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長島旅行体験記
鹿児島県の北部に位置する、長島。面積約90㎢の島(日本の島で大きさ28位)で主な観光地は一日でめぐる事が出来ます。今回は「夕暮荘」という民宿のお料理が最高といううわさを聞いて行ってきました。
長島旅行について
- 長島は夕日のスポットとして知られているところ。
- じゃがいものだんだん畑がアジアの田舎を思わせる。
- 超新鮮な海の幸、新鮮野菜。この値段で良いの???
長島は夕日のスポットとして知られているところ。今回は雲がかかっていて、最高の夕陽とは言えなかったのですが、それでも雲の隙間から見える夕日はきれいでした。ドライブをしていると坂が多く、小路を行くとじゃがいものだんだん畑があり、まるでネパールの奥地を走っているような感覚に。なんとなく、日本離れした風景も見る事が出来ます。長島は鰤の養殖が有名で、鰤のほかにもいろいろな種類のお魚が捕れます。新鮮な海産物を食べるために来ている観光客も多いです。
長島旅行のおすすめのスポット
長島の夕陽。
長島で撮影された映画に「夕日のあと」という作品があります。貫地谷しほりさん主演の映画で、木内みどりさんの遺作となったそうです。その映画のシーンにあった夕日は最高にきれいでした。私は民宿の近くのだんだん畑の中から見ましたが、ちょっと雲がかかっていましたが、とてもきれいでした。長崎鼻灯台公園から見る夕陽もきれいだそうです。
ひまわりとだんだん畑。
ドライブしていると、とにかくだんだん畑だらけ。畑にはジャガイモやいろいろな種類の野菜が植えられています。夏になるとひまわり畑が広がる場所があり、とても綺麗です。野菜の連作ができないところにひまわりは植えられるようで、その年によって植えられる場所は変わるそうです。毎年長崎鼻灯台付近に植えられることが多いみたいです。青い空と海、黄色いひまわりのコントラストはとても美しいです。
海が見える展望所。
長島の中にはいくつもの展望所が設けられています。だんだん市場から坂を上っていくと「うずしおパーク」があり、こちらは日本三大渦潮の一つとして知られています。展望所から大潮の時に大渦を見る事が出来ます。その他に行人岳という山があり、車で行く事が出来ます。展望所からは伊唐島、獅子島、天草の島など見ることができます。針生公園展望所からは小島や鰤の養殖所などが望め大自然を満喫できます。
長島でのおすすめグルメ
夕暮荘
今回の旅行の目的でもあった「夕暮荘」の夕食。新鮮なお刺身、煮魚、天ぷら、魚の塩焼き、焼きエビ、ひおうき貝などなど食べきれないくらい出てきました。さすが、漁師さんが経営されている民宿です。民宿の食堂は予約をすれば宿泊客以外も食事をすることができます。長島のお食事スポットはここ以外にも黒の瀬戸大橋付近に海産物をメインにしている食堂がいくつもあります。
長島でのおすすめのショッピングスポット
だんだん市場
長島へ入る黒の瀬戸大橋を渡ってすぐのところにある道の駅。いけすがあり、長島の海で捕れた魚やイセエビなどの魚が泳いでいます。新鮮なお刺身やお魚、貝類、わかめなども、地元の野菜、果物、お土産物など品揃え豊富です。ソフトクリームも販売されています。じゃがいもやさつまいもの種類も豊富。長島の芋類は鹿児島県内でもおいしいと評判です。長島名物「あかまき」というお菓子も販売されています。
長島にて宿泊したホテル
夕暮荘
観光客も利用しますが、魚釣りに来た人たちも泊っていました。民宿で、お部屋は和室。私たちが泊った部屋は6畳間で、広縁にイスとテーブルがありました。ベランダからは朝日を海と朝日を眺める事が出来ました。部屋は清潔に掃除されていました。お布団は自分たちで敷きます。トイレとお風呂は共同。お風呂は温泉ではなく、家族湯のようなタイプです。
長島旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
今回は自家用車で長島に行きました。宿泊は直接、民宿に電話予約しました。観光の情報はインターネットで事前に調べました。島の入り口のだんだん市場には観光案内所があるので地図などはそこで入手できます。島のあちこちに観光マップの看板があるので、特に迷ったりすることはありませんでした。食事をするレストランや食堂は島の入り口付近に数件あります。島の中にも食事をする場所はいくつもありました。コンビニは島に2件、スーパーもそれほど大きいものはありませんでした。
長島旅行に必要な持ち物
お天気が良いと、海の照り返しもあり日差しが大変強いです。日よけ対策、日焼け対策はしっかりした方がよさそうです。帽子、日焼け止め、日傘、サングラス、海に入る予定のある方は水着も必要です。ビーチもいくつかあります。海はとてもきれいなので海水浴に適しています。海水浴の予定がなくてもきれいな海を見ていると海に入りたくなってしまうかもしれないので、タオルは持っていた方が良いかもしれません。
長島旅行での注意点
- 公共交通機関は数時間に一本しかないので、自家用車、レンタカーがおすすめ。
- コンビニは2件しかないので、見つけたら必要なものは買っておいた方が良いかも。
- メインの道路は広いのですが、わき道に入ると狭いところが多いです。
島の周りを走っている県道は広くて快適にドライブできますが、わき道に入ると狭いところが多いです。運転には気を付けましょう。坂も多く、農家の軽トラックやトラクターがのんびり走っていることもあります。公共交通手段はバスがありますが、本数がないので注意が必要。
まとめ
鹿児島には離島が多くありますが、屋久島、種子島、最近世界自然遺産に登録された奄美大島、徳之島、沖永良部、与論島などに訪れる方が多いと思います。しかし、この鹿児島北部に位置する長島はあまり知られていない穴場スポットです。島でありながら、橋を渡れば行けるという便利さ。車でふらっと行くのに最適な島です。海水浴も楽しめるのでファミリーの方にもおススメです。
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