目次
鳥取旅行体験記
夫が「鳥取に行こう」と言い出したのは新婚一年目のことでした。
てっきり目的地は砂丘かと思いきや、「砂丘はまた別の機会に」と。
今思うと失礼ながら、砂丘に寄らずして
鳥取県で1泊2日なにをして過ごすのか皆目見当がつかないまま、
新婚ほやほやの夫婦ふたりで鳥取を大満喫したエピソードです。
鳥取旅行について
- 大人もこどもも100%楽しめる水木しげるロード
- 高所恐怖症にはかなりの試練!?べた踏み坂
- 海産物も一風変わったカレーもウマすぎる!鳥取グルメに舌鼓
通りを見渡すとあたり一面妖怪だらけ、
昼は愛らしく夜は途端にお化け屋敷のように姿を変える水木しげるロード。
子どもだましだなんてとんでもない、リアルな怖さに大人もガッツリ楽しめるスポットです。
さらに、べた踏み坂と呼ばれる江島大橋でかつてないほどアクセル踏みっぱなしの
ドキドキを味わうのもまた楽しい!
高所恐怖症の方には特に、水木しげるロードとは違う意味で怖いこと間違いなしです♪
鳥取旅行のおすすめのスポット
あたり一面妖怪だらけ!水木しげるロード
鳥取県境港市出身の漫画家水木しげる氏。
言わずと知れた漫画『ゲゲゲの鬼太郎』の作者です。
町のいたるところで観光客を出迎える「ねずみ小僧」や「ねこ娘」など総勢177体におよぶ妖怪像は
昼間はとても茶目っ気たっぷりでしたが夜になると姿が一変。
ほの暗い夜道でそれぞれがライトアップされるだけでなく、奇妙なBGMが不気味さを引き立てて、
写真を撮るためとはいえあまり近くに寄りたくない雰囲気をかもしだしていました。
ムービーにもある通り、
今回たまたま“鬼太郎”が帰宅する背中を見ることができたのがいい思い出です。
雨でぬれた下駄をしっかりとマットで拭いていました(笑)
べた踏み坂、上から撮るか下から撮るか
江島大橋・通称「べた踏み坂」は、鳥取県と島根県の県境にまたがる急こう配の坂です。
真っ正面から見ると道路がまるで壁のようにも見えることで知られており、
綾野剛さんが出演した車メーカーのCMによって一躍人気の観光名所になりました。
どんな景色が見えるのか、さっそくアクセルを踏み込む夫、カメラを構える私。
ところが登っても登っても、車窓からでは壁のような景色は分かりません。
むしろ徐々にあがっていく高さに、高所恐怖症の夫はとても背筋が寒くなったようです。
実際に壁のように見えるスポットは坂から少し離れたところにあるようで、
今回は時間の都合で探しきれなかったのですがいつかまた訪れる機会があれば
まるでトリックアートのようなべた踏み坂を激写できたらと思います。
「ねずみ男の駅」で鬼太郎電車を激写!
「鬼太郎駅」の愛称で知られている境港駅に続いて、
米子駅は「ねずみ男駅」として親しまれているそうです。
町全体の妖怪ムードを楽しんでいたところ、なんとホームに鬼太郎電車が到着!
私たちが見た時はねこ娘の車両が先頭になっていましたが
タイミング次第では鬼太郎や目玉のおやじ、ねずみ男やこなきじじいなど
おなじみのキャラクターたちがプリントされた電車を撮ることができます。
移動のときさえもゲゲゲの鬼太郎の世界観を楽しむことができました。
こちらの“幽霊電車”はプラレールでも発売されているようです。
境港でのおすすめグルメ
絶品の海鮮丼に舌鼓!「丼や」
寿司・刺身マニアの夫の鳥取でのテンションのあがりようは相当のものでした。
今回訪れたのはなんと正月三が日だったので、ほとんどのお店は正月休みで閉店していたのですが
こちらの「丼や」は正月からたくさんのお客さんで賑わっていました。
やはり旅にグルメは欠かせません、素晴らしい鮮度の海鮮丼とビールを堪能しました。
タコのゲソ天も美味しかったです。
境港でのおすすめのショッピングスポット
梨とカレーのコラボ!? ユニークなおみやげにおすすめ
駅で電車を待っている間、駅の軽食店で「梨カレー」というメニューが目に留まりました。
店員さんが「ちゃんと美味しいカレーだよ(笑)」とススめてくださったので注文してみると
スパイスと梨の果汁が見事にマッチしている
これまでに食べたことのないカレーでした…!
甘いだけでなく酸味がある二十世紀梨だったことでこの味覚が生まれたのか、
つい思わずおみやげとしても買ってしまったほど。
二十世紀梨の国内出荷1位を誇る鳥取ならではのカレーでした。
境港にて宿泊したホテル
天然温泉 境港 夕凪の湯 御宿 野乃
水木しげるロードに隣接している温泉宿。
昼間チェックインしたときは気になりませんでしたが、
夜の水木しげるロードを見て日が暮れてからホテルに帰ると
ひとりで温泉に浸かるのはちょっと怖かったです(笑)
1月の冷たい雨が降った日でしたが、天然の温泉でゆっくり身体を温めることができました。
境港旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
鮮魚を味わいたい夫によるプランニングで旅をしました。
移動で電車も使いましたが、レンタカーを上手に使いながら旅をしたほうが
より楽しめると思います。
境港旅行に必要な持ち物
砂丘に行かなかったので特別な準備はしませんでしたが、
177体の妖怪像が並ぶ水木しげるロードでは
ゲゲゲの鬼太郎の漫画・アニメを知っているとより楽しむことができると思います。
沿道に妖怪おみやげショップもたくさん並んでいるので
ぜひ写真を撮りつつ&お買い物しつつ、楽しんでみてください。
境港旅行での注意点
- 水木しげるロードの夜はライトアップで足元が暗めです
- 電車は1時間に1~2本!時刻表は事前にチェックを…!
訪れたとき雨が降っていたこともあり、夜に訪れた水木しげるロードの足場はあまりよくはありませんでした。
ライトアップで通りが全体的に暗いため、
小さなお子さまやヒールの高い靴を履いた女性の方は足元にご注意ください。
また、福岡の感覚だと電車は1時間に7~8本は走っているイメージでしたが、
1時間に1本、多くて2本ほどなので、時間には余裕をもっておくといいと思います。
(逆に電車を待つ時間で梨カレーに出会えたので、これはこれで良かったです)
まとめ
砂丘に寄らない鳥取旅…はじめはどうなることかと思っていましたが
想像以上に楽しかったです。
鳥取を訪れた2か月後に新婚旅行として夫婦でフランスを旅しましたが、
世界的に人気の観光地フランスに引けを取らないほど水木しげるロードを堪能した私たち。
まだ訪れていない方にはぜひ一度行ってみていただきたいスポットです。
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