目次
鳴門旅行体験記
週末を挟み時間が取れたので、3泊4日の旅行をすることに。そこで、前から行きたかった、徳島県鳴門市の「大塚国際美術館」へ行くことにしました。行きと帰りにそれぞれ1日使い、中2日は連日美術館に通って堪能しました!
鳴門旅行について
- 作品数約1,000点の「大塚国際美術館」に何日通うか考える
- 周囲の観光スポットは千鳥ヶ浜、鳴門公園、お茶園 展望台
- 「大塚国際美術館」からバスでどこへ行く?
「大塚国際美術館」は、陶板の技術により、世界の著名な絵画・建築物など約1,000点を複製した作品を展示する美術館です。興味がある方なら1日では満足できないかも。私は2日通いました。美術館に2日行く予定だったけどあんまり興味が持てなかったという方もご安心ください。千鳥ヶ浜、鳴門公園、お茶園 展望台など、徒歩圏内で行ける名所がいくつもあります。また、「大塚国際美術館」から高速バスが出ており、神戸、大阪、京都にも大鳴門橋を渡っていけます。
鳴門旅行のおすすめのスポット
再現「スクロヴェーニ礼拝堂」
大塚国際美術館で特にすごいのが、建築物をほぼ原寸大で複製しているところです。建築物は絵と異なり、空間、奥行など、現地に行かなければわからないのが通常ですが、それを日本で複製してくれるのが本当にすごい。「スクロヴェーニ礼拝堂」はイタリアにあり、1305年に完成したものです。美術館の複製空間では、BGMに讃美歌も流れ、礼拝堂の雰囲気に浸れます。
休憩スポットは皇帝ナポレオンとジョセフィーヌの向かいにあるソファ
えっソファ?と思われたかもしれませんが。広大な大塚国際美術館。鑑賞ルートは約4㎞あり、作品数が約1,000点です。鑑賞者の疲労が考慮され、館内の至るところにソファや椅子があるのがありがたい。そんな数ある休憩スポットの中でも、私の一番のお気に入りが、縦621×横979センチの大作「皇帝ナポレオン1世と皇后ジョゼフィーヌの戴冠」の向かいにある黒いソファです。大変座り心地がよいので、何回も休憩しに行きました~。
大塚国際美術館から徒歩数分の場所にある「千鳥ヶ浜」
大塚国際美術館の名画尽くしでお腹がいっぱい、胸いっぱいになったら、美術館から徒歩数分の距離にある「千鳥ヶ浜」で一休みするのもよいでしょう。美術館は、当日であれば再入館ができます。「千鳥ヶ浜」の向かいに見えているのは淡路島です。むき出しの自然が美しいですが、見た瞬間なぜか「サスペンスドラマの舞台に出てきそう」と思ってしまいました・・。
鳴門でのおすすめグルメ
美術館内の「カフェ・ド・ジヴェルニー」で連日お食事
お食事処の紹介ももちろん、美術館内のカフェです。感染症対策からか、同館内のレストランは閉鎖されており、唯一空いている「カフェ・ド・ジヴェルニー」に計3回訪れました。230席あり、いつ行っても席に困ることはなかったです。「鯛の炙り丼」「阿波尾鶏のチキンカツ丼」などいただきました。普通でおいしかったです。量は少な目で、デザートの余地ありです。どちらかというとデザートが売りのようです。
鳴門でのおすすめショッピングスポット
ショッピングはもちろん美術館内の「MUSEUM SHOP」で
ショッピングももちろん館内です。どうやらゴッホ推しらしい。アンケートで鑑賞者の一番人気も、ゴッホの「ヒマワリ」らしい。確かに、ゴッホの「ヒマワリ」7点の複製画を一堂に会したヒマワリ展示室はインパクト抜群でした。ヒマワリすぎて、なぜか笑いが出てしまいました。そんなヒマワリに敬意を表して、ヒマワリのハンカチとミルクチョコレートを買いました。ミルクチョコレートは、モロゾフ製なので、しっかりおいしいです。
鳴門にて宿泊したホテル
海沿いホテル「鳴門海月別亭 シーサイドホテル鯛丸海月」で2連泊
今回は「大塚国際美術館」がメインだったので、美術館に徒歩数分で行けるこちらのホテルに2連泊しました。徳島阿波おどり空港から路線バスで35分ぐらい。最寄りのバス停から降りるとすぐ目の前がホテルでした(雨が降っていたので嬉しかった!)。やや古いホテルですが清潔です。大浴場の露天風呂は、鳴門海峡の潮の香りがします。夜の景色は街の明かりがキラキラして絶景でした。お風呂の後は、波の音を聞きながら眠りにつけます。
鳴門旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
3泊4日もあるので、徳島の帰りに神戸に寄って観光しようかなと試みました。金曜:飛行機で東京から徳島へ。その日はホテルに早めに着いてゆっくりする。土曜:美術館。同じホテルに2連泊。日曜:美術館を見た後、高速バスで神戸へ移動し、ホテル宿泊。月曜:神戸の異人館を見学して、新幹線で東京へ戻る。という予定だったのですが、美術館でもう胸いっぱいになってしまい、神戸での観光は割愛しました。神戸は経由しただけでしたが、高速バスで大鳴門橋を渡るのが楽しかったので良しとします。
鳴門旅行に必要な持ち物
大塚国際美術館の鑑賞ルートは約4㎞あり、相当歩くことになりますので、履きなれたスニーカーが必要です。夏に訪問される方は、館内は冷房がきいていますのでカーディガンなどがあった方がよいです。半袖の女性が寒そうにしている光景をけっこう見かけました。そして美術館を出ると、晴れた日は遮るものがない直射日光にさらされるので、サングラスがあった方がよいです。本当はお帽子も欲しいですが、かさばるので飛行機に乗るときなどにモタモタしちゃいますしね。
鳴門旅行での注意点
- 大塚国際美術館へのアクセスはバス。バスの時間に注意
- 美術館から発車する高速バスは、事前予約が必要
- 美術館内では充電スポットを見逃さないこと
徳島阿波おどり空港から美術館までのアクセスは、路面バスです。バスの頻度が数時間に1回という時間帯もありますが、飛行機の離着陸の時間に合わせてバスの発車時間が設定されている模様。美術館から出る高速バスは、ネットなどで要予約です。また、美術館内にいくつか充電スポットがあり、スマホの充電ができますので、見逃さないように。
まとめ
大塚国際美術館の約1,000点の偽物パワーに圧倒されました。もし1点ずつ本物と比べると、本物の方が勝るのは明らかではあります。例えばミレーの「晩鐘」、本物を見たことがありますが、あの荘厳なオーラは残念ながらまったく無かったです。また、大きい絵だと、陶板の継ぎ目も気になる。しかしそれはそれ、複製とはいえ1,000点の建築物・名画を日本で見られるメリットの方がずっと大きいです。偽物も集合することによって本物以上の価値になっているのがすごい。また必ず来ます。
この記事へのコメントはありません。