イタリアの復活祭(イースター)、日本との違いとは!?

イタリアの復活祭(イースター)について徹底解説します!

国民のほとんどがカトリックの国イタリア。毎年の復活祭(イースター)はそれはもう、盛大に祝われます。しかし、そのお祝いの仕方は日本で知られているものとは異なる点も…。ここではイタリアの復活祭について、私の体験レポを交えながら日本との違いをご紹介します♡

イタリアの復活祭(イースター)とは、どのようなもの?

イタリア人にとっての復活祭とは
  1. 復活祭はクリスマスと同じくらい大切な宗教行事。
  2. 復活祭=春の連休と捉える人も増えてきました。
  3. 復活祭は子供たちにとっては別の楽しみもあります。

イタリア人たちにとって、復活祭はれっきとしたカトリックの宗教行事。敬虔な信者は、謝肉祭(カーニバル)の後から食事制限を行い、キリストの復活を祈り続けます。その一方で、最近では若者を中心に宗教離れも深刻。復活祭の期間を「連休」と捉え、プチ旅行等、別の楽しみ方をする人も増えてきました。子供たちだけがもらえる復活祭にまつわるスペシャルギフトも見逃せません。

イタリアの復活祭(イースター)、チェックポイント5選

イタリアの復活祭は名前が違う。

写真は復活祭の日にイタリア人からもらったメッセージカードです。日本では「復活祭」もしくは「イースター」と呼ばれていますが、イタリア人たちは、なんと「Pasqua(パスクア)」と言います。私は最初にこの言葉を耳にした時は「そうはいっても、イタリアたち人も普段は”イースター”と言うのだろう」と思っていたのですが、イタリア人は英語のイースターという言葉は知っていても、使う人はほとんどいません。イタリアに来る際は是非「パスクア」という言葉を覚えて帰ってくださいね♪

イタリア限定の復活祭のお菓子「コロンバ」。

日本で知られている復活祭は、アメリカやイギリス式のものであることがほとんどです。ゆえに、イタリア式は異なる点がたくさん!中でもわたしが驚いたのが、復活祭の時にイタリア人が食べるお菓子「コロンバ」です。写真だとわかりにくいですが、一応!?ハトの形をしたお菓子で、謝肉祭が終わった頃から街に並び始めます。復活祭の当日、昼餐後に皆で食べるのが一般的だそう。スーパーなどでも5ユーロ前後で売られているので、イタリアに春に旅行予定の方は是非チェックしてみてください。

イタリア人は復活祭前、大掃除で大忙し!

日本は年末に「大掃除」をしますが、イタリア人たちは復活祭の前に大掃除をします。「Pulizie di Pasqua(プリツィエ・ディ・パスクア/復活祭の大掃除)」と言う言葉もあるほど。復活祭直前にドラックストアやホームセンターにいくと、「復活祭だから掃除をしよう!」と書かれたポスターや、洗剤の値引きセールの案内等がたっくさん。テレビでもお掃除関連の特集番組が、一気に増えます。

イタリアの子供たちが復活祭の日にもらえる秘密のお菓子。

昨今、日本でも、さまざまな復活祭イベントが行われるようになりました。割と定番なのが「エッグハント」。いわゆる、庭などに卵を隠して探し出す遊びですが、イタリアではこの遊びは行われません。代わりに子供たちが復活祭の日に楽しみにしているのが「ウオヴァ・ディ・パスクア(復活祭のたまご)」です。これは玩具入りカプセルの入った超巨大卵型チョコレート。復活祭の昼餐後に大人から子供たちに配られ、皆でガシガシチョコレートを砕いて、中に入っている玩具を見せ合いっこして遊びます。

春の連休色が強まる、イタリアの復活祭。

イタリアでは復活祭は、当日も翌日も祝日のためお休みです。敬虔な信者さんたちは、当日はもちろん、前週からせっせと教会に通い続け、祈りを捧げるのですが、この時期、日本のゴールデンウィークのような感覚で、行楽地に遊びに行くイタリア人も、まあまあ多いです。年によってはイタリアの祝日が重なるので、どこに行っても観光客だらけ!この時期の渋滞も、すっかり復活祭の風物詩となりました。

イタリアの復活祭(イースター)、見逃せないポイントとは

復活祭ならではのレシピや食材たち

復活祭は春や、生命たち全体の復活を祝う一日でもあります。多くのイタリア人たちはこの日、家族や気の置けない仲間たちとランチを食べてお祝いするのが定番。そのメニューの中でも、春ならではの食べ物がたくさん登場する点が見逃せません。定番は春野菜のアスパラガスや卵。レストランでは復活祭限定コースメニューなども登場するので、気になる方は是非お店のホームページをチェックしたり、実際に足を運んだりしてみてはいかがでしょうか?

イタリアの復活祭(イースター)、お役立ちグッズとは

「Buone Feste」と書かれたグリーティングカード
ブォネ・フェステはいわゆる「ハッピーホリデー(Happy holidays)」「よい祝日を」といった意味のイタリア語です。イタリア人は、ほとんどの人がカトリック教徒のため基本的には「Buona pasqua(ブォナ・パスクア/復活祭おめでとう)」という挨拶でオッケー。しかし、中には異教徒の方もいるため、グリーティングカードなどを贈る際等に、判断に迷ったら「Buone Feste」と書いてあるものを活用してみてください。

イタリアの復活祭(イースター)、注意点するべき点とは

最近では少しずつ減ってきましたが、それでも、復活祭前後、特に当日は、祝日のため、休業の店や博物館、美術館が多いです。「春休みにイタリアに行ったら、復活祭の期間とぶつかってしまって、お店がぜんぜんやってなかった!」という声もよく聞きます。念のため、復活祭シーズンにイタリアに行く予定の方は、お休みの状況をご確認ください。

まとめ

ちなみにイタリアの復活祭は「イースターバニー」とよばれるウサギたちの姿も、ほとんどみかけません。祝い方から食べるものまで、アメリカやイギリス式と全く異なるイタリアの復活祭。地方ごとに復活祭のお祭りや伝統名物などもありますので、是非気になる方は調べてみてはいかがでしょうか?復活祭ならではのお料理などは、インターネットにたくさんレシピが載っているので、作ってみても面白いかもしれません。

アコ東京出身。

投稿者の過去記事

アメリカ→イタリア在住。
美味しいもの、特にスイーツが大好きです.。.:**:.。..

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