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門司港旅行体験記
かつて国際貿易港として栄えた門司港にはレトロな建築が建ち並び、自然豊かで、歩いているとどこか昔懐かしい気持ちになり心が癒やされます。これまでに何度も行ったことがありますが、定期的に訪れたいと思う場所です。今回は冬頃に観光と宿泊をしました。
門司港旅行について
- 歴史的な建築物やミュージアムを見学し、教養を深めることができる
- 四季を感じられるイベントがあり、春夏秋冬それぞれ魅力がある
- 海岸通りや路地裏などにカフェや雑貨屋さんがあり、街歩きを楽しめる
門司港駅や旧大阪商船など歴史を感じられるようなおしゃれな建物が多いためレトロな雰囲気を味わえ、各施設の見学を通し歴史や文化に触れることできます。夏には花火大会が開催し、冬にはイルミネーションが点灯するなど季節ごとのイベントが開催されています。雑貨好きにはたまらないような小さな雑貨屋さんがあらゆるところにあり、他では見かけないようなお気に入りのものと出会えるかもしれません。スイーツやランチが楽しめるおしゃれなカフェもあるので女子旅にもぴったりです。
門司港旅行のおすすめのスポット
門司港レトロから見える関門海峡の景色の美しさ
門司港の魅力の一つに景色の素晴らしさがあります。晴天の日には青い空と海が見渡せ、行き交う船を見ているだけでのんびり穏やかな気持ちになれます。関門海峡に沈んでゆくオレンジ色の夕日はとても美しく見るたびに毎回感動しています。景色を見ながら「ブルーウィングもじ」という青いはね橋を渡る時間もロマンチックに感じます。夜になると対岸の下関の観覧車や関門橋もライトアップし、その光景もずっと見ていたいと思えるような輝きです。レトロ地区にある門司港レトロ展望室からもパノラマで景色を楽しめます。
ミュージアムや歴史のある建物を見学できる
門司港レトロ地区には複数の観光施設やミュージアムがあります。2019年9月にリニューアルした関門海峡ミュージアムでは、ゲーム感覚で関門海峡の歴史が学べ、船の操縦のシュミレーション体験もできるので、私も挑戦してみたところ、中々思うように操縦できずに難しく感じましたが、新鮮で面白かったです。他にも重要文化財の旧門司三井倶楽部の2階にはアインシュタインメモリアルルームや林芙美子記念室があり見学ができます。
人道トンネルを通り歩いて山口県へ
和布刈には歩行者のための関門海峡を歩いて渡ることのできる関門トンネル人道入口があります。海底トンネルの中を歩いて約15分で山口県下関市に到着します。トンネルの途中には福岡県と山口県の県境を表す印があります。お天気の良い日にはウォーキングも兼ねて門司港レトロ地区から歩いて行ったり、レンタサイクルを借りてサイクリングをしながら観光するのも楽しいと思います。人道は自転車や原付は20円かかり、軽車両は押して歩きます。
門司港でのおすすめグルメ
門司港駅の2階にある「みかど食堂byNARISAWA」
大正時代に門司港駅2階で営業していた高級洋食店「みかど食堂」を2019年3月門司港駅リニューアルの際に再興したレストラン。茶色の重厚な階段を上がっていった先にある店内はモダンで格式の高い雰囲気が広がっていました。気軽に行くというよりはお洒落をして行きたいと思うような高級感の漂うお店で、記念日に行くのも良いと思います。ランチセットでいただいたドリアも上品で深みのある味わいで美味しく、満足感がありました。
門司港でのおすすめのショッピングスポット
門司港ならではの魅力が詰まった「海峡プラザ」
門司港レトロ地区にある門司港ならではのお土産や雑貨が買える店舗、オルゴールミュージアム、飲食店などが入っている施設です。門司港名物の焼きカレーやバナナを使ったお菓子などもお土産として販売しており、バリエーションも豊富。1Fの蜂蜜専門店「ビーハニー」のはちみつソフトがとろりと甘く美味しく、お気に入りで何度も行きました。オルゴールミュージアムや赤煉瓦ガラス館には繊細で煌びやかな商品が置いてあるので、見ているだけでワクワクして心がときめきます。
門司港にて宿泊したホテル
プレミアホテル門司港
イタリアの建築家アルド・ロッシ氏が設計した門司港レトロの中心にあるデザイナーズホテル。海側の部屋だったので夜には関門海峡の夜景が美しく、日中は海や空、行き交う船が見渡せたので爽快感があり、気分良く過ごせました。海峡側とレトロ側の部屋があり、窓から見える景色が異なるので、予約の際には部屋タイプを見てから決めた方がいいと思います。ホテルの最上階にはバーがあり、門司港のオリジナルカクテルを飲みながら夜景を見る時間は贅沢に感じました。
門司港旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
ツアーと比べてホテルや移動手段の予約などの手間はかかりますが、オリジナルの旅のプランを考えられるという醍醐味があります。今回は門司港に宿泊した後は、フェリーを利用し、関西に帰りました。フェリーは夜出発して朝到着するので時間を有効に使うことができます。また、個室の部屋を予約したため、ホテルのような感覚で寛ぐことができました。
門司港旅行に必要な持ち物
ガイド本もしくは観光案内所などに置いてある門司港のマップを持参した方が観光しやすいです。また、門司港レトロやノーフォーク広場、人道トンネルなど散策コースが多くあるので、スニーカーや歩きやすい靴で行く事をおすすめします。雨風が強い日には傘が折れてしまう可能性もあるので、レインコートがあると便利だと思います。JAFの会員カードを持っている場合は各施設や店舗で優待を受けられる場合があるので持参すると良いです。
門司港旅行での注意点
- 夜遅くまで空いているお店は少ないので夕食の時間に気をつける
- 施設や店舗の定休日、トロッコ列車の運行日を確認する
- 海の近くは天候によって風が強い場合もあるので注意を
夜遅くなると全体的に営業しているお店が少なくなってくるので、営業時間はあらかじめ調べておいて夕食の時間には気をつけた方が良いです。飲食店や施設の定休日やトロッコ列車の運行日は事前にHPで確認をしておいた方が良いです。天候によっては海の近くに行くと風が強い場合があるので注意が必要です。
まとめ
映画のロケ地にもなっている門司港はおしゃれなレトロな街並みの中に歴史や文化を感じられ、風情があります。ゆったりとした時間が流れているような港町で過ごす時間は穏やかで心が安らぎました。ノーフォーク広場の方まで歩いて行くと、関門橋も間近に見ることができたので、迫力があり、そこからの景色も絶景で様々なところにフォトスポットがあります。対岸の唐戸には船で5分で行けるのも魅力の一つでオリジナルの観光プランを立てても楽しめると思います。
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