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ロッテルダム旅行体験記
アムステルダムに次ぐオランダ第二の都市・ロッテルダム。ベルギーを旅行した際に、オランダの世界遺産であるキンデルダイク風車群にブリュッセルからでも日帰りできると知り、その拠点として立ち寄りました!観光の思い出を綴ります。
ロッテルダム旅行について
- 世界遺産・キンデルダイクの風車群の玄関口
- オランダの首都からもベルギーの首都からも日帰り圏内
- 見たことない様な近代建築が楽しめる街なみ
ロッテルダムはキンデルダイクの風車群への路線バスや水上バスが出ている玄関口。アムステルダムからはIC列車で約1時間、ブリュッセルからでもIC列車で約2時間。オランダとベルギーの首都どちらからでも日帰りで訪れることが可能な地理的条件の良い街です。また、ロッテルダムは戦後再建された近代的な街並みなので、オランダの他の街とガラッと異なる雰囲気を楽しめます。
ロッテルダム旅行のおすすめのスポット
キンデルダイクの風車群
ロッテルダムまで来たらやはり世界遺産・キンデルダイクの風車群は欠かせません。18世紀から残る19基もの風車が運河沿いに並び、現存する風車群としては世界最大規模。のどかな自然の中に溶け込む風車の姿は素晴らしいものでした。筆者が訪れた時はロッテルダムからキンデルダイクまで夏場限定の水上バスが直行していましたが、それ以外の時期は水上バスの乗り継ぎ、もしくは地下鉄とバスを利用して行けるようです。
ロッテルダムの近代建築めぐり
第二次世界大戦時の爆撃で焼け野原になったロッテルダムは、そこから驚くべきスピードで戦後復興を遂げました。ヨーロッパでは「ロッテルダムの人々=働き者」というイメージがあるそうで、少し日本の歴史とも似たものをかんじますよね。そのためロッテルダムにはレンガ造りの古い家々よりもモダンな建築が多いです。街中が近代美術館かと思うほど個性的な建物が多く、楽しみながらめぐれました。
キューブハウス
ロッテルダムの近代建築の代表格が、街の東部Blaak駅前に建つ「キューブハウス」。ルービックキューブのような見た目からその名前が付けられました。黄色い奇抜な外観は何かの記念オブジェかと思いきや、なんと内部はマンションになっていて人が住んでいます。興味のある方は一室が見学できるようになっているので是非。
ロッテルダムでのおすすめグルメ
自販機のコロッケ
オランダを訪れたらチャレンジして頂きたいのがコロッケの自動販売機!あたたかいコロッケやバーガーが自販機で買えちゃうんです。ロッテルダム駅に限らずオランダの鉄道駅の構内に設置されているのを何度か見かけました。欲しいメニューの横のコイン穴にピッタリの金額を入れると扉が開閉できるようになりそのまま取り出せます。コロッケは小ぶりで食事というよりスナック感覚。中の具はとろみがあって、日本のコロッケとはまた違った美味しさでした。
ロッテルダムでのおすすめのショッピングスポット
マルクトハル
キューブハウスの向かいに建つ巨大かまぼこの様な近代建築。こちらも側面部分は人の暮らすマンション、そして内部は色んな食材店やレストランの集まるマーケットホールとなっています。オランダ名物のチーズやストロープワッフルだけでなく青果やベルギーチョコの店、アジア食材店なども入っていました。グルメもお土産探しもここに来れば困らないハズ♪
ロッテルダムにて宿泊したホテル
ブリュッセルの駅近ホテルWarwick Brussels
私はロッテルダムではなくベルギー・ブリュッセルのホテルに宿泊しました。Warwick Brusselsはブリュッセル中央駅からなんと徒歩約2分!便利な立地が魅力です。ブリュッセル~ロッテルダム間は国をまたぎますが鉄道で気軽に日帰りが可能。荷物をホテルに置いて身軽な状態で1DAYトリップを楽しめました。
ロッテルダム旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
航空券+ブリュッセルのホテルは予約サイトExpediaにて手配。ブリュッセル~ロッテルダムの列車ICは鉄道の公式サイトから予約、ロッテルダムでの切符(地下鉄や水上バス)は現地にて購入しました。英語で時刻表を調べたり事前計画に時間はかかりましたが、自分の行きたい場所だけを組み込みマイペースに周れたので良かったです。
ロッテルダム旅行に必要な持ち物
オランダ旅行で重宝したのが保冷バッグ!オランダのお土産といえばキャラメルを挟んだストロープワッフルやゴーダチーズが有名ですが、夏場の暑い日に持ち歩くと柔らかくなってしまいそうで心配。私は保冷機能付きのエコバッグを持って行ったことで気温を気にせずお土産を買うことができ、帰りはバッグごと機内に持ち込んで無事日本まで持ち帰ることも出来ました!
ロッテルダム旅行での注意点
- 鉄道は遅延・運休が多いので余裕を持った計画を
- 日帰りの場合も深夜のブリュッセル到着は控えましょう
- スリ・ひったくり対策はしっかりと
冒頭でブリュッセル~ロッテルダムは鉄道で2時間と書きましたが…実は筆者が訪れた時は行きも帰りも鉄道が遅れて実際は3時間前後かかりました。ヨーロッパの鉄道は日本ほど正確に来ないこともしばしば。遅延や運休も念頭に入れて計画の際はぜひとも余裕を持った時間配分を!特に帰りは深夜にブリュッセルを歩くことにならない様、早めに帰途に着くことをオススメします。またスリやひったくり等の軽犯罪にも十分注意が必要です。
まとめ
ずっと訪れてみたかったキンデルダイクの風車群。運河沿いに建ち並ぶ風車の景色には「これぞオランダ!」と感動しました。一方ロッテルダムの街は今まで見てきた古く可愛らしいオランダの街並みとは全く異なるものでしたが、戦後復興のエネルギッシュな空気を感じ取れて、また違う楽しみ方ができました。色んなオランダの姿を味わえた思い出深い1日となりました!
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