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松山旅行体験記
松山といえば何と言っても日本三古湯のひとつ道後温泉が有名!…ですが平成31年からの保存修理につき道後温泉本館は「神の湯」のみの営業となっています。私は「神の湯」には何度か訪れたことがあったので、今回は館内には入らず周辺の観光スポットを周りました。そこでこの記事では「入浴しなくても楽しめる道後の見どころ」に焦点を当てて紹介したいと思います。
松山旅行について
- 見どころがギュッと詰まってて歩きやすい道後エリア
- 名物が多く食べ歩きやショッピングが楽しい
- 修復中でも観光客が楽しめる工夫が随所に!
松山市北東部に位置する道後温泉。温泉の周りには歴史ある神社・お寺や、愛媛名物を扱う飲食店・お土産店が集まります。一度路面電車で道後温泉駅まで移動してしまえば、歩いて周れる範囲に見どころが集中しているため観光しやすいです。メインの道後温泉本館は保存修理中につき一部のお湯や休憩所が閉鎖していましたが、工事用シートを活用したラッピングアートや、プロジェクションマッピングなどの工夫が凝らされていて全然退屈しませんでした♪
松山旅行のおすすめのスポット
道後温泉のプロジェクションマッピング
愛媛県を代表する観光名所・道後温泉本館。修復期間中は「道後REBORNプロジェクト」という名のもと期間限定で見られる壮大な仕掛けが楽しめます。工事用シートは手塚治虫の『火の鳥』とコラボしたラッピングアートで彩られ、北入り口では夜になるとプロジェクションマッピングが映し出されます。投影時間や内容は時々リニューアルされるので道後温泉公式サイトでご確認ください♪
伊佐爾波神社・湯神社・圓満寺
3000年の歴史を誇る道後温泉の周りには、由緒正しき神社やお寺が多く集まります。長い石段と重要文化財の社殿が美しい伊佐爾波神社、道後温泉の守護神として創建された湯神社、カラフルな「お結び玉」がフォトジェニックと話題の圓満寺など、全て道後温泉駅から歩いて周れる範囲ですので、日中の観光にめぐってみてはいかがでしょう。
道後公園からの展望
道後温泉駅の南側に広がる道後公園(湯築城跡)。14~16世紀頃はここにお城があった名残で堀や土塁などが見られます。丘陵部には現在展望台が建てられ、松山城や市街地が見渡せます。松山市内には他にもフライブルク城や松山城など眺望が美しい山がありますが、ここは3つの中で1番標高が低く気軽にのぼれる展望スポットです。
松山でのおすすめグルメ
スターバックス道後駅舎店
鯛めしやみかんを使ったスイーツ店など道後にはおすすめグルメが多くありますが、今回紹介するのはあえてのスターバックス!メニューに関しては店舗独自のブレンドがある以外みなさんご存じのスタバと変わりませんが、注目すべきはその建物。なんと駅舎がまるごとスターバックスの店舗になっているんです!明治期に建てられた旧駅舎を昭和61年に新築復元した洋風建築。店内のカウンターやテーブルに鉄道の枕木を使用するなど、鉄道旅をテーマにしたさりげない内装がお洒落です。文明開化の香り漂う洋館で飲むコーヒーは、不思議といつもより美味しく感じました♪
松山でのおすすめのショッピングスポット
道後ハイカラ通り
道後温泉駅前から道後温泉本館を結ぶL字型の商店街。約250mのアーケード沿いに愛媛のお土産店や飲食店が集まり、雨の日も気にせずショッピングを楽しめます。一六タルトの天ぷらが味わえる一六茶寮、宇和島鯛めしの名店・丸水、みかんを使ったパフェやプリンのお店などなど、目移りすること間違いなし♪ 湯上り後の食べ歩きやお土産探しに是非。
松山にて宿泊したホテル
ホテル泰平
温泉旅館ならぬ温泉ホテル。客室は一般的なビジネスホテルでシンプルなのですが、なんとホテル内で奥道後からひいた天然温泉に浸かれます。檜風呂を楽しめる内湯のほか、曜日によって男女入れ替わる露天風呂が素晴らしく(女性は土曜夜のみだったのでタイミング難しいかもしれませんが)、松山の夜景を眺めながらゆったり浸かれました。無料のレンタサイクルがあり道後温泉に自転車で訪れることが出来たのも有難かったです。
松山旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
楽天トラベルでホテルのみ手配し個人で訪れました。ホテルの自転車を借りてゆっくり道後や松山城などをめぐることができ、自由気ままな滞在となりました。松山市は松山城を中心に東側がJR駅、南側が繁華街、北東に道後温泉…というように、とてもシンプルで分かりやすい位置関係となっています。路面電車も行き交っているので、個人でも十分周りやすい街だと思いました。ただし電車の本数が多くないので松山だけでなく他の都市や中心部から離れた自然スポットなどに訪れるなら、車やツアー利用が便利かもしれません。
松山旅行に必要な持ち物
道後温泉「神の湯」には備え付けのシャンプーなどがありません。シャンプー、コンディショナー、石鹸、タオル、全て有料なので必要な方は持参しましょう。また、本館裏手の丘には道後温泉を眺めながら足湯を利用できる「空の散歩道」という新スポットがあります。入浴する予定がなくてもタオルだけでも持ち歩いておくと、足湯を見つけた時にサッと入れて便利です。足湯はストッキングやタイツだと利用しづらいので服装選びにもご注意を。
松山旅行での注意点
- 道後公園の展望台には明るいうちに訪れましょう!
- プロジェクションマッピングの投影時間は道後温泉公式サイトでチェックを
- 駅前にある坊っちゃんカラクリ時計の上映時間は松山市観光サイトでチェック
道後公園内丘陵部は、暗くなると猪が出没するとのこと。展望台からの夕焼けを見たいところですが、危ないので日中に訪れましょう。また、道後温泉のプロジェクションマッピングや駅前のからくり時計など時間の決まったイベントが多いので、事前に調べたうえで開催時間に合わせた観光計画をオススメします。
まとめ
修復中の道後温泉では一部のお湯や休憩室に入れないので、本館の建築やお風呂めぐりを目的に訪れる方は「せっかく行くのにタイミング悪いなぁ」と残念に思われるかもしれません。ですがラッピングアートやプロジェクションマッピングという修復中だからこその道後温泉の姿を見ることが出来て個人的にはむしろラッキーでした♪ 温泉以外の周辺観光をゆっくり楽しむ良い機会にもなりました。レトロでハイカラな雰囲気が残る道後温泉街。明治時代の面影を味わいに是非訪れてみてはいかがでしょう。
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