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トリノのチョッコラト(Cioccolatò)に行ってきました!
トリノは言わずと知れたチョコレートの街。日本でも人気のフェレロロシェやカファレルもトリノで生まれました。3度の飯よりチョコレート好きな私!念願叶って、トリノのチョコレートの祭典に行ってまいりましたので、その時の様子をレポートします★
トリノのチョッコラト(Cioccolatò)とは!?
- チョコレートの街トリノのご当地チョコレートを1日で味わい尽くせる点
- 日本とは違った、イタリア流チョコレートの味わい方を知ることが出来る点
- 会場全体が世界遺産!美しい景観の中でチョコレートを堪能できる点
トリノ(Torino)のチョッコラトはイタリア語で「Cioccolatò」と綴ります。チョコレートはイタリア語で「チョッコラート(Cioccolato)」。そう、このお祭りはチョコレートとトリノがコラボレーションしたお祭りなのです。トリノはチョコレートの街として有名で、この地が生んだ有名メーカーもたくさんあります。街の中心地全体が世界遺産という大変贅沢な会場で行われるイベントは、五感で満喫できる大変素敵なものでした。
トリノのチョッコラト(Cioccolatò)の見どころベスト5
トリノのご当地チョコナンバーワン「ジャンドゥイオット」
ジャンドゥイオット(Gianduiotto)はトリノが生んだ、ナンバーワンご当地チョコレート。ヘーゼルナッツをベースにつくられる舟を逆さまにしたような形のチョコレートで、日本でもジャンドゥーヤ(ジャンドゥイオットの素材)は時々売られているのを目にします。会場では無添加のものや手作りの珍しいものがたくさんあるので、お見逃しなく。1粒から購入することが出来、個包装になっているのでバラマキ土産にも最適です。
トリノのご当地チョコ第二弾「クレミノ」
クレミノもジャンドゥイオットと並ぶトリノ発の人気ご当地チョコレート。キューブ型の3層から成るチョコレートで、ジャンドゥイオットの中にコーヒーやピスタチオフレーバーのチョコレートを挟んで作ります。街で売られているものは個包装になっているものが多いのですが、チョコラットの会場では、包丁を入れる前の特大クレミノを売っている店もたくさん!好きな量をご指定して買うことが出来るとだけあって、クレミノファンたちからは熱い支持を得ていました。
イタリア芸術×トリノのチョコレートの協演
さすがは芸術大国イタリア。会場では、大きなチョコレートを使って彫刻アートを披露するイベントもやっていました。最も、来場者に人気だったのが、トリノの観光名所「モーレ・アントネリアーナ(Mole Antonelliana)」を彫ったもの。高さが約170メートルほどある街のシンボルで、会場であるサン・カルロ広場からも、その雄大な姿を見ることができました。
会場には南イタリアのご当地銘菓も大集結
日本でも人気のご当地グルメフェア。イタリアでも大変人気で、特にアルプスのふもとにあるトリノでは、秋から冬にかけて南イタリアからやってきたご当地菓子が人気を博します。チョコラットでも、南イタリアの人気菓子が大集結。写真はシチリア銘菓、フルッタ・ディ・マルトラーナ(Frutta di Martorana)とカンノーロ(Cannolo)のお店。トリノの銘菓との違いを目で舌で味わってみてください。
はさみにペンチ!?トリノっ子たちに大人気の変わりダネチョコ
イタリア人たちの芸術的センスは子供向けのチョコレートにも遺憾なく発揮されています。会場で多く見かけたのが、ハサミ、ペンチといった工具を模ったチョコレート。最初はカナリびっくりしましたが、これ、数年前からヨーロッパでヒットしているシリーズなのだそうです。他にも女の子向けに、ハイヒールや手鏡などを模ったチョコレートもあり、子どもたちは1つ1つ丁寧に見て回っていました。
トリノのチョッコラト(Cioccolatò)のとっておきグルメ
チョッコラータ・カルダ
チョッコラータ・カルダ(Cioccolata calda)は直訳すると「ホットチョコレート」。会場や会場周辺のカフェでは、たくさんの人たちがチョッコラータ・カルダを飲んでいました。私は最初、ココアのことかと思って飲んでみると、ココアとはまるで違う飲み物で驚き!まるで湯せんで溶かしたチョコレートをそのまま飲んでいるかのようなとろみがあり、胃の中がポカポカになりました。たいていノーマルタイプとビタータイプの2種類あるので、お好みで選べる点も魅力です。
トリノのチョッコラト(Cioccolatò)必須アイテム・服装・その他
チョッコラトの行われる11月はちょうどクリスマスの準備がはじまるシーズンでもあります。ということで、夜になるとトリノの街は美しいクリスマスイルミネーションが街を彩り、ますますロマンチックに!これらを観たい!という方は、気温1ケタ台でも対応可能な服装で会場に向かいましょう。また、せっかくなので夜景がよく写るスマホやカメラを持っていくとばっちりです。
トリノのチョッコラト(Cioccolatò)での注意点
チョッコラトは詳細が決まると、公式ホームページにプログラムが掲載されます。たいてい平日を含む約1週間が会期となるのですが、日によって盛り上がる時間帯がばらっばら!平日は仕事終わりの19時~21時。土日は日中が特に賑わっていました。「空いていた方がゆっくり見て回れるのでいいじゃん!」と思いきや、イタリアの場合、空いているとお店の人が休憩に入ってしまうことが多く、営業していないお店がたくさん(笑)!。ということで、どちらかというとお客さんが多そうな時間に来場することをオススメします。
まとめ
チョッコラトは有名店や有名ショコラティエがやってくるイベントとは少し異なります。あくまで地元トリノ、ピエモンテ州を中心としたチョコレート店や職人たちが競演する場。見本市のようなイベントですので、イタリアのブランドチョコがお目当ての方は、是非トリノの繁華街やデパートへ。一方「適正価格で添加物なしのとびきり美味しいチョコレートが食べたい!」という方は是非会場へ足をお運びください♪素敵なチョコレートとの出会いがきっと待っているハズです。
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