有人島には30軒前後の宿泊施設があります。ホテルや旅館、そして民泊もあるので隠岐諸島の生活を体験したいのならば民泊がオススメです。現地の方々とおしゃべりを楽しんだり、自然体験をしたり交流することによって、より隠岐諸島を深く味わえます。居心地の良さから、第二の我が家になるかもしれないですね。また、民泊は、一泊2食付きでも安く泊まれる点も魅力です。
隠岐諸島旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
飛行機、船、観光名所巡りなど全て個人手配しました。隠岐諸島に馴染み深い親戚がいてサポートしてくれたお陰で、問題なく手配することができました。しかし、少し手間取ってしまったのが、飛行機と船の調整です。本土と島を行き来するのに利用した船は、1日に2〜3便と本数が限られているため、それに合わせて飛行機を予約したりスケジュールを組んだりするのがちょっと大変でした。また、キンニャモニャ祭り前後は、観光客が多く混雑が予想されるため船や宿泊施設を早めに予約することをオススメします。
隠岐諸島旅行に必要な持ち物
「乗り物酔い防止薬」は、持っていた方が良いです。隠岐諸島には4つの有人島があり、その島を移動する際には船に乗らないと移動することができません。普段から車やバス酔いに不安がある方は尚更、そうでない方もきっと大丈夫だろうと安心せず念のため所持することをオススメします。私の場合、普段は乗り物酔いをしませんが、疲労が溜まっていると船酔いだけしてしまう体質なので酔い止めは必需品です。せっかくの旅行が船酔いで台無しなんてならないためにも乗り物酔い防止薬は準備しましょう。
隠岐諸島旅行での注意点
- 船は運行頻度が少ないため時刻表をしっかりチェックしよう!
- クレジットカード使用不可のお店もあるため現金を所持しよう!
- 日焼け止め・サングラス・帽子など紫外線対策を忘れずにしよう!
隠岐諸島には、3種類の船があります。島前3島(中ノ島、西ノ島、知夫里村)を行き来する内航船は、1時間に1〜3便、本土と隠岐、または島前と島後(隠岐の島)の間を運行するフェリーと高速船は、1日に1〜3便ほどしかありません。このように、船の運行頻度が少ないため乗り損ねてしまうと予定がズレる恐れがあるので、時刻表は間違いなく確認しましょう。
まとめ
心の行くまま、自由に自然を楽しめるのが隠岐諸島の魅力です。数回訪れたことのある地ではありますが、毎回新しい発見や感動があり豊かな心を育ませてもらいました。ふるさとのような愛に包まれて、何度でも訪れたくなります。そして益々好きになっています。海の恵み、土の恵み、人の恵みを贅沢に体験でき、今回の隠岐諸島も記憶に残る旅行になりました。
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