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ベルガマ旅行体験記
トルコの観光地でも日本人にはあまり知られていないベルガマに行ってみました。日本というより、そもそもあまり知られていないのか観光客がほとんどいないので、本当に気の向くままに遺跡のあちこちを自由に散策することができました。
ベルガマ旅行について
- 山の上にあるヘレニズム文化の遺跡、アクロポリス
- 紀元前に始まったの医療施設、アスクレピオン
- ほぼ貸し切り状態でゆっくりと散策できる遺跡
ベルガマという地域にアクロポリスやアスクレピオン、今回は訪れることができなかった博物館などが点在しています。バスで各地を回ることもできますが、私は限られた時間で効率的に回りたかったのでツアーを利用しました。
それぞれの遺跡は人がほとんどいないので並んだり待たされたりすることもないのでスムーズに歩き回れます。写真を撮っても人が写り込むことがありません。
ベルガマ旅行のおすすめのスポット
ロープウェイで上る、山の上の遺跡、アクロポリス
経営は大丈夫なのかと心配になるほど誰もいない中、ロープウェイで頂上まで行きます。ロープウェイはきれいで快適です。上に上がるにつれだんだんと白い遺跡が見えてきてテンションもあがってきました。ガイドさんによると「アクロ」は上の方、「ポリス」は都市というギリシャ語で「上の方にある都市」という意味なのだそうです。
ぱっと見はまるでギリシャにいるようで、神殿跡の大きな柱や石積みの建物の跡、アーチ状の通路などを堪能することができます。山の上なので遺跡の向こうは絶景が広がり、眺めも抜群でした。
今回一番訪れたかった遺跡、アスクレピオン
アクロポリスを後にして車で移動して次に向かったのはアスクレピオンです。ここは、紀元前の昔からある医療施設だったとのこと、温泉と祈祷(まじない)などが行われていたそうです。こちらには神殿のような柱はなく、地味な印象ですが地下空間があったり、湧水が流れていたり、円形劇場があったりとアクロポリスとは全く違った遺跡でとても興味深いものがありました。蛇のレリーフが施された柱があるのですが、現在もWHOのマークや医療ちなんだものなどに蛇のモチーフが使用されているのはこの時代からのものなのだそうです。
帰りの空港までの道のり
観光スポットではありませんが、アスクレピオンからイスタンブールに戻る空港までの道のりもトルコらしく素敵でしたので紹介します。トルコは基本的に乾燥した広い大地が広がる国です。日本のような高い山はほとんど見られず、小高い丘程度の起伏がほとんどでオリーブの木と小麦畑が多く見られます。高速道路を走っているとどこまでもまっすぐで、全方向が平らで、日本と全く違う光景に驚きます。ですが、都市が近付くにつれ少しずつ建物が増え、緑が増え、車も増えてきます。
ベルガマでのおすすめグルメ
途中に立ち寄った恐らく観光客向けのレストラン
おすすめでも何でもない、この日に訪れた唯一のレストランです。ビュッフェスタイルのレストランでした。基本的にトルコは料理がとてもおいしく、こちらも観光客向けのレストランとはいえ味は抜群でした。
野菜をふんだんに使った煮込み料理、新鮮なチーズ、何種類もあるオリーブ、小麦の味がおいしいもちもちのパンなど、いくらでも食べられそうです。
ベルガマでのおすすめのショッピングスポット
アクロポリスの頂上にあるおみやげ屋さん
ちょっとしたおみやげ物は頂上にあるおみやげ屋で購入できます。
こちらでおみやげを買う予定はなかったのでお店には入りませんでしたが、イスタンブールでも買える定番のおみやげ物が見えました。
ベルガマにて宿泊したホテル
イスタンブールに戻って宿泊したほっそい部屋のホテル
パムッカレとベルガマを訪れる一泊二日のツアーでしたので夜にはイスタンブールに戻りました。新市街のとれもいい場所にあるホテルでしたが、部屋の幅が恐ろしく狭かったのです。両手を広げたら両壁を触れるほどの幅しかありません。スーツケースを広げていたらドアは開かないレベルです。
そんなびっくりなホテルですが、今回のツアーに参加するにあたりスーツケースを無料で預かってくれたり(ツアー前に一度チェックアウトし、ツアー後にもう一度チェックインしました)、バスカードの売り場を尋ねたら自分の使っているカードを貸してくれる親切っぷりに大満足でした。
ベルガマ旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
トルコの旅行会社HTR TOUR
前回と同じ、カッパドキアにある旅行会社で日本人スタッフがいます。ですが、他の地域の旅行会社と連携を取ってくれ、カッパドキアから遠く離れた今回の観光のツアーも手配してくれました。やはり日本人と日本語でやり取りできる安心感はありがたいです。
とはいえ、現地の旅行会社は日本語ができるとも限りませんので(私の時はすべて英語でした)トラブルがないとも言えませんが、いざというときには日本語で問い合わせができる安心感はありました。
私は現地のツアーのみでしたが、日本からの航空券も含めたツアーも申し込めるそうです。
ベルガマ旅行に必要な持ち物
歩きやすい靴、帽子、日焼け対策、水
前回同様、日陰のない遺跡をただただ散策します。遺跡は崩れたりしている部分も多く、足元が悪いこともあるので歩きやすいスニーカーでいった方が良いでしょう。
遺跡が白っぽいので照り返しも強めです。日焼け対策は忘れずに行ってください。
遺跡内は売店などはありませんので必ずお水も忘れずに携帯してください。
ベルガマ旅行での注意点
- 観光地が点在しているので効率的に回りましょう
- お店も少ないのでお水やスナックを常備しましょう
- たくさん歩きますので歩きやすい恰好で行きましょう
ベルガマは観光スポットが点在しています。ツアーなどで参加したほうが効率よく動けるでしょう。あまり観光客が多くない場所なのか、お店もそんなにあちこちにあるわけではないのでお水やちょっとしたおやつを持って行った方が良いと思います。特に夏場は暑さと乾燥と日向でのどが渇きますのでお水は多めに持って行ってください。
まとめ
まったくメジャーじゃないのだけれど、前からどうしても訪れてみたかったベルガマにようやく来れました。トルコ人のガイドさんですら「なんでベルガマ?エフェスとかのほうがよっぽど有名だよ」というほどのマイナーな場所のようでしたが、貸し切りに近い状態でゆっくりと気の向くままに歩き回れて最高でした。
ガイドさんと私だけの完全プライベートツアーだったので途中会話が途切れて微妙な空気にもなりましたが楽しい時間でした。
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