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F1イタリアグランプリへ行ってきました!
F1大好きな父親の付き添いで、知識ゼロで行った「F1イタリアグランプリ」。ここでは「F1って何のコト?」と聞いてしまう位、知識のない方向け!イタリアグランプリを100倍楽しむコツをご紹介します♪
F1イタリアグランプリとは!?
- イタリア車のお膝元で、熱戦の行方を見守ることが出来る点
- 約700ヘクタールのモンツァ公園を堪能できる点
- とにかくカッコイイ!イベント開始&終了時のセレモニーを生で観られる点
日本でも有名なイタリア車。F1イタリアグランプリでは、イタリア車を世に送り出してきたイタリア人たちと一緒に、試合の行方を見守ることが出来る点が魅力のひとつです。老いも若きも大興奮!約700ヘクタールもあるモンツァ公園の中に設置された会場では、ノリノリの彼らと一緒にプロの走りを生観戦することが出来ます。レースの迫力もさることながら、セレモニーの数々もとっても華やか!会場を離れてからもしばらく興奮冷めやらぬことでしょう。
F1イタリアグランプリで是非チェックしてほしいコト5選
とにかく広い!「モンツァ・サーキット」
レース会場となる「アウトドローモ・ナツィオナーレ・ディ・モンツァ(Autodromo Nazionale di Monza)」は、パルコ・ディ・モンツァ(Parco di Monza/モンツァ公園)というヨーロッパ最大級の公園の奥にあります。あまりに公園が広すぎる為、園内に入ってもコースなかなか見えて来ない!30分程歩きますが、その分会場が近づくに連れ、だんだん大きくなるエンジン音にわくわくが止まらないことでしょう。なお、公園自体はレースがない日も無料開放されています。
モンツァ公園に潜むプリンセスの世界観「モンツァ王宮」
こちらはモンツァ公園の中にあるモンツァ王宮(Villa reale di Monza/ヴィッラ・レアーレ・ディ・モンツァ)です。なんとこの王宮はマリーアントワネットの1つ上の兄、フェルディナントの為にハプスブルク家が建てたお屋敷。この日は時間がありませんでしたが、予約をすれば中を見学することもできます。広大な緑の芝の上に建つ邸宅は、なんとも優雅!一瞬、同じ場所にF1サーキットコースがあることを忘れてしまうほどうっとりしてしまいました。
F1界の先人たちの足跡
モンツァには至る所にF1にまつわる先人たちの足跡が残されています。見た目にもインパクトがあり、人気なのがモンツァサーキット周辺に残っている、旧サーキットコース。傾斜のついたオーバルトラックは、目の前で見ると想像以上に傾斜がきつくて驚きます。また、同じくサーキットコースエリアにある、アルゼンチン出身の名ドライバー「ファン・マヌエル・ファンジオ氏(Juan Manuel Fangio)」の銅像も有名。多くの人がわざわざ足を止め、写真撮影をしていました。
フレッチェ・トリコローリ(Frecce Tricolori)
フレッチェ・トリコローリは、イタリア空軍が飛行機の煙を使って空にイタリアの三色旗を描く、航空ショーのことです。イタリア人でさえ、なかなか見ることのないこの曲技を、F1イタリアグランプリでは見ることが出来ちゃいますよ!開催時刻は公式HPに掲載されるので要チェック。私たちが行った年は、最終戦(Grand Prix)の10分ほど前に行われました。
レース終了後はレーシングコースへGO
F1イタリアグランプリでは、レース終了後、安全が確認され次第、なんとレーシングコースに入ることが出来ちゃいます。表彰式で空に舞う紙吹雪、旗、人々の歓声!F1についての知識が全くない私も、感動のあまり思わず涙が出てしまいそうでした。その後も、スタート地点の上に立って見たり、先ほどの熱戦でバーストしたタイヤの破片を見つけたり、コース上に残ったタイヤ跡を写真に収めたり。とっておきの非日常体験は、ファンのみならず子どもから大人まで楽しめること間違いありません。
F1イタリアグランプリのとっておきグルメ
ミラノ中央駅のスポンティーニ
F1イタリアグランプリでは会場に入る際、飲食の持込制限があるため、食事はレース前後に済ませるか、会場内設置のレストランで食べるのが良いでしょう。会場内のレストランはフードトラックや仮設テントで提供される簡易的メニューが中心なので、時間があれば、手前のミラノ中央駅で食事をとるのが◎日本の東京駅のように流行のグルメ店が集結しており、営業時間も長いので便利です。写真はホーム横にある人気ピザ店スポンティーニ(Spontini)。電車に乗る前にササッと食事をしたい方にオススメです。
F1イタリアグランプリにあったら便利なものとは
「耳栓」
座席の場所などにもよりますが、特に初めてF1観戦に行かれる方は、念のため耳栓を持っていくとよいでしょう。飛行機で配られるものでもオッケー。会場で買うこともできます。特にイタリアグランプリは、サーキットコースを50周以上するため、レーシングカーが目の前を通過するたびに轟音がします。もちろんこの音が楽しみで生での試合を観に来る方も多いので、念のため持って行って、もし音が気にならなければそのままはずしましょう。
F1イタリアグランプリでの注意点!
F1イタリアグランプリでは、多くの人がミラノ中央駅から電車でモンツァ駅まで行き(普通電車で約10分)、駅前から会場行きのシャトルバスに乗ります。イタリアでは日本のように整列乗車をする人は、いません。来たバスに「わっ」と人が押し寄せるので、少々強気にGO!また、不安な方はなるべく早く会場入りすることをオススメします。
まとめ
F1ファンの方には申し訳ないくらい、知識ゼロで訪れたF1イタリアグランプリ…でしたが、会場の熱気や白熱したレースを生で観たことは、とても良い思い出となりました。なにより父親へ一生の親孝行が出来たのが良かった!レースがない日も、モンツァはF1以外の魅力もたくさんある所です。日本からの飛行機の直行便が出ているミラノからも、目と鼻の先の距離ですので、是非ミラノ観光に来た折に足を伸ばしてみてください。
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