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ダブリン旅行体験記
隅っこ好きな性分で、アイルランド、北アイルランド、スコットランドを巡る旅に出ました。最初に訪れたのがアイルランドの首都ダブリンです。高層ビルはほとんどなく、イギリス統治時代の重厚な建物が並ぶ街の中に、色とりどりのパブとケルト文化が顔を出すダブリンの街を探訪しました。
ダブリン旅行について
- アイリッシュパブでギネスビールを堪能する
- ストリートミュージシャンが多く、多彩な音楽が楽しめる
- 治安が良く、市街地が広すぎず観光しやすい
アイルランドと言えばアイリッシュパブとギネスビールでしょう!パブでギネスを飲めばアイルランドに来たなぁとしみじみ感じます。パブでは伝統音楽のセッションを聴くことができますが、ストリートミュージシャンもとても多いです。さすが、小さい国ながらU2、エンヤなど著名なミュージシャンを輩出している国だけあり、レベルが高い演奏を聴く事ができます。また、治安が良く、それほど大きくない街なので、名所もほぼ徒歩で回ることが可能です。
ダブリン旅行のおすすめのスポット
トリニティカレッジ オールドライブラリーとブックオブケルズ
ダブリン大学トリニティカレッジの古い図書館です。ロングルームと呼ばれる図書室で、長い廊下と天井近くまである書棚と書物に圧倒されます。まるでファンタジー映画に出てきそうな雰囲気のある図書館です。そしてここに所蔵されている、美しい装飾写本「ブックオブケルズ(ケルズの書)」。ケルズの書はキリスト教の福音書で、ケルト文化の特徴である渦巻文様が随所に描かれており、その繊細で美しい装飾に引き込まれます。
EPIC アイルランド移民博物館
リフィー川のほとりにある新しい施設です。アイルランドはイギリスの統治、18世紀の大飢饉など苦難の歴史を歩んできました。庶民は貧しさから、アメリカなど他国へ移住する人が多く、この博物館ではアイルランド人移民の苦難と成功の歴史を知る事ができます。映像や音楽をふんだんに使い、まるで自分が移民となった様に移民の歴史を体感的に感じられるようになっています。ちなみに、ここのスタッフはとてもフレンドリーで親切でした!
テンプル・バー
ダブリンの繁華街、パブが立ち並ぶのがテンプル・バー地区です。シックな建物が多いダブリンの街ですが、ここはカラフルなパブが並びとても賑やかで華やかな地区です。一番有名なのが赤色のパブ、その名も「テンプル・バー」です。いつも観光客を中心に人が多いようですが、特に夜は人が溢れかえっている繁盛店です。ここのみならず、色々なパブをはしごするのが楽しい地区です。
ダブリンでのおすすめグルメ
マーフィーズのアイスクリーム
アイルランドではアイスクリームの消費量がとても高いそうです。このマーフィーズは西部のケリ―州から始まった人気の店です。ギネスやブラウンブレット味などアイルランドらしい色々なフレーバ―があり味見させてもらえます。私はシーソルト味を食べましたが、クリーミ―だけど、後味さっぱり塩味がほんのり効いてとても美味しかったです。ちなみにアイルランドは酪農が盛んであり、乳製品を使った料理はどれも美味しかったです。
ダブリンでのおすすめのショッピングスポット
キルケニーショップ
ウールやアイリッシュリネン、ウォーターフォードのクリスタルガラスなど、アイルランド産の質の良い商品を取り扱うお店です。アイルランド出身の作家の商品も多く取り揃えており、近年、日本でも人気があるオーラ・カイリーのデザインしたグッズもありました。私は陶芸家ニコラス・モスのマグカップを購入しました。彼の作品はアイルランドの動物や植物が淡い色で絵付けされており、素朴で可愛いデザインが好きな方にはおすすめです。
ダブリンにて宿泊したホテル
アカデミープラザホテル
観光に便利で、空港行きバス停に近いこと、中級以上で、浴槽付き、ツインで探しました。ダブリン市街地の北に位置しており、ほぼすべての所へ徒歩で観光に行くことができました。残念だったのは チェックインしたら、予約していた浴槽付き部屋ではなかった点です。変更を希望したところ、当日は部屋が空いておらず、2日目以降に浴槽付きに変更してもらえましたが、語学力が乏しい為、交渉に一苦労しました…。
ダブリン旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
アイルランドのツアーは少ないので、個人手配で行きました。飛行機は直行便がないので、地元空港から便のあるフィンエアーで、直接HPから購入。ヘルシンキ乗り継ぎで出発日の夕方にはダブリンに到着できます。一般的にはロンドン乗り継ぎが、便が多くて便利みたいです。ちなみに、2018年にアジアから初めて、香港のキャセイパシフィック航空がダブリンへの直行便を開始したそうです!ホテルはエクスペディアから予約しました。予約はできていましたが、指定した条件とは違う部屋になっていたのが残念でした。
ダブリン旅行に必要な持ち物
アイルランドは晴れたと思ったら、雨が降ったり、目まぐるしく天気が変わります。雨はミストのような軽い感じの時もあれば、土砂降りになったりと、色々なタイプがあり、傘よりもフード付きのジャケットや帽子を持っていく方が便利がよいと思います。あと、乾燥しやすく、水も硬水なので肌がガサガサになるかもしれません。保湿クリームもあった方がよいと思います。
ダブリン旅行での注意点
- 天気が変わりやすく、海が近いので風が冷たく肌寒い
- 島国なので結構物価が高い。ホテルはお高め。
- 夜のパブはかなり混雑している。特に週末夜は注意。
9月に行きましたが、ダブリンでは海風が冷たく身にしみました。また、物価が結構高く、特にホテルはロンドンなどの大都市とほぼ変わらない値段でした。あと、夜のパブはどこも満員!混雑を避けたいなら昼間に行くのもいいかもしれません。とはいえ、治安は比較的いいので、節度を守れば夜も楽しく過ごせると思います。
まとめ
とにかく、お酒と音楽好きにはもってこいの街です。食事も魚介類、乳製品を使ったものが美味でした。少し郊外へ出れば、美しい緑の大地とケルトの遺跡があり、アイルランドの奥深さを感じる事ができます。さらに足を延ばしたい場合、地方や北アイルランドへの日帰りツアーもあります。最近は日本でもラグビーの対戦相手国として知られる様になりましたが、もっとメジャーになってほしい素敵な街です!
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