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シェーンブルン宮殿旅行体験記
親友の海外フォトウェディングの応援・お手伝いも兼ねて向かった、オーストリアのシェーンブルン宮殿。麗しの都は、何度でも足を運びたくなるような夢のような世界でした。
シェーンブルン宮殿旅行について
- 驚くほど大きく、驚くほど豪華な宮殿
- 遊び心溢れる、広大な庭園
- 高台からのフォトジェニックな絶景
シェーンブルン宮殿(Schönbrunn Palace)はオーストリアの首都ウィーン郊外にあります。あるじは約640年ものあいだ、オーストリアを支配していた ハプスブルク家。ヨーロッパの歴史ファンにとっては聖地のような場所で、歩くほどに眼前に飛び込んでくるフォトジェニックな宮殿や庭園は、感動必至です。見学のフィナーレは高台から望む絶景!一生忘れられない、旅の思い出をプレゼントしてもらえました。
シェーンブルン宮殿旅行のおすすめのスポット
シェーンブルン名物!黄色の艶やかな「外観」
シェーンブルン宮殿を目の当たりにして、最初に驚いたのがこの黄色の外観です。噂には聞いていたものの、本当にしっかりと黄色くて驚き!(笑)当初は金色の外観も検討していたようですが、この独特の黄色(シェーンブルン・イエロー/Schönbrunner Gelbと言います)へ。周りの雰囲気にぴったりで、他にはない個性を感じました。
壮大なお庭探検
シェーンブルン宮殿のハイライトは宮殿本体だけではありません。広い広い庭園も世界遺産に登録される程の一級品。隅々まで完璧に手入れされた庭園は、動物園や巨大迷路などもあり、ただただ、当時の、ハプスブルク家の栄華に圧倒されるばかりでした。本で何度も読んだグロリエッテ(Gloriette)の風景。私の想像する何倍も立派で、ここまで来てヨカッタと、心から思える瞬間でした。
美しき高台からの景色
見学のフィナーレでは頑張って高台まで上り、宮殿全体の景色を見渡しました。宮殿からはゆっくり歩くと30分弱かかりますが、それでも時間と体力が許す限り、是非ここまで来てほしい!特に春~秋は、生い茂る草木や美しい花々が、デザインも含め、よく望めます。これまで見た宮殿の多くは、どこか男性的な印象だったのですが、シェーンブルン宮殿は女性らしい雰囲気。夏の暮れ、皆でのんびりと、景色を眺めていました。
シェーンブルン宮殿でのおすすめグルメ
Café Gloriette
シェーンブルン宮殿の中にはいくつかカフェ・レストランがあり、ドリンクからしっかりとしたお食事までいただくことができます。私たちはササっとコーヒーを飲んで、その場を離れてしまいましたが、時間があれば高台の上にある「Café Gloriette(カフェ・グロリエッテ)」でゆっくりお食事するのが絶対オススメ!シェーンブルン宮殿に住んでいた皇妃エリザベートゆかりのスイーツが豊富に取り揃えられています。
シェーンブルン宮殿でのおすすめのショッピングスポット
シュテファン大聖堂周辺
シェーンブルン宮殿の周辺は宮殿がメインの為、オリジナルグッズ以外のお土産購入やショッピングは空港やウィーンの街の中心地で行うのがオススメです。特に街一番の観光地、シュテファン大聖堂の周辺は、私たち日本人にもなじみのあるメーカーやブランドの路面店がたくさんあります。活気があり、車の往来もないため、ウインドウショッピングしているだけでも旅情がさらに高まります。
シェーンブルン宮殿にて宿泊したホテル
マリオット・ホテル
私たちはウィーン市内の観光もセットで希望していた為、ウィーン市内の「Vienna Marriott Hotel」に泊まりました。館内はとても広く、ちょっとしたお土産店もあった為、快適に過ごすことが出来ました。朝食ビュッフェ会場も広いので◎シェーンブルンで夏の野外コンサートなどを楽しまれる方はシェーンブルン駅(Schönbrunn)周辺のホテルがオススメですが、市内も巡りたい方は街中のホテルもオススメです。(街中から宮殿までは電車で20分前後で行くことができます)
シェーンブルン宮殿旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
シェーンブルン宮殿は入場券の種類がとにかくたくさんあります。旅慣れている人であれば、それらの中からご自身に合ったものを選べば、自由きままに巡ることが出来るので、個人手配もアリだと思います。入場時に渡されるイヤフォンガイドも内容がかなり充実しており、西洋史ファンの私にとっては大満足の内容でした。(一方で、親友夫婦は「イヤフォンガイドの内容は難しすぎてつまらなかった」よう…涙。対話や質問などを通じて内容を深めたい方は、日本語ガイドツアーなども良いかもしれません。)
シェーンブルン宮殿旅行に必要な持ち物とは
「皇妃エリザベート (講談社文庫)」
シェーンブルン宮殿はマリア・テレジアのためにつくられた宮殿ですが、そこにお輿入れした皇妃エリザベートは、世界中に根強いファンがいます。せっかくなので彼女の人生をちょこっとでも覗いておくと、旅がもっと楽しめるハズ。藤本ひとみさんの「皇妃エリザベート」は会話が多く、情景が浮かびやすいのでオススメ。是非飛行機の中などで読んでみてください。
シェーンブルン宮殿旅行で気を付けることとは!?
- 先手必勝。見学時間は出来れば「早め」がオススメ。
- チケットが種類豊富!旅程に合わせて選び分けましょう。
- 事前に宮殿の概要だけでも学んでおくと、見学がもっと楽しめます!
シェーンブルン宮殿は、特に夏休みシーズンにあたる6~8月は季節も良い為、毎日ごったがえしています。夏に観光予定の方は、出来れば朝からシェーンブルン宮殿に向かい、その後街中を観光するのがオススメ。さらに可能であれば、事前にインターネットからチケットを購入しておくと安心です。チケットは種類豊富なので、他の予定を鑑みながら購入しましょう。宮殿はとにかく豪華で、感覚的に楽しめるものばかりですが、事前に概要だけでも掴んでおくと、さらに観光を楽しめることと思います。
まとめ
小学生の時にマリー・アントワネットの本を読んで以来、ハプスブルク家に興味があった私。これまで本で読んでいた世界が眼前に現れた瞬間は、思わず喜びのあまり発狂!感涙してしまいそうでした(笑)。丁寧に管理された世界遺産の宮殿、広大な庭園は、オーストリアを象徴するもの。歴史に興味がない方でも感覚的に楽しめますので、みなさまも、いにしえの栄華を是非肌で感じに行ってみてください。
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