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シンガポール旅行体験記
以前の旅で出会った友達に会いにシンガポールへ行きました。都市よりは遺跡のような古いものがより好きな私は、正直あまり興味はなかったけれど、いつもと趣向を変えるのも良いかもと思い行ってみることに。
小さな都市にはびっくりするくらいたくさんの顔があり、想像以上に楽しい街でした。
シンガポール旅行について
- チープとゴージャスが隣り合わせの不思議な空間
- エリアごとにまるで違う国にいるような気分に
- 何を食べてもだいたいおいしい
マリーナベイサンズなどのゴージャスと、下町感たっぷりのチープさ、そして中華系、マレー(イスラム)系、インド系、プラナカンとエリアごとに街の雰囲気がガラッと変わる不思議な街です。あちこちを歩き回って自分のお気に入りのエリアを探すのも、気分に合わせていろいろな料理を楽しめるのも楽しいです。
個人的には地元に溶け込んでふらふらするのが好きな私はチープなエリアがお気に入りでした。シンガポール定番のマリーナベイサンズやガーデンズバイザベイ、セントーサ島などには目もくれず、ひたすらチープなエリアを彷徨いました。
シンガポール旅行のおすすめのスポット
シンガポールじゃないみたいなアラブストリート&リトルインディア
シンガポールは中華系だと思っていたら、アラブとインドのエリアがありました。中東の国で見るようなモスク、インドのヒンズー寺院など、隣り合ったエリアなのにまるで違う国にいるような感覚になります。街を歩く人たちもアラブ(マレー)系、インド系と分かれているし、お店の雰囲気も売っているものも雰囲気も全く異なります。
イスラムの雰囲気が好きな私はアラブストリートを心ゆくまで満喫しました。
チャイナタウンで食べ歩き&お寺を満喫
一転、こちらは漢字が溢れるチャイナタウンです。
中華系の友達がこのエリアを案内してくれました。観光客が訪れるようなちょっとステキなお店ではなく、地元の人しかいないような、メニューも何もかも漢字のお店を数件めぐって肉まんや豆腐に甘いシロップをかけたもの、ドリアンアイスなどを食べ歩きしました。
友達とゆっくりと話し、別れた後はシンガポール最古の道教寺院を訪れ、熱心にお参りをする人たちに交じってお参りをしたりしながら中国の雰囲気を堪能しました。
マリーナベイサンズを見下ろすバーとマーライオン
チープな街ばかりうろついていましたが、やはりマーライオンくらいは見ておこうかとオシャレスポットのベイエリアに行くことに。ところがマーライオンがいるマーライオンパークは全く日陰が無く、あまりの暑さにささっと写真を撮るだけですぐに退散しまいました。他の観光客は口をあけて水をキャッチしているように撮ったりしていましたが。。。
夜、食事の後に友達が連れて行ってくれたのが、マリーナベイサンズよりも高い63階にある素敵なバーでした。まさかマリーナベイサンズを見下ろすことができるとは思わず、おいしいカクテルとともにシンガポールの夜景を堪能しました。
シンガポールでのおすすめグルメ
それぞれのエリアのホーカーズ
シンガポールにはあちこちにホーカーズと呼ばれるフードコートのようなものがあります 。ホーカーズは地元のシンガポール人が日常的に利用するので値段も安く、それぞれのエリアにあった料理が楽しめます。基本的に安いのですが、高級住宅のエリアにあるホーカーズは高めで、でもその分ゴージャスだし衛生面もより一層気を使っているのだそうです。
レストランと違って1人でも問題なく行けるのでチキンライス、チリクラブ、ロティ、ラクサ、ワンタンメンなど、各国の料理を連日食べていました。
シンガポールでのおすすめのショッピングスポット
おみやげも、日用品も、変なものもなんでも買えるムスタファセンター
リトルインディアにある大きなショッピングセンターです。地上と地下合わせて6階建てで、日用品もおみやげも食べ物もなんでも売っています。手ぶらで来てしまっても、ここで全てのものを買えるのではないかというくらい何でもあります。ブランド品などはありませんが(香水などはありますが。。。怪しい。。。)安くてお手軽なおみやげや食べ物などはこのお店だけで全て揃うでしょう。たぶん一日中いても飽きません。しかも24時間営業です。
ブランド品やオシャレなものはオーチャードロードで買いましょう。
シンガポールにて宿泊したホテル
リトルインディアにあるRucksackinn
駅から近い、シンプルなホテルでした。近くにホーカーズもあり、とても便利です。リトルインディアにあるためか、スタッフはみんなインド系で英語が聞き取りにくいこともありますが、みんな親切でした。
チェックアウトのあともフライトまで荷物を預かってくれるので最後まで身軽なまま観光ができます。
ただ1点、最上階でもないのにトイレの便座の上から雨漏りがしてきて若干トイレが使いにくいというトラブル以外は何の問題もないとても良いホテルでした。
シンガポール旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
飛行機もホテルもネットで取りました。
出発のフライトでオーバーブッキングが発生し、便の変更をお願いされたので受けてみたところ、お礼金をいただいてしまいました。航空会社は変わってしまいましたが、5分しか違わなかったので何の問題もありませんでした。
また、今回は途中で失くしものをし、警察に行って調書を取るというなかなかレアな体験もしました。実は少し時間を持て余していたのでちょうど良い楽しい体験となりました。結局失くしものは出てきませんでしたが、調書を取ったおかげで保険が下りたのでラッキーでした。
今思えば、旅のスタートからトラブルの多い旅だったように思います。
シンガポール旅行に必要な持ち物
暑さ対策は必須です。日本が冬でもシンガポールは常夏なのでしっかりと準備をしましょう。素敵な屋外施設がたくさんありますが、日陰は少ないので日焼け止めや帽子などは忘れないようにしましょう。また、ベイエリアは蚊も多いようですので虫よけや虫刺されの薬あると便利です。
一方、屋内はエアコンが効きすぎて寒いくらいなので羽織るものがあるといいでしょう。
基本的にきれいな国ですが、食事など衛生面が気になるようであればウェットティッシュがあると便利かと思います。
シンガポール旅行での注意点
- 安い店はエアコンがなかったり屋外なのでとにかく暑いです。
- 油っぽい料理が多いので体調管理が大切です。
- 基本的にとても治安がいいので過ごしやすいです。
治安はとてもよく、夜でもあまり危険な感じはしませんでした。ですが、海外ですのでバッグはきちんと閉じるとか、バッグやスマホを席に置いたまま離れないなどの対策は忘れずにしましょう。
ホーカーズは屋外ですし、安いお店は入り口が全開でエアコンがありません。ものすごく暑い中で食事をすることになります。また、どの国の料理も油っぽいものが多いので暑さと合わせて体調を崩さないように注意が必要です。朝の早い時間や夜はいいですが、昼間はつらいです。
まとめ
観光エリアがとても小さいので街はコンパクトに観光できますが、USJやサファリ、公園などのアクティビティーを堪能すると、たっぷり時間が必要です。
友達がいなければ訪れることはなかったと思いますが、思った以上に楽しむことができました。次回また訪れる機会があれば今度はゴージャススポットを中心に楽しんでみたいと思います。
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