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田辺旅行体験記
コロナ禍で県外へ旅行できない中、私の住んでいる和歌山県田辺市が独自で地元旅キャンペーンを実施。田辺市民が市内にある宿泊施設にお得に泊まれるキャンペーンです。4人家族で熊野古道沿いの宿に一泊して、翌日は白浜アドベンチャーワールドで1日楽しみました。
田辺旅行について
- 世界遺産「熊野古道中辺路」高原から見る悠久の熊野の山々
- 子連れ旅行にも安心。1日2家族限定「旅籠屋まさら」
- 大人も子供も1日楽しめる白浜アドベンチャーワールド
子連れで世界遺産を訪れるのはハードルが高いと思われがちですが、高原にある駐車場からは絶景を拝むことができて、お子様との熊野古道散策も楽しめます。その高原には、日本人オーナーとフランス出身の奥様が営む古民家のお宿「旅籠屋まさら」があります。1日2家族限定ですので、美味しいお料理をゆっくり楽しめますし、オーナーのお2人とも会話が弾みます。白浜アドベンチャーワールドは遊園地、動物園、水族館が一体になったテーマパーク。ジャイアントパンダの飼育数は日本一で、国内外からたくさんの人々が訪れる施設です。
田辺旅行のおすすめのスポット
世界遺産「熊野古道中辺路」高原からの絶景
田辺市中辺路町栗栖川(くりすがわ)を通る国道311から、富田川を渡り10分ほどグネグネした山道を上がっていくと高原集落に到着します。高原は「霧の里」とよばれ霧が出やすく、冬の早朝には果無(はてなし)山脈などに雲海を見ることもできる場所です。コロナ以前はオセアニアや欧米からたくさんの観光客が訪れていたため「こんな山奥なのに外国みたい」と感想を持つほどでした。高原の休憩所には綺麗なお手洗いもあるのでお子さん連れでも安心です。熊野古道は休憩所からすぐのところを通っているので、ちょっと古道歩きを体験することもできます。
夕ご飯には自慢のガレット!和食とフレンチの融合のお宿「まさら」
聖地熊野の地で出会った日本人のマサさんとフランス人のサラさんが営む旅籠屋「まさら」は、高原熊野神社の目の前にあります。カフェも経営していて、ランチはサラさんの作るガレットが大人気です。その自慢のガレットは夕飯にも。トマト入りのすき焼きやサラさんのお母様直伝のラザニアも絶品。気さくなお2人との会話も弾み、ワインが進みます。朝は窓から霧に包まれた神秘的な山々が見え、縁側のバードフィーダーには鳥たちが遊びにやってきます。子供にも親切で安心して宿泊ができました。
白浜アドベンチャーワールドで大人も子供も大満足
中辺路高原から車で約45分で白浜アドベンチャーワールドに到着です。子連れ旅行でアドベンチャーワールドをおススメする理由は「ご飯持ち込みOK」ということ。私たちは毎回コンビニでお昼ご飯を調達してからアドベンに向かいます。もちろん美味しいレストランもありますのでご安心ください。アドベンに行ったらビッグオーシャンで行われるマリンライブがおすすめ。音楽と融合してイルカたちとトレーナーの皆さんが織りなす感動のライブです。日本一のジャイアントパンダファミリーに出会えるのも魅力。乗り物好きのお子さんも楽しめるライドも充実しています。
田辺でのおすすめグルメ
和歌山ならでは。イノブタ料理も楽しめるレストラン「イブファーム」
猪と豚を掛け合わせた「イノブタ」は和歌山県すさみ町のご当地グルメですが、田辺市にある「イブファーム」でイノブタを楽しむことができます。イノブタは脂身が特に甘くてコクがあり、初めて召し上がる方は美味しさに驚くかと思います。イノブタ以外でも国産豚を使用したトンカツやトンテキ、お子さんには肉うどんやカツサンドが人気です。ランチ時は地元の方はもちろん、ディナータイムは多くの観光客も訪れます。お座敷もありますのでお子様連れのアドベンチャーワールド帰りの夕飯にお勧めです。※写真は国産豚のトンテキです
田辺でのおすすめのショッピングスポット
白浜アドベンチャーワールド内のショップ
アドベンチャーワールド内にはお土産ショップが充実しています。生まれたばかりの赤ちゃんパンダのぬいぐるみが売っているのもアドベンならでは。SDG’sを意識した「バンブーファイバー」で作られた食器類は化学肥料や農薬を一切使用していない竹から作られているので、小さいお子様も安心して使えます。ショップで購入したパンダグッズを着て園内を楽しむ方も多いです。閉園時間寸前は大変込み合いますので、空いている時間を見計らってロッカーなどを上手に利用するのもアドベンを最大限に楽しむ方法かと思います。
田辺旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
旅篭屋「まさら」は電話での予約はもちろん、Kumano TravelのHPからも予約がとれます。アドベンチャーワールドは新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から入場者人数制限をしていますので、HPから事前予約をお勧めします。
田辺旅行にて利用した宿泊施設「旅籠屋まさら」
「旅籠屋まさら」は2020年3月にオープンしたばかり。築60年の古民家を和と洋のテイストを絶妙に取り入れたお宿です。私たち家族は1階の部屋に宿泊したのですが、和室にベッドが2つ。他に布団を2セット用意してくださいました。ダイニングはテーブル席。テレビもあります。お風呂も湯船に入れますし、小さいお子様と親御さんが一緒に入れるくらいの大きさがあります。脱衣所も広く、洗濯機もあります。熊野古道歩きの方にとって洗濯機があるお宿はありがたいですが、子連れ旅行の際にも助かりますね。もちろんお手洗いもとてもきれいです。熊野古道歩きをする外国人の方にも日本人にも、この古き良き古民家の雰囲気の残るこのお宿は魅力的かと思います。
田辺旅行に必要な持ち物
小さなお子様連れでしたら、いつも持ち歩いている物はもちろんのこと、離乳食など特別な食事の場合はそちらも持参したほうが良いかと思います。もし、宿泊でおねしょなどが心配の場合はおねしょシーツをお持ちになると安心です。アドベンチャーワールドでは夏は水遊び、マリンライブでは水のスプラッシュもありますので、お着替えをお持ちになることもお勧めします。
田辺旅行での注意点
- 高原に上る道は狭くうねうね道なので注意
- 田舎ではお年寄りも運転しているので急ブレーキなどに注意
- アドベンのイベントは変更もあるので注意
山道の運転に慣れていない方は、高原までの山道にドキドキすると思います。狭い道ですのでヘッドライトを点けて慎重に上ってください。車酔いしやすい方はご注意ください。また、お年寄りの運転も多いので、ウインカー無しでの右折左折や急ブレーキなどにもお気を付けください。コロナ禍により、アドベンチャーワールドの開園やイベントの変更もあるかと思います。事前にご確認下さい。
まとめ
子供と一緒に悠久の熊野古道を味わえるのは思い出深いものです。古代の人々と同じように神聖な空気を肌で感じられる貴重な旅でした。翌日には全く違った世界を味わえるアドベンチャーワールドで動物たちに癒されて、笑顔が絶えない1日となりました。自宅はアドベンチャーワールドは1時間で行ける距離にありますが、今回のように一泊して旅行気分を味わうことで、コロナ禍で遠出の出来ない時期でも家族4人楽しめて、より一層良い思いでになりました。
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