目次
ヴェナリア・レアーレ旅行体験記
雑誌で見て、一生に一度行ってみたかったヴェナリア・レアーレ(ヴェナリア宮殿)。まるでお姫様の世界に迷い込んだかのような美しい場所へ、ついに行くことが出来ましたので、その模様をご紹介したいと思います♪
ヴェナリア・レアーレ旅行について
- イタリアの世界遺産に触れられる点
- ヴェルサイユ宮殿を彷彿とさせる美しい世界観を味わえる点
- 専用シャトルバスで簡単にアクセスできる点
ヴェナリア・レアーレはイタリアが誇る世界遺産の1つ。「サヴォイア王家の王宮群」の1つに含まれます。「レアーレ」とはイタリア語で「宮殿」のこと。あの、フランスのヴェルサイユ宮殿がモデルとなったと言われるヴェナリア・レアーレは、近年修復作業が終わり、驚くほど美しく生まれ変わりました。同州の州都トリノの街中からシャトルバス「ヴェナリア・エクスプレス(Venaria express)」で簡単にアクセスできる点も◎。周辺もお店や映画館などがあり、とても賑わいのある雰囲気です。
ヴェナリア・レアーレ旅行のおすすめのスポット
Galleria Grande
ヴェナリア・レアーレのハイライトはなんといってもガレリア・グランデ(大広間)です。ヴェルサイユ宮殿のメインルームである「鏡の間」より大きな広間は、なんと長さ約80メートル・幅約12メートル・高さ約15メートルあるそうです。何より美しいのがその色合い。真っ白な壁と、地面に敷き詰められたバイカラーの大理石とのコントラストは、なんとも上品。大きな窓から光が差し込めば、思わずダンスを踊りたくなってしまうような、そんな心地良い雰囲気が辺り一帯を包みます。
I giardini
ヴェナリア・レアーレの奥に広がる庭園(イ・ジャルディーニ)は、あまりの広さに眩暈がしそう!まずは果てしなく続く、その広さに驚かされます。春は草木が生い茂り、桜も咲いて可愛らしい雰囲気。遠くに見えるアルプスの山並みも見応えがありますし、エリア毎に微妙に異なる趣もまた味わいものがあります。とにかく広い庭園ですが、園内にはミニSL「La Freccia di Diana」が走っているのでご安心を。是非ゆっくりと庭園めぐりをお楽しみください。
Castello della Mandria
実はヴェナリア・レアーレの敷地内にはもう一つ「カステッロ・デッラ・マンドリア」というお城があります。2つは約2キロ離れたところにあり、あまりに庭園が広い為、航空写真でチェックしないとわからないカモ(笑)。規模は多少小さいですが、カステッロ・デッラ・マンドリアも20以上の美しいお部屋を見学することが出来るので、時間があれば是非足を伸ばしてみてください。先ほどご紹介したミニSLでも行くことが可能。また、ヴェナリア・エクスプレスで直接アクセスすることも出来ます。
ヴェナリア・レアーレでのおすすめグルメ
Pinguino
ピングイーノは、ペピーノ(Pepino)という会社の手がける棒付きアイス。Pepinoは世界で初めて棒付きアイスを提供した店と言われており、この地域の名物のひとつになっています。ピングイーノはベナリア・レアーレ内のカフェスペースで食べることが出来ますので、是非おひとつお買い求めになってみてはいかがでしょうか?フレーバーの種類も豊富。基本のバニラ×チョコ味から季節限定のフレーバーまであるので、皆で違う味を買って食べ比べてみるのも面白いかもしれません。
ヴェナリア・レアーレでのおすすめのショッピングスポット
Via Andrea Mensa
ヴェナリア・レアーレのチケット売り場などもある大通り「アンドレア・メンサ通り(ヴィア・アンドレア・メンサ)」は道幅も広く、可愛らしいお店が右に左に連なるヨーロッパムード満点の通りです。ヴェナリア宮殿ならではのアイテムは、宮殿内にあるブックショップ(Book shop)の方が充実していますが、それ以外のショッピングはアンドレア・メンサ通りがオススメ。車も通らないので道の真ん中を堂々と歩ける点も魅力です。
ヴェナリア・レアーレにて宿泊したホテル
NH Torino Lingotto Congress
私たちはクーポン券を持っていたので、ヴェナリア・エクスプレスでトリノ市内に戻り、地下鉄で数駅先のホテル「トリノ・リンゴット・コングレス」に泊まりました。駅からスグで、目の前にはショッピングモールやEataly(食材店)などもあった為、満足でしたが、街の中心部からは少し離れているので、次の日のご予定に合わせてチョイスされるとよいかもしれません。
ヴェナリア・レアーレ旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
私たちは街中からヴェナリア・エクスプレスを利用してヴェナリア・レアーレまで行きました。バスは簡単に乗ることが出来、身体を預ければあとは現地まで連れて行ってくれるのでかなりラクチン。本数も1時間に1本ほど発着しているので、多少英語かイタリア語が出来る方であれば個人旅行でも十分楽しめるかと思います。もちろん少しでも不安がある方、現地で詳しい説明を聞きたい方にはツアーをオススメします。
ヴェナリア・レアーレ旅行に必要な持ち物
「女子力高めアイテム」
ヴェナリア・レアーレはとにかく広い…。のですが、こんなに優雅で美しい宮殿、ジーンズ×リュックサックで行ったらモッタイナイ。もし可能であれば、ワンピース、バレエシューズ…などなど、1つだけでもお上品な可愛らしいアイテムを持って行ってみてはいかがでしょうか?さらに気分が高まること間違いなし!難しい方は、香水やネイル、アクセサリーなどで姫っぽさを取り入れてみるのもアリです。
ヴェナリア・レアーレ旅行での注意点
- 車を停めた場所を忘れないようにしましょう
- チケットの種類が豊富!目的に合わせて選びわけましょう
- とにかく広い敷地内。優先順位を決めてからまわるのがコツです
ヴェナリア・レアーレの敷地はとにかく広大です。もし車で行かれる方は、駐車場が何か所もあるので、ご自身が停めた場所を控えておくようにしましょう。出来るだけお目当ての施設に近い駐車場に停めるコトも大切です。また、チケットの種類もたくさん…。初めての方は、25ユーロの「Tutto in una Reggia(トゥット・イン・ウナ・レッジァ)」が、全施設入場可能チケットなので、オススメです。地図をもらったら、どこからまわるか、計画を立てて向かいましょう!
まとめ
イタリアの名だたるお城、宮殿に比べると、まだまだ知名度低めのヴェナリア・レアーレ。しかし、その分、1年を通じてごった返すことが少ないので、いつでも人のあまり写り込まない素敵な1枚を写真に収めることが出来ます。個人的には、世界一美しい宮殿の1つだと思っていますので、是非皆さまにも行っていただきたい!ピエモンテ州にご旅行の際は是非足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?
この記事へのコメントはありません。