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中央イタリアでおすすめの大聖堂について徹底解説します!
首都ローマも属する中央イタリアは、イタリアが世界に誇る、美しき大聖堂の宝庫。正直、オススメしたいものが山ほどあるのです…が、今回は頑張って5つに厳選!絶対行って欲しいものを皆さまにご紹介します♡
中央イタリアでおすすめの大聖堂とは、いったいどのようなもの!?
- 毎日の生活に寄り添うもの
- 貴重な観光収入源としての側面もあり
- 地元民にとっての街の誇り
聖堂とは平たく言うと、教会の1つ格上のものを指します。聖堂の中で特に重要なものは大聖堂。そして、その街を代表する大聖堂は「ドゥオモ(Duomo)」と呼ばれています。格が上がるほど、やはり地元の人たちの思い入れも強くなる傾向あり。ドゥオモは地元の人たちの誇りであり、自分たちの毎日の生活をそっと見守っていてくれるもの。そして、貴重な観光収入源としての側面もあります。
中央イタリアでおすすめの大聖堂、5選
Basilica di San Pietro
ローマの中にある小国、バチカン市国を形作る「サン・ピエトロ大聖堂」は、ランキングに加えるのも恐縮してしまうほどのトップ・オブ・トップ。世界最大のキリスト教建築です。あまりの大きさに1枚の写真に収めるのはほぼ困難。ですので、現地ではじっくりとその目で美しい姿を堪能しましょう。個人的にはクリスマスシーズンの大聖堂がオススメ。大きなクラシック調のクリスマスツリーが設置され、厳かな雰囲気が一段と高まります。
Duomo di Siena
イタリアファンの間で人気の都市「シエナ」。ここにある「シエナ大聖堂(ドゥオモ・ディ・シエナ)」は、とにかく外も中も細かな装飾がびっしり。特に大理石の見事な縞模様のコントラストは必見です。実はシエナはフランスからローマまでを結ぶ巡礼街道「Via Francigena(ヴィア・フランツィジェーナ)」沿いの宿場町として発展した都市。ゆえに、イタリア国内でも有数の見応えのある宗教施設がたくさんあります。
Cattedrale di Santa Maria del Fiore
フィレンツェにある「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(カテドラーレ・ディ・サンタ・マリア・デル・フィオーレ)」。「ドゥオモといったらココでしょ!」という方も多いのではないでしょうか?映画や小説の影響もあって、日本人に特に人気のドゥオモのひとつで、日本人観光客が多いので、初めてのイタリア旅行でも観光しやすい点もオススメです。個人的には下から見る姿よりも、屋上から見る雄大な街の景色がオススメ。時間を確保してでも是非上にあがっていただきたい大聖堂でもあります。
Duomo di Orvieto
これまでご紹介した街々に比べると、若干知名度が低いウンブリア州の都市オルヴィエート。ですが、ここでは「オルヴィエート大聖堂(ドゥオモ・ディ・オルヴィエート)」を見逃してはなりません。オルヴィエートは電車の便も良く、ちょうどフィレンツェとローマの中間地点にあることから、団体ツアーなどで立ち寄ることも多いハズ。シエナ大聖堂をモデルに建てられた大聖堂は、こちらも艶やかな縞模様と金箔付のモザイク画のオーラが格別です。
Duomo di pisa
「ピサと言ったらピサの斜塔でしょ!」と思っていた私。いざピサに行ってみたら、斜塔が大聖堂のための添え物(失礼!)だということに気付いてしまいました。そう、ピサの斜塔はこの、白亜の「ピサ大聖堂(ドゥオモ・ディ・ピサ)」のための鐘楼(鐘つき塔)なのです。ということで、現地に行くと、斜塔の美しさに勝るとも劣らぬ見事な大聖堂を見ることができます。入場セット券などもあるので、是非どちらもじっくり味わってみてください。
中央イタリアでおすすめの大聖堂、見逃せないポイントとは
ローマへ続く、巡礼地の面影
中央イタリアの大聖堂めぐりでは、カトリックの総本山、サン・ピエトロ大聖堂へ向かう巡礼路の風景も見逃せません。写真はバチカン市国の手前にあるサンタンジェロ城に架かる「サンタンジェロ橋」。美しい橋の両サイドには、等間隔に天使たちの彫刻が並べられており、天使たちに見守られながら一歩一歩サン・ピエトロ大聖堂に進んで行く際は、カトリック教徒でなくとも、自然と畏怖の念を覚えることでしょう。
中央イタリアでおすすめの大聖堂、お役立ちグッズとは
「腰に巻ける長袖カーディガン」
夏の中央イタリアはとにかく熱い!最近では日本と同じで、40度を超える日も出てきました。有名なドゥオモに限って広大な広場の奥にある為、どうしても薄着のまま中に入りたくなってしまうもの。そんな時、肩や腰にさらりと巻ける長袖カーディガンを身に着けていると、中に入る時だけ、さらりと羽織ることが出来便利です。
中央イタリアでおすすめの大聖堂で注意点するべき点とは
「腕や足の過度な露出」
正直あまりに有名な大聖堂では、いまや観光客が多すぎて、一人一人服装まで注意されることはありません。しかしながら、TPOをわきまえた服装をしている人はやはりスマートなもの。日本人はイタリア人たちからも「礼儀正しい」と一目置かれているからこそ、宗教関連施設の中に入る際は、ノースリーブや半ズボンなどは出来たら避けると好ましいです。
まとめ
中央イタリアの大聖堂はイタリア国内だけでなく、世界の中でも有数の美しさを誇るものばかり。いにしえより、これらを見るべく過酷な巡礼の旅を続けてきたカトリック教徒たちに思いを馳せれば、気持ちもさらに高まること間違いありません。日本人観光客が多い点も中央イタリアの魅力。初めての海外旅行にもおすすめですので、是非一生に一度、その荘厳な姿をご覧になってください。
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