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積丹旅行体験記
世界に2か国しかない二重内陸国(海に出るまで最低2回国境を超えなければならない国)の1つであるウズベキスタンから友人が遊びに来ました。私の出身地である北海道の広大な大地と海の景観、新鮮な魚介類が堪能できる積丹を一緒に旅したスポットをご紹介します。
積丹旅行について
- 広大な北海道の大地と300度に広がる日本海の水平線を満喫
- 海が見える宿でゆったりリフレッシュ
- 新鮮な魚介類を贅沢に堪能
北海道西部に位置する積丹半島は、断崖絶壁の続く美しい海岸線でドライブコースとしても良く知られています。北海道に旅行に行っても小樽やニセコまで足を伸ばしても積丹までは行ったことがないという人も多いようです。ここでは、次の北海道旅行では積丹へ!と予定を立てたくなるような積丹のおすすめスポットや宿など積丹の魅力をご紹介します。
積丹旅行のおすすめのスポット
源義経とアイヌの娘の伝説が残る日本海の大パノラマ「神威岬」
遠く鎌倉の時代に、みちのくから北海道に逃れてきた源義経はアイヌの娘チャレンカと恋に落ちます。本土に向かう義経をチャレンカが追ってきますが、すでに義経を乗せた船は出発してしまっていました。失意のうちにチャレンカは海に身を投げてしまったそうです。その後、この岬周辺を女性を乗せた船が航行すると必ず遭遇していたため、その地を「女人禁制の門」と名付けられたそうです。日本海の大海原へ突き出した神威岬の先端までは、「女人禁制の門」から約770mあります。両側に日本海の雄大な眺めが広がる遊歩道「チャレンカの小道」を歩いていくと20分ほどで300度に広がる水平線を見ることができます。
日本の渚百選にも選出されている「島武意海岸」
日本の渚百選の1つである島武意海岸は、断崖絶壁が続く景観の中で唯一波打ち際まで降りることができるスポットです。暗い短いトンネルを抜けると眼下に現れる鮮やかな海の景観は、息を呑む美しさで衝撃的です。少し急な階段を下っていくと波打ち際まで行くことができます。すぐ近くにキャンプ場もあり、夏は多くの人々で賑わいます。
黄金岬から見えるハートの形をした「宝島」がデートに人気
積丹町の美国港から海へ突き出した黄金岬は410mの遊歩道が整備され、3か所の入り口から展望台へっと向かうことができます。ここ美国港は、ホッケやニシン、ウニが良く獲れる場所として知られています。黄金岬の展望台から見える「宝島」が上空から見るとハートの形をしていると恋愛成就のパワースポットにもなっていて人気です。海岸線をドライブしながらのデートに最適です。
積丹でのおすすめグルメ
一日限定20食「赤ばふんうに丼」が食べられる「みさき」
積丹には、生うにをはじめ新鮮な海鮮料理が食べられるお食事処がたくさんあります。ここのお店は、今回の旅では宿泊以外に食事をとる機会がなかったので訪れませんでしたが、以前積丹に訪れた際に何度か立ち寄りました。今回は写真が見つけられなかったので添付できないのが残念・・・店主自らが獲った生うには防腐剤不使用で甘さが口の中に広がり、とろける食感です。6月中~8月末までの期間限定で食べられる赤ばふん生うに丼は少しお値段がはりますが一度食べたら忘れられない絶品です。
積丹でのおすすめのショッピングスポット
美国漁港で干し物(一夜干し・丸干し)
積丹町の美国漁港周辺には、獲れたての海鮮が一夜干しや丸干しされて販売されています。その他、生の魚介類も新鮮なものが安く購入できるのでお土産におすすめです。その場で備長炭で焼いてくれるお店もあるので、食事をするのに美国漁港に行ってみても良いでしょう。北海道ならではの味が楽しめます。
積丹にて宿泊したホテル
海をずーっと眺めていたい人に!海鮮の宿「みはらし荘」
積丹半島の海岸線沿いにある「みはらし荘」は、その名の通り、客室からもお食事処からも常に海を眺められる海鮮の宿です。海が大好きな人、積丹まで来たので積丹の海鮮料理を満喫したいという人にはぴったりの宿です。宿の玄関や食堂がある1階から客室のある2階までの階段にはリフトが設置されており、体の不自由な方や年配の方々にも優しい宿になっています。宿からの景色も最高ですが、海の幸がいっぱいの海鮮料理が本当に美味しくてリピートしたくなる宿です。
積丹旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
積丹への旅は、北海道出身ということもあって何度も行っている観光スポットなので、特に検索もせずに自家用車で行きました。今まで何度も観光したことのある場所でしたが、宿泊は1度もしたことがなかったので、インターネットであらかじめ検索し予約しました。ホームページに記載通りの立地で見晴らしが良く、海鮮料理も新鮮な魚介類を堪能できて大満足でした。外国人は生のお魚が苦手な人も多いですが、友人はとても美味しいと喜んで食べてくれました。
積丹旅行に必要な持ち物
8月の観光でしたが、夕方近くになると神威岬は風があると少し肌寒いので薄手の羽織りものがあると良いでしょう。北海道の夏は、比較的日差しがあまり強くありませんが、海沿いは日焼けしやすいので日焼け対策は必須です。海岸沿いを歩いたり、急な階段を昇降するので履きなれた靴やスニーカーが良いでしょう。海沿いは虫も多いので、虫よけスプレーも必須です。
積丹旅行での注意点
- 交通手段は自家用車もしくはレンタカーが便利!
- 4月下旬~10月下旬頃までが観光シーズン!
- 歩きやすい靴や服装で快適な旅行を!
北海道旅行にいえることですが、移動は公共の交通機関よりも広大なので自家用車もしくはレンタカーをおすすめします。積丹の観光シーズンは、4月下旬~10月下旬頃までが天候や気候的にもちょうど良く、新鮮な海鮮料理も楽しめる時期になります。海岸沿いで足場が悪い道や急な階段を昇降するので歩きやすい靴や服装は必須です。
まとめ
北海道の積丹の旅についてご紹介しましたが、魅力が少し伝わったでしょうか?積丹の周辺の町、余市にはニッカウヰスキー工場があったり、ニセコには温泉や大自然を満喫できるスポットがあったりと周辺の町と一緒に楽しむこともできます。夏には海水浴でも賑わう積丹、北海道民も美味しいウニを目的に積丹に行くほどです。ぜひ、積丹の綺麗な景色と新鮮な魚介類を満喫しに訪れてみてくださいね。
Good