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デン・ハーグ旅行体験記
母も私も大好きな名画、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」。本物を見るため、遠路はるばるオランダのデン・ハーグまで行ってまいりました!その時の旅行記をご紹介します。
デン・ハーグ旅行について
- あの名画「真珠の耳飾りの少女」が生で観られる点
- 歴史×政治×経済が絶妙に混ざり合っている点
- 世界各国のグルメがいただける点
学校の授業でも何度も登場したオランダ第3の都市デン・ハーグ。歴史的な街並み×行政機関×都市の賑わいが絶妙に混ざりあった、東京の日本橋のようなデン・ハーグは、観光スポットをあげれば枚挙にいとまがありません。…が、まずは誰もが知っているであろう名画「真珠の耳飾りの少女」をお見逃しなく。その後は、有名建築を愛でるも良し、社会の教科書でおなじみのスポットを巡るも良し。美味しいグルメもお忘れなく!
デン・ハーグ旅行のおすすめのスポット
マウリッツハイス美術館
マウリッツハイス美術館(Mauritshuis)は、名画、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女(英:Girl with a Pearl Earring)」を所蔵する美術館です。デン・ハーグを訪れる人のほとんどがマウリッツハイス美術館に行くのでは!?というほど、オランダでも有名な観光地のひとつ。美術館自体はこじんまりしていますが、中にはフェルメール以外にも、レンブラントなど、教科書でもおなじみの有名作品がたくさんあります。毎日オープンしていますが、月曜の午前中のみ休館ですのでお気を付けください。
国際司法裁判所(平和宮)
テレビなどでもよく耳にする「国際司法裁判所(International Court of Justice)」の言葉。皇后・雅子様のお父様である小和田恆 さんが、長年ご活躍されていた場所としても有名です。…が、お恥ずかしながら私、国際司法裁判所がこんなに上品な建物の中にあるとは知りませんでした。建物自体の名前は「平和宮(Vredespaleis)」。見学可能エリアやお土産ショップもあるので、時間があれば是非足を伸ばしてみてください。
アルゼンチンに、パキスタン!?世界各国のグルメの競演
オランダの行政機関を司るデン・ハーグ。各国の大使館も多く、ビジネスや留学で長期滞在する外国人も多いことから、街には世界各国の料理を扱うレストランが軒を連ねます。私たちは母娘2人旅だった為、食事とお茶が一気にできる英国式のアフタヌーンティーをチョイス。老舗ホテルのHotel Des Indes(ホテル・デス・インデス)のアフタヌーンティーは、14時からオープンするので、観光後のちょっと遅めのランチにぴったりでした。・
デン・ハーグでのおすすめグルメ
自動販売機コロッケ
せっかくだから何かオランダっぽいものが食べたい!(でも、チョットデイイ…。)という女性にぴったりなのが、自動販売機で売られているコロッケ。オランダのいたるところに機械が設置されており、私たちはデン・ハーグの駅で見つけたsmullers(スムラース)というお店で体験しました。コロッケ以外にも、フライドポテトやハンバーガーなどもあるので、お腹の空き具合に合わせて組み合わせられるのも◎味の種類も豊富で結構おいしいので、是非一度試してみてはいかがでしょうか?
デン・ハーグでのおすすめのショッピングスポット
Grote Marktstraat
グローテ・マルクトストラート(グローテ・マルクト通り)は街一番の目抜き通り。写真のような大型デパート(Bijenkorf)や、世界の有名ブランド、メーカーが右に左に軒を連ねます。コテコテのデン・ハーグ土産が欲しい方は、デン・ハーグ中央駅やそれぞれの観光名所に併設されている土産店の方が品揃え豊富ですが、ショッピング自体を楽しむならグローテ・マルクト通りは馴染みのあるメーカーも多く、オススメです。
デン・ハーグにて宿泊したホテル
Hotel Okura Amsterdam
私たちは母の希望で日系のホテルに泊まりたかった為、アムステルダムへ戻ってホテル・オークラ・アムステルダムに宿泊しました。日本のホテルにいるような感覚で宿泊出来たので母は大満足でしたが「せっかく海外まで来たのだから、オランダらしさを感じたい!」という方には物足りないかもしれません。デン・ハーグにもたくさんのホテルがあるので、お好みに合わせて場所や雰囲気を選び分けると良いかもしれません。
デン・ハーグ旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
私たちはデン・ハーグへは、アムステルダム中央駅から電車を使って行きました。簡単に乗車出来、車内も安全で快適。到着後も迷わず主要観光名所を巡ることが出来たので、個人手配で十分だったと感じています。一方で、デン・ハーグは意外と奥が深い…。郊外までじっくり観光したい方は、ツアーバスで巡った方が移動時間が少なくて済む為、効率的かもしれません。
デン・ハーグ旅行に必要な持ち物
「ユーロコインや小額紙幣」
世界中の料理がどこでも気軽に食べられて、街も公共交通機関も綺麗で快適なオランダ。一見「超先進国」かと思いきや、意外とクレジットカードが使えない所が多くて苦戦しました。使える時も「VISAカードかMastercardのみ」なんてこともしばしば。ということで、少しでよいので、御守り代わりにユーロコインや10~20ユーロ紙幣を持っておくと安心かもしれません。
デン・ハーグ旅行での注意点
- 「Den Haag」と「Haag」は同じ場所
- 「The Hague」は英語「Den Haag」はオランダ語
- 観光名所は英語名を控えておくと○オランダ語名もあると◎
オランダ人はほとんどの人が英語を話すことが出来ます。ゆえに、行きたい観光名所や地名は、英語名を控えておけばまずはオッケー。その一方で、地名入りのお土産を買う時などは、オランダ語の地名の方が良いことも…。これらは街の看板などで確認できますので、買う前にチェックしておくとよいでしょう。ちなみに上記記載の通りデン・ハーグの表記方法だけでも、たっくさん。ご紹介したもの以外に公式文書などで用いる「s-Gravenhage」という表記もあります。
まとめ
デン・ハーグは規模自体はオランダ第3位ですが、個人的には最も見どころの多い街でした。出来たら少なくとも1.5日ほどかけて、まわるのがおすすめ。芸術・建築・グルメ・ショッピング…いろいろなテーマで散策することが出来る街ですので、是非、行く前に旅のテーマを決めておくとよいでしょう。治安も良いので街歩きも快適!是非アムステルダムとはまた違った、オランダ文化をお楽しみください。
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