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イスタンブール旅行体験記
前回トルコを訪れてから1年、恋しくなり再びイスタンブールへ。今回は時間があまりなくイスタンブール以外の都市に行くことはできないので、その分めいっぱい街を散策しました。前回友達になったトルコ人の子が今回も仕事の合間に案内してくれたおかげでローカルスポットを満喫できました。
イスタンブール旅行について
- 基本的には安心して歩ける平和で穏やかな街
- ゆったりとした時間が流れる街
- エリアによって表情が変わるので飽きない街
テロなどの怖いイメージがあるトルコですが、基本的にはとにかく平和で安全な街です。トルコ人はおせっかいなほど優しく親切で、時にはルーズ過ぎてイラっとしてしまうほどにゆったりとした時間が流れています。夜も、人通りの多い場所だったら街歩きをしても大丈夫です。
歴史的な建物で溢れている旧市街、地元の人と観光客でにぎわう新市街、アジアっぽい雰囲気を醸し出すアジア側、どれも街の雰囲気が違っているので街を歩いているだけでも楽しめます。
イスタンブール旅行のおすすめのスポット
一度は体験してみたかったハマム(トルコ風呂)
トルコと言えばハマム。旧市街にある古いハマムはほぼ観光客しか行かないようで、日本語や英語の表記もありました。使い捨てのパンツに履き替えてぬるいサウナのような浴場に行きます。中央の大きな石の上でしばらく寝そべってじんわりと汗をかいたころにニコニコとしたケセジのおばちゃんがやってきて、大量の泡を体にかけて寝そべったまま体を洗ってくれます。その後洗い場に移動し、まるでドリフのコントのようにケセジが豪快にシャンプーをしてくれます。最後にお風呂にゆっくりと浸かるというコースでした。
超高級ホテルの屋上カフェバーでリッチな気分を堪能
友達の友達が働いているということで、新市街にある超高級ホテルの屋上のカフェバーに連れて行ってもらいました。普段の私には縁のないとてもゴージャスなホテルで、エントランスあたりを案内してもらいながら屋上に向かいました。階数の高いホテルなのでイスタンブールが一望できます。このバーで働く友達の友達がカクテルをおごってくれたようで、飲みながらのんびりと夕方のイスタンブールを眺めていました。
友達が働いているからと言って簡単に入れることに驚きましたが、トルコでは割と当たり前のことのようでした。
友達と一緒じゃなければきっと乗れない水上バス
今回の旅は時間があまりなかったので、友達の案内で観光することが多かったのですが、ヨーロッパ側とアジア側に挟まれたボスポラス海峡や、旧市街と新市街に挟まれた金閣湾を渡るときに、あえて水上バスに乗せてくれました。普段は1人でもわかりやすいトラムや地下鉄で移動しているので水上からの眺めがとても新鮮でした。どれもほんの数分で対岸に到着するのですが、普段とは違う景色を見ることができてよかったです。
イスタンブールでのおすすめグルメ
パンがとにかくおいしい!!!
街角のいたるところに出ているスィミットの屋台や、食堂(ロカンタ)で食べ放題のエキメッキは、シンプルな味付けのないパンですが、安くてとてもおいしいです。小麦の風味がすごく、本来のパンの味を堪能できます。
友達がおススメしてくれた、クレープみたいなパンにチーズを挟んで焼いたものや、お肉(ケバブ)を巻いたブリトーのようなものは軽食にピッタリです。街歩きをしているとふと露店があったりするので気軽に食べられます。
イスタンブールでのおすすめのショッピングスポット
普段のトルコを味わえる新市街
新市街のメインストリート、イスティクラル通りは観光客も多くいますが、基本的には地元の人たちが利用するエリアです。そのためおみやげ屋さんとは一味違う素顔のトルコが見られます。値段がキロ単位表示の量り売りチョコレート屋さんでおいしそうなチョコを選んでみたり、トルコ人のおばちゃんが買っているお菓子を真似して買っておみやげにしたりしていました。その他にも、トルコブランドの服屋、電気屋さんなど見ているだけでも楽しいエリアです。
イスタンブールにて宿泊したホテル
旧市街にあるリーズナブルなゲストハウスOrient Hostel
友達が予約してくれたホテルは前回も後半に泊まったゲストハウスでした。旧市街のブルーモスクから歩いて数分のところにあり、屋上がバーになっていて白人系の旅行者に人気のようです。私が泊まったドミトリーと個室があり、予算に合わせて部屋を選ぶことができます。
イスラム圏ですが、お酒に関しては厳しくないようで、屋上のバーでは旅行者に交じって多くのトルコ人がビールを飲んでいました。
このゲストハウスのある通りは同じような安いホテルが立ち並ぶエリアで、毎晩賑やかでした。
イスタンブール旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
飛行機のみ自分で予約。今回は安く済ませるため上海乗り換えで行きました。乗り換え時間がかかって疲れるけれど、空港内で中華料理を食べたりしながらちょっとだけ中国も満喫できました。
ホテル予約は友達がしてくれました。安くてしかも立地の良いゲストハウスで大満足でした。
友達の仕事がオフの日や夜はあちこち案内してくれ、旅行者にはハードルの高いフェリーやバスに乗ることができました。
イスタンブール旅行に必要な持ち物
前回も書きましたが、女性はスカーフ必携です。
そのほかに必要なものを考えてみたのですが、思いつきません。きれいな街なのでないと困るものはないですし、なんでも買い揃えられます。
しいて言えば、エリアが広くたくさん歩くので歩きやすい靴を履いていきましょう。
イスタンブール旅行での注意点
- 電車以外の交通機関は難易度が高いので注意しましょう
- 見どころが多いので計画をしっかりと立てましょう
- 旧市街で話しかけられる日本語にはちょっと注意しましょう
イスタンブールの旧市街と新市街、アジア側は歩いては行き来できません。電車やメトロ、トラムは問題なく乗りこなせるのですが、バスや水上バスは難易度があがります。基本的にトルコ語の表記しかなく、現地の人も英語がほとんど話せないので聞くこともできず不安になる一方です。でも、上手に乗りこなせば広いイスタンブールを効率的に移動できると思います。
まとめ
2度目のイスタンブールはやっぱり最高でした。友達は仕事の合間にローカルなスポットをいろいろと案内してくれ、1人の時はいつものようにあてもなく街をうろうろとしていました。あてもなくうろうろしてもちっとも危なくないのがイスタンブールのよいところです。前回は王道の観光地をたくさん訪れたので、今回は街歩きを中心に地元の人のような気分で歩いていましたが、友達のおかげで1人じゃ絶対に行けないような場所にも行けたので大満足でした。
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