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シャモニー旅行体験記
ヨーロッパの名峰モンブランのふもとにある、フランスの山岳リゾート「シャモニー(シャモニー=モン=ブラン)」。真夏に涼を求め、遊びに行ってきました!その時の様子をレポ―トします♪
シャモニー旅行について
- 真夏でも超ヒンヤリ!たっぷり涼を得られる点
- ヨーロッパ最高峰のモンブランを特等席で見られる点
- フランス人たちのバカンスの楽しみ方を一緒に体験できる点
誰もが一度は名前を聞いたことがあるであろう、標高約4810メートルの名峰モンブラン(Mont Blanc)。そのふもとにある街が「Chamonix-Mont-Blanc(シャモニー=モン=ブラン、通称シャモニー)」です。「ふもと」といっても、標高は既に1000メートル超え!真夏の日中でも、気温は20度に届くか届かないかといったくらいで、湿度も低く、最高の涼を得ることができます。
シャモニー旅行のおすすめのスポット
Monument à la gloire de Saussure et Balmat
「バルマとソシュールの記念碑」はシャモニーの街の象徴的存在。街の中でも特に賑わいのある、バルマ広場(Place Balmat)の一角に建てられています。向かって左、右手でモンブランの山頂を指さしているのが、バルマ。1786年(江戸時代!!)にモンブランに初めて登頂した人物で、銅像からは、その時の躍動感がひしひしと伝わってきます。
Eglise St Michel
バルマとソシュールの記念碑から200メートルほど歩くと見えてくる、とびきり可愛らしい「聖ミカエル教会」。火災など、幾度かの不幸に見舞われながらもその都度、復活を遂げ、今日もアルプスの山々との見事な調和をはかりながら、私たちに美しい姿を見せてくれています。中にも無料で入ることが出来、可愛らしいステンドグラスなどを鑑賞することが出来るので、時間がある方は是非入ってみてください。
美しいアルプスの山並み
モンブランのお膝元まで来たからには、雄大な自然を見ずして帰るわけにはいきません!ふもとからでも十分感動の景色に出会えますが、もし天気が良ければ、さらに上まで行くのもオススメ。2大人気アクティビティは、標高3777メートルのAiguille du Midi(エギーユ・デュ・ミディ)の山頂まで向かうロープウェイ、そしてフランス最大の氷河、メール・ド・グラス(Mer de Glace)へ向かう登山電車です。どちらも全く異なる大自然の風景を楽しむことが出来るので気になる方はチェックしてみてください。
シャモニーでのおすすめグルメ
Galette
ガレットは正確にはブルターニュ地方という、別のフランスの都市の名物なのですが、シャモニーでも専門店がたくさんありました。ガレットは平たく言うと、クレープの塩気があるバージョンのコト!また、小麦粉の代わりにそば粉を使って作る点も違いのひとつです。お手頃価格で、旅行中の野菜不足も解消出来ちゃう優れモノ。是非トライしてみてください。
シャモニーでのおすすめのショッピングスポット
市役所(Mairie de Chamonix-Mont-Blanc)周辺
「市役所(メリー)」周辺は街の中でもっとも賑わいがあり、お土産調達を楽しむことができました。ハイキングやスキーなどのアクティビティを楽しむ予定の方は、不足品があればこちらで買いそろえることも出来ますよ!ホテルやレストランなども集まっているエリアですので、泊りがけでの旅行を検討されている方は、ここを起点にシャモニーを散策するのがオススメです。
シャモニーにて宿泊したホテル
オテル・ディプロマティック・トリノ(イタリア)
私たちはイタリア(トリノ空港)からレンタカーでシャモニーへ足を延ばし、そのままイタリア(トリノ)へ戻ってきて、空港からのシャトルバス停留所付近にある「オテル・ディプロマティック・トリノ」に宿泊しました。トリノ空港からシャモニーまでは約2時間半(170キロ)。真夏だったため、積雪などもなく、道中も安心して運転出来ましたが、特に強いこだわりなどがなければ、シャモニー泊もしくはフランスに泊まった方がシャモニーをじっくり散策できるとは思います。
シャモニー旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
私たちはモンブランをイタリア側の山岳リゾートである「クールマイユール(クールマイヨール/Courmayeur)」からも見たい!という希望があった為、レンタカーで個人旅行をしました。気候が良く、お盆過ぎだった為か渋滞にもほとんど合わずに旅が出来た点は良かったです。旅の目的に合わせて個人orツアー、よりメリットの多い方で旅行されることをオススメします。
シャモニー旅行に必要な持ち物とは
「行き先に合わせた防寒具」
シャモニーは真夏でも街中の日中の気温が10度台なことが少なくありません。欧米人や日本人男性はタンクトップやTシャツ×ハーフパンツで街歩きをしていましたが、特に女性の方などは長袖が無難(私はセーターを着ていました)です。ロープウェイなどで上に上がる方は、頂上では気温がマイナスになるので、しっかりとした防寒具がマストです。
シャモニー旅行で気を付けることとは!?
- 天気がコロコロ変わります。
- 高山病にはご注意を。
- はぐれた時の待ち合わせスポットを決めておきましょう。
シャモニーは標高が高い為、天気が変わりやすいです。「後で行こうかな」なんてぐずぐずしていると、あっという間に曇ってきてしまうので、お目当ての場所には早めに行っておきましょう。また高山病に不安がある方は、事前に対処方法などをおさらいしておくと、いざという時に慌てずに済みます。スマホの電波も不安定になりがち…複数名で旅行される方は、はぐれた時のルールを事前に決めておきましょう。
まとめ
涼を得ようと向かったシャモニー。標高3777メートルのエギーユ・デュ・ミディ山頂では、涼しいを通り越してもはや「極寒」でしたが(笑)それでも、凛と張り詰めた空気を纏った名峰たちの姿は美しく、一生の思い出となりました。登山やハイキングに自信がない方も、シャモニーは街がコンパクトなので、無理なく自然と触れ合えると思います。是非機会があったら遊びに行ってみてください。
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