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アムステルダム旅行体験記
ベルギーの次はお隣の国、オランダに向かいました。オランダでは日本人の友人宅に泊めてもらうことになっていたので楽しみにていました。実際、とても楽しかったのですが、戦争について考えさせられてしまう旅になってしまいました。
アムステルダム旅行について
- 自転車の多いゆったりとした街
- 運河と街並みがかわいらしいフォトジェニックな街
- オランダ人は背が高い!!自分が小柄だと錯覚
運河沿いに街が広がっているので橋がたくさんあり、のどかな街並みは写真を撮りながらお散歩するのにピッタリのゆったりとした街です。自動車の代わりに自転車に乗る人が多いので空気もきれいだし、食べ物もおいしいし言うことありません。
また、オランダは男女ともに身長が高い人だらけです。みんなモデルかバレーボール、バスケットボールの選手なんじゃないかと思うくらい。日本では割と高身長の私が小柄なんだと錯覚してしまう嬉しい国でした。
アムステルダム旅行のおすすめのスポット
悲しい気持ちでいっぱいになったアンネの家
あの有名な「アンネの日記」のアンネが隠れていた家が博物館になっています。本棚の裏にある隠し扉、急な階段、実際にそこを通ってアンネたちが2年間潜伏していた居住スペースに行くと、何とも言えない恐怖と、悲しさとで胸がいっぱいになりました。何となくユダヤ人のこと、アンネのことは知っていましたが、実際に訪れると改めて、言いようのない苦しさでしばらくは戦争について考えてしまいました。
内部は一切の撮影が許されていませんでしたが、もし撮影できたとしても切なさから写真を撮ることはできなかったんじゃないかと思います。
2代巨匠の絵画がたくさん、国立美術館
オランダと言えばフェルメールとレンブラント。彼らの絵画がたくさんあるとあっては行かない理由がありません。明るいタッチでやわらかく描くフェルメールと対照的に暗くて重厚感のあるタッチのレンブラント、2人の絵画を堪能しました。
有名な真珠の絵画は残念ながらこちらの美術館所蔵ではありませんでしたが、大満足でした。
番外編 ドキドキしながら飾り窓の通りを歩く
日本でいう風俗街です。通ったのは昼間でしたがいくつものガラス張りの店内からとってもきれいな裸のお姉さんたちが女の私にもにこやかに手を振ってくれました。
友人曰く、この通りはとても治安が悪いのでカメラ、財布、ケータイはカバンに入れてしっかり閉めて体の前に抱えるようにとのこと。というわけで、残念ながら写真を撮ることはかないませんでした。通る時もささっと早歩きで通り過ぎた感じで、在住歴の長い友人でもめちゃくちゃ警戒しているのが伝わってきました。
ちなみに、夜はピンクのネオンで輝くそうです。
アムステルダムでのおすすめグルメ
ファストフードもスーパーも全部おいしい
友人にオランダの名物は何か聞いたところ、自動販売機でかうスナック(コロッケ類)だというので挑戦したところ本当においしくてびっくりしました。ほかにも、南米のスリナムからの移住者が多いのでスリナム料理のお店などがたくさんあります。
レストランでなくてもスーパーで買うパンやハム、チーズ、お惣菜やお菓子すらびっくりするほどクオリティが高くとにかくはずれがありませんでした。
ちなみに、ここオランダでもニシン祭りをしていて何匹も食べてしまいました。
画像は、自分たちで自転車をこぎながらビールを飲める移動パブです。
アムステルダムでのおすすめのショッピングスポット
定期的に開催される市で激安ショッピング
この日は木曜日でした。定期的に位置が開催されるそうで野菜などの食料品から日用品、おみやげに至るまで何でも売っている大きな市で、たくさんの地元の人でごった返しています。たくさんのお店の中にぽつぽつとおみやげにちょうどいい木靴などが激安で売られています。おみやげ屋さんよりはるかに安いので運よくこの市に遭遇したら必ず行くべきです。
食べ物の屋台も多く、飽きずにここでもニシンを何匹も堪能しながらぶらぶらしていました。
アムステルダムにて宿泊したホテル
友人宅
アムスには日本人の友人(この時点では友人の友人でしたが)が住んでいて、泊めてもらいました。
友人の住むアパートは築100年以上はあるらしいのですがキレイにリフォームされていて快適でした。アムスをはじめヨーロッパの建物はこのように築年数の古いものが多いのだそうです。日本のワンルームマンションと同じような感じの間取りでした。ただ、古いのでエレベーターが無く、重い荷物を持って上の階へ登るのがとってもつらかったです。
アムステルダム旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
ブリュッセルからは電車で2時間ほど、乗り換えもなくサクッと移動できます。
駅から友人宅までは歩いていける距離とのことだったのですが、20kgの荷物を背負って歩くのは過酷過ぎました。
そのほかは友人があちこち連れて行ってくれたり、1人でぶらっと街を散策したりと自由に過ごしました。久しぶりに数日間日本語で会話できたことが本当に嬉しくて毎日遅くまで話し込んでしまいました。
アムステルダム旅行に必要な持ち物
特にありません。
オランダ人はほとんどの人が英語を話すので困ることもありませんし、穏やかで平和な街なのでのんびりと観光できます。
アムステルダム旅行での注意点
- 大麻が合法なので、怪しい路地には気を付けましょう。
- 食べ物のクオリティが高いので食べすぎてしまいます。
- オランダ名物の風車は街にはありません。
穏やかで安全な街ですが、オランダは大麻が合法です。街を歩いているといたるところで大麻のにおいを感じます。だからと言って怖いことはないのですが、あまり踏み入れるべきではない路地が存在しますので気を付けましょう。
そして、風車は街にはありません。オランダらしい風車の景色はアムステルダムにはないそうです。
まとめ
アムステルダムは、きれいで穏やかな街並みを堪能できる一方、戦争のやるせなさを感じる街でした。友人の住んでいたアパートも、その戦争を経て今もあるんだと思うと違った風に見えてきます。思いがけず、改めて平和について考えさせられるいい機会になりました。
とはいえ、友人と一緒に過ごせる安心感、日本語をずっと話せる嬉しさから、もっとずっとここにいたいと思ってしまいました。
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