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京都旅行体験記
有名すぎるキャッチコピー「そうだ、京都へ行こう。」
言い得て妙、まさにそんなノリで木枯らし吹き荒れる京都に日帰りで行ってきました。
おまけに日付は12月24日のクリスマスイブ。
当時まだ独身だったさみしい女子4人で旅した充実の京都日帰り旅行記です。
京都旅行について
- 世界文化遺産が多いため行く先々で観光を楽しめる
- あの有名な本能寺!? 勉強になるスポットもたくさん
- すきやきの名店が多い京都で甘~い牛肉に舌鼓!
京都といえば言わずと知れた日本屈指の観光スポット。
高校の修学旅行で清水寺や金閣寺など世界的に有名なスポットを巡ったので、
今回は修学旅行では行かなかった神社仏閣を中心にめぐりました。
それでも有名すぎる建物が有り余るのが京都のいいところ。
観光ガイドブックはもちろんのこと、歴史の教科書を手に巡るのも楽しいと思います。
京都旅行のおすすめのスポット
起源は神話の時代!? 京都最古のお社「下鴨神社」
京都には17の世界遺産と800の神社、そして1,700もの寺院があると言われています。
その中で一番古い遺産はどれかということにガイドブックを開くまで知らなかった私たちでした。
不勉強を嘆きつつ向かった先が「下鴨神社」。
生い茂った林の先に本殿があるのですが、この参道がとにかく長い!
木々が密集しているので晴れの日の昼間でも少し薄暗い印象で、不思議な空間でした。
早足で歩くこと20分、気が付くと巨大な楼門が出迎えてくれました。
門をくぐると美しい本殿や舞殿が立ち並び、そしてさらに森が出現。
観光客が多く賑わっていましたが不思議と静かな雰囲気が漂うほど神秘的なパワースポットでした。
「お稲荷さん」の総本宮 伏見稲荷大社
五穀豊穣の神様のご利益があるとされる伏見稲荷大社。
入り口にはかわいいキツネの「お稲荷さん」が観光客の目を引いていました。
訪れて初めて知ったのですが入口のキツネが咥えているものは稲穂。
「稲を荷なう」神像の姿から「稲荷」の字が当てられたとされているのだそうです。
ちなみに、伏見稲荷大社では4匹のキツネが稲穂のほかにも宝珠・鍵・巻物を咥えています。
そして伏見稲荷大社といえばどこまでも続く真っ赤な千本鳥居が見どころのひとつ。
なんとかしてうまく写真を撮りたかったのですが、いかんせん人が多くどう工夫しても人が映りこんでしまいました。
そんな中、偶然見つけたのは某元ジャニーズの有名アーティストとその家族が寄贈している鳥居。
大ファンだった私たち(現在進行形)としては大興奮で、
次回行った時にはぜひまた写真を撮りたいと思っていたのですが
半年後に仕事の出張で出向いた際には二度は見つけられませんでした。
目印になるものがあれば…と思いましたが、なかなか至難の業かもしれません。
歴史上もっとも有名なお寺のひとつ「本能寺」
下鴨神社と伏見稲荷大社の満足度が高く、あとは帰るだけだったところ、
ふと「本能寺」と書かれたお寺の前を通り過ぎました。
「本能寺って焼け落ちたはずでは…?」と、名前が同じ本能寺ではないかと思って覗いたところ、そこには「鶴丸紋」が!
見ると周りには一躍話題になった刀剣擬人化ゲーム「刀剣乱舞」のチラシを手にする刀剣女子もちらほら。
(スタンプラリーが行われていたようです)
やはりここは本能寺で間違いないのだろうかとタイムスリップした気持ちで中に入ると、
本能寺はこれまでに2回移転して7回再建されているんだとか。
現在の本堂は1928年に建てられたものだそうです。
戦国時代と幕末が好きで、高校の試験では日本史が一番得意な私でしたが、知らない事実でした。
京都でのおすすめグルメ
昭和初期創業のすきやき店「すきやき キムラ」
お昼ごはんは京都で生まれ育った知り合いが勧めてくれたすきやき店へ。
なんでも昭和初期創業の老舗だそうで、味のある畳の部屋で甘いすきやきをいただきました。
スタッフさんが目の前で全て調理してくださったことが嬉しく、またそのおかげで本格的な味を楽しむことができました。
思ったよりもお砂糖をたくさん入れた甘い味付けでしたが、脂が乗った牛肉との相性は最高でした。
伏見稲荷大社の「焼き団子」
食べ歩きしようと何気なく買ったお団子、ちなみに「焼き団子」というそうです。
これが美味しくて驚きました!
出店のようなたたずまいのお店で買いましたが、後でネットで調べてみると
地元では有名な出店なんだそうで。
「伏見稲荷の焼き団子」と書いてありました。
伏見稲荷に行ったときはぜひ、
みたらし団子よりもしょっぱく、醤油団子よりも甘いあの「焼き団子」を味わってみてください。
京都旅行にて利用した旅行代理店・ツアー
個人手配
私が住む福岡(博多)から京都は新幹線で片道3時間ほど。
お得な旅行パックがないか代理店の窓口で相談しましたが、「1泊2日がおすすめです」と言い切られてしまい、
結果今回も個人手配の日帰り旅となりました。
それでも朝8時に博多駅を出発して11時に京都に到着、
昼ごはんを食べて神社仏閣を3か所巡って夜19時には京都駅で帰路に就く。
個人的には全然悪くないと思っています(^^)
京都旅行に必要な持ち物
歴史の教科書があると、より“大人の修学旅行”っぽさが出たのにね、と冗談半分で話していました。
次から次に神社仏閣が立ち並ぶ京都。参拝の記念に御朱印帳があるとより思い出になると思います。
私はかれこれ4冊目に突入しました。(笑)
京都旅行での注意点
- 観光客が多いため、スリや置き引きに注意!
- 歩いて巡るスポットが多いため歩きやすい靴がおすすめ
京都はどこに行っても国内外の観光客がたくさん訪れています。
安全と言われている日本ですが、写真を撮ったり食べ歩きに夢中になっているときについうっかり
スリや置き引きの被害に遭うことも多いようです。
旅先でつい浮かれがちですが荷物はしっかりと管理しておくことをおすすめします。
また、神社間をタクシーで移動したとしても神社の中に足を踏み入れると結構歩くことが多いので、
履きなれた歩きやすい靴のほうがいいでしょう。
まとめ
12月24日といえば、普通ならイルミネーションが灯るスポットや
クリスマスソングが流れるお店でディナーを楽しんだりするものなのでしょうが、
そういったものが全くない京都に行った私たち。
それでも間違いなくクリスマスを満喫するカップルたちと同じくらい、いやそれ以上に
クリスマスイブを満喫できたと断言できます。
この旅行から3年、気がつけば皆“ママ”になりましたが、
そのうち子どもを連れて今度は親子でぜひ訪れたい京都です。
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