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登別旅行体験記
新千歳空港・札幌から1時間半ほどというアクセスの良さ、多彩な泉質の良質な温泉宿が魅力の温泉郷・登別温泉で北海道の豊富な自然を楽しみ、更に少し足を延ばして洞爺湖の観光も気軽にできる、心身ともにあたたまるそんなプチトリップをご紹介します。
登別旅行について
- 地獄谷で圧巻の湧出口や噴気孔!活火山のパワーを感じる
- まるで”地獄谷の釜”!世界的にも珍しい大規模な大湯沼
- 「湯元さぎり湯」で2種類の源泉かけ流しを楽しむ日帰り温泉
登別温泉を訪れるなら絶対に訪れたいのが、活火山のパワーを感じられる”地獄谷”です。そして”大湯沼”にも足をのばして世界的にも珍しい大規模な沼の景観に圧倒されましょう。登別温泉街に宿泊する方も、日帰りで訪れる方も、温泉街にある”湯元さぎり湯”で源泉かけ流しの温泉に癒され心身ともにポカポカに。登別温泉は車で訪れない方も十分に楽しめるので、JRやバスユーザーにもおすすめの観光地です。
登別旅行のおすすめのスポット
地獄谷で圧巻の風景に感動
1つの温泉郷に多彩な泉種を持つ登別温泉は、様々なところから源泉が湧いていて、その多くが地獄谷からの湧出です。地獄谷は、約1万年前の大噴火でできた爆裂火口跡地で、現在も活火山として活動しており、毎分3,000リットルの温泉をわき出しています。湧出口や噴気孔が煮えたぎる風景、硫黄の匂いと熱気や湯気がまさに地獄の様、というのが地獄谷の由来といわれています。実際に訪れてみると、活火山のパワーとその圧倒的な景色に感動します。写真には納まりきらない圧巻の景色は、ご自身の目で見ることを強くおすすめします。
世界的に珍しい大規模な大湯沼
地獄谷から車で5分ほどにある大湯沼は、日和山が噴火した時の爆裂跡地で、ひょうたん型の周囲約1km深さ22m、このような大規模な湯の沼は世界的にも珍しく貴重だといわれています。沼の表面の温度は約40-50度、沼の底は約130度の硫黄泉が噴出しています。この大規模な湯の沼は、硫黄の匂いが立ち込め、ぐつぐつと煮えたぎり湯気がたちこめ、まさしく地獄の釜の様相です。近くにある展望台から大湯沼を眺めると、近くから見る迫力とはまた違う、異星にいるのかと錯覚するほど美しい景色を楽しむことができます。
日帰り温泉”夢元さぎり湯”で2種類の温泉を楽しむ
登別を訪れる方は温泉旅館に宿泊されることが多いと思いますが、時間に余裕があれば日帰り温泉もいかがでしょうか。登別温泉街にある温泉銭湯”夢元さぎり湯”の魅力は、加水・加温・循環・消毒処理(入浴剤使用)はされていない100%源泉かけ流しで、泉質の異なる2種類の温泉が楽しめる点です。そして目の湯(ミョウバン泉)は登別温泉ではさぎり湯にしかないので、温泉好きの方にはおすすめです。
登別でのおすすめグルメ
洞爺湖ベトナム料理”yucana”
ランチは少し足をのばして洞爺湖町で頂きました。登別温泉街から洞爺湖町までは車で1時間ほどで、ドライブに最適な距離です。とうや水の駅から徒歩5分ほどにある洞爺湖湖畔にあるベトナム料理yucanaは、古民家を改装したような素敵な雰囲気でこじんまりとしたお店です。本格的なベトナム料理とケーキなどのスイーツが人気で、スイーツはテイクアウトもできます。
登別でのおすすめのショッピングスポット
素敵な古民家”ラムヤート”と”ANAN coffee”
こちらも洞爺湖町にあるお店。道の駅がわりの”とうや水の駅”の向かいにある古民家、石焼パン屋のラムヤートは、映画「しあわせのパン」の舞台にもなり、地元の方からも観光客からも大人気のお店です。パンだけでなく体に優しい調味料や珍しいスパイスなども販売しています。ラムヤートの裏には”ANAN coffee”があります。2019年、当時17歳の焙煎士あなん君がオープンした小さいコーヒー屋のメニューはコーヒーのみ。彼が淹れてくれる一杯のコーヒーで幸せになり、心身ともに温まります。
登別にて宿泊したホテル
ホテルまほろば
日本最大級の大露天風呂と4種類の温泉が堪能でき、夕食はオープンキッチンのバイキングで出来立てのお料理が楽しめる、ファミリー向けのお宿です。31種類の浴槽で温泉を楽しめるので、温泉好きにはたまらない内容で満足しました。気になった点は、夕食のバイキングが混んでおり、お目当ての品が食べられなかったことです。それ以外は満足でした。
登別旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
新千歳空港からレンタカーで登別温泉と洞爺湖をめぐる個人手配旅行。事前にレンタカーと宿の予約をし、移動ルートや目的地を大まかに決めていたので道中はスムーズに過ごすことができました。洞爺湖周辺には小規模な素敵なお店が多いのですが、看板が小さかったりして知らずに行ったら通り過ぎていたと思うので、事前に下調べをしておいて良かったです。
登別旅行に必要な持ち物
ハンドタオルと歩きやすいスニーカーは持って行った方が良いと思います。登別の地獄谷には足湯もあるので、ハンドタオルがあると足湯に入れずに後悔することはないはずです。また、時間に余裕ができて日帰り温泉に入ることになっても、タオル持参していればタオル料金を払わなくて良いのですね。また、地獄谷周辺は歩いて散策することができるので、歩きやすい靴の持参をおすすめします。
登別旅行での注意点
- 登別温泉~俱多楽湖は走行注意
- 登別温泉周辺は鹿が多い
- 登別~洞爺湖は道を確認
登別温泉の地獄谷~大湯沼~俱多楽湖までドライブをすることができるのですが、道幅が狭く曲がり角にミラーが無い箇所も多いので、レンタカーで運転する場合は要注意です。登別温泉周辺は鹿が多く、温泉街にも頻繁に出没しているので、見かけても近寄らないようにしましょう。登別から洞爺湖まではオロフレ峠を超えるので、レンタカーの方は特に運転は慎重に。
まとめ
登別温泉は新千歳空港や札幌からアクセス良好、レンタカーを借りなくてもバスやJRで訪れることも可能なので、どの年代の方にもおすすめの温泉郷です。登別の温泉はもちろん、地獄谷の景色は本当にパワフルで、地球にいることを忘れてしまうほどの風景に圧倒され感動しました。地獄谷はどの時期に行っても違った顔を見れるので、四季全て再訪したいと思ってしまうほど圧巻でした。ドライブで洞爺湖も楽しめたので、今回は大満足の旅行となりました。
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