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花蓮旅行体験記
花蓮に行こうと思ったのは、職場の先輩からおすすめされたのがきっかけです。これまで台北や台中には行ったことがありましたが、台湾東部はまだ未体験でしたので行ってみることにしました。訪れたのは夏の7月。太陽が降り注ぐあたたかい田舎町がそこにはありました。
花蓮旅行について
- 台湾の田舎、きれいな山と海を堪能しよう!
- 台北とは違う、日本チェーン店や日本語のない街を歩こう
- ローカル食堂で花蓮名物グルメを堪能しよう!
台湾旅行ですと台北や、新幹線の走る西海岸沿いが多くなると思いますが、日本企業の進出も多く「若干日本っぽい…」と思うこともあると思います。
花蓮は電車網があまり発達していない台湾東海岸ですので、独特の町並みを堪能することができます。少し不便なところもありますが、その不便さも含めて楽しんでみませんか?
花蓮旅行のおすすめのスポット
松園別館
花蓮市内の高台にある、洋風建築です。ここは日本統治時代に日本軍の施設として建築されたもので、今は一般に開放されています。
(入場料はかかります)建物の中にはおしゃれなカフェスペースなどもありますが、日本人としてここを訪れるのならばぜひ庭園の脇にある防空壕に入っていただきたいです。ここの中はかつて特攻で散った方々の展示があります。
特攻は鹿児島にある知覧基地が有名ですが、台湾からも特攻は出ています。この建物は高台にあることから、特攻に出る軍用機をここから見守ったと伝えられています。防空壕の中で、ここに平和に遊びに来られることの意味を考えてみるのも一つだと思います。
七星潭
花蓮の中心部から車で10分くらいのところにあるビーチです。緯度的には花蓮は日本の石垣島に近く、台北よりも南にあります(実は台北は石垣島より北にあるのです。)
花蓮と石垣島は何度か高速船で結ばれていた時期もあるので、ここの海は沖縄の海とつながっています。青いビーチがとてもきれいな名所です。
市街地から歩くととんでもなく遠いので、タクシーかバスがおすすめです。
鯉魚潭
花蓮中心部から車で30分程度のところにある人造湖です。山の中にあるので気持ち良い風が吹いています。
湖畔には貸ボートやさんがあり、ボートを楽しむことができます。
私がでかけたときには可愛いひよこ?みたいな風船が浮いていました。なんだか憎めない顔してますよね。周囲のお店ではフルーツジュースが名物として販売していますので、お好きな方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
(あくまでナマモノになるので、お腹の調子と要相談)
花蓮でのおすすめグルメ
小籠包(公正包子)
小籠包といえば薄い皮に包まれた水餃子っぽいものですが、ここ花蓮での小籠包は厚いふかふかのかわにつつまれた、一言でいうとミニ肉まん、です。
皮が分厚く食べごたえがありそうですが、ジュワーッとした肉汁と共に食べるとパクパクと食べてしまいます。この大きさでひとつ5元という破格の値段。
お腹いっぱい食べても二人で1000円いかないです。普段は地元の人たちで賑わうお店ですが、24時間営業なので朝昼晩いつでも楽しめる味です。
ワンタン麺
花蓮の名物その2。ツルッとしたワンタンです。スープもさっぱりしており夏場でも食べやすいです。クセもないので日本人には抵抗なく食べられると思います。
(台湾の料理は豚の血を固めたものが入っていたりするのですがワンタン麺の場合は基本透明なので入っておりません)
下で紹介しているホテルの目の前に人気のワンタン麺のお店がありますのでぜひ!
花蓮にて宿泊したホテル
ジャストスリープ花蓮
ビジネスホテルとシティホテルの中間になるホテルです。ホテルの内装はスタイリッシュで部屋も適度に広く使いやすいです。
ホテルの中にライブラリーコーナーがあり、無料のコーヒーメーカーが置いてあるので本を読みながら休憩できます。
ただし本はすべて中国語で書かれているので日本人に用があるのかは謎。日本語のガイドブックの一冊や二冊置いてあれば観光客にも喜ばれそうなものだが…。
ホテルのフロントの方は優しく、日本語メールに対応してくださる方がいました。ガイドの手配なども事前にできたので安心して旅行をすることができました。
(日本語のレベルは片言ですが、英語と混ぜながら意思疎通はなんとか取れます)
花蓮旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
台湾に行く際はLCCで行くことが多いです。飛行時間も台湾までの時間なら狭い座席ピッチでも耐えられるので…(これがシンガポールくらいまでに伸びるとキツイので、シンガポール航空とかで行きますが)
台湾は鉄道が発展しているのですが、花蓮のある東海岸は新幹線もなく、鉄道の本数も限られます。花蓮に行く場合は鉄道で向かうケースが多いのですが、国内国外問わず観光客に人気のため特急のチケットは争奪戦になります。
(時間短縮を狙うなら松山空港からでている国内線という手もありますが、値段は高いです)
予約方法は難しくありませんので、台湾鉄道のホームページなどで確認し、販売日当日(2週間ほど前から売り出します)に購入することをオススメします。
日本語で解説されてるサイトもたくさんありますので、思い出の一つとしてチャレンジしてみてはいかがでしょうか。難しそうだなぁ、
(かつ団体行動ができる方)という方は旅行会社のツアーなどもあります。(筆者は団体行動が苦手なのでツアーにはせず個人手配です…旅行のときくらい自由に動きたいですからね…)
花蓮旅行に必要な持ち物
台湾のガイドブックは西海岸を中心にしたものが多く、花蓮の説明は少ないです。
情報を調べるのにスマホがあるとないでは大違いなので、Wi-FiもしくはSIMカードを用意して街なかでもスマホを使えるようにしておくとかなり便利になります。
どうしても用意が難しい方はオフラインで使えるマップアプリ(map.meは必携)を入れておくと便利です。
花蓮旅行での注意点
- 特急列車の予約はお早めに!予約開始当日に取りましょう
- 台北ほどは日本語は通じませんので、不安な方は翻訳アプリの用意を
- 西海岸に比べると田舎町なので買い物は台北でどうぞ
前の項で説明もしていますが、電車の予約は発売日に!が鉄則です。台北についてから窓口でやろう〜とか言っていると花蓮にいけなくなる可能性もありますのでご注意ください。
また、花蓮は田舎町であまりお土産物屋さんは充実していません。有名なパイナップルケーキを買いたい、など希望がある場合は台北で用意したほうが吉です。
まとめ
台北を離れ台湾東武の田舎町をご案内しましたが、花蓮は自然豊かでのんびりできる観光地です。
先住民(台湾では原住民、といいます。先住民だと「すでに滅んだ人たち」の意味になります)も多く住むエリアなので、独特な文化も味わうことができます。
台北や新幹線の旅に慣れたら電車に乗って台湾東部に行ってみるのも楽しいと思いますよ!
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