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ヨーロッパ最大のパレード!ノッティングヒル・カーニバル&テムズ川フェスティバル
英国ロンドンの夏のイベントといえば、映画の舞台にもなったノッティングヒル地区で毎年開催される【ノッティングヒル・カーニバル】、もう一つはテムズ川沿いで行われる【テムズ川フェスティバル】が有名です。どちらも地元の人々や観光客に人気で、子どもから大人まで思いっきり楽しむことができ、街全体が盛りあがるパレードです。
ノッティングヒル・カーニバル&テムズ川フェスティバルとは
- ヨーロッパ最大級のカーニバル【ノッティングヒル・カーニバル】
- ロンドン夏のフェスティバル【テムズ川フェスティバル】
- テムズ川フェスティバルの打ち上げ花火も必見!!
ロンドンの西部にあるノッティングヒル地区で行われるノッティングヒル・カーニバルは、ヨーロッパ最大級のカーニバルと言われています。世界最大級のブラジルのリオのカーニバルに次ぐパレードと言われているため、かなりの迫力が期待できるのではないかと思い訪れました。テムズ川フェスティバルは、ダンサーの華やかな衣装が楽しみでしたが、パレード終了後の打ち上げ花火もなかなかの迫力でした。
ノッティングヒル・カーニバル&テムズ川フェスティバルの見どころ
ヨーロッパ最大級のカーニバル【ノッティングヒル・カーニバル1】
ロンドン西部地区の閑静な住宅街ノッティングヒル周辺で毎年行われている【ノッティングヒル・カーニバル】は、子どもから大人まで参加できるパレードです。華やかな衣装をまとって音楽にあわせダンスをしながらとてもにぎやかで観客も楽しめます。ヨーロッパ最大級のパレードのライブ感を体験できるチャンスを逃すまいと、ダンサー達が通過するエリアに開始時刻の1時間前には行きましたが、すでに人が集まっていました。皆気合が入っているようです。
ヨーロッパ最大級のカーニバル【ノッティングヒル・カーニバル2】
パレードをしている道路は住宅街なのでそれほど道幅がないのですが、ダンサーの後を大きなトラックが一定間隔で徐行しています。これらのトラックには巨大なスピーカーが積まれていて、ダンサーに併せて爆音で音楽を流していきます。至近距離での爆音ミュージックは体にバンバン音が響くほどの迫力でした。アフリカ系移民から始まった歴史あるパレードと聞いていましたが、アフリカ系音楽だけではなく欧米のヒットチャートの曲も多くてトラックに乗っているDJも観客もノリノリでした。
ロンドン夏のフェスティバル【テムズ川フェスティバル1】
ロンドンの夏のフェスティバルに【テムズ川フェスティバル】があり、こちらはテムズ川の川沿いをパレードする大規模なフェスティバルです。夜のパレードを観にいきましたが、やはり人混みは半端なかったです。最寄りの駅からの移動は人混みを避けることはできませんでした。パレードの衣装は、民族系のものから、お姫様のようなドレス姿、サンバスタイル、アニメキャラクターの模倣スタイルなど、様々なテーマで着飾っていてどのチームも個性的でした。
中でも竹馬のようなものを乗りながらカメラ片手にパレードに参加しているチームがありと、パレード参加者も写真を撮りながら楽しんでいるようでした。また某テーマパークのようなエレクトリカルパレードに似たLEDが装飾された、きらびやかな乗り物などもありました。
ロンドン夏のフェスティバル【テムズ川フェスティバル2】
【テムズ川フェスティバル】は夜に訪れたため、フェスティバルの最後にテムズ川からの花火の打ち上げを見ることができました。思ったより花火の打ち上がった場所が近かったせいか、花火が頭上に広がり迫力がありとても綺麗な光景でした。ロンドンのテムズ川からの打ち上げ花火は初めてだったので良い体験になりました。できれば人混みを避けて花火だけを楽しみたいという方には、パレードが行われているテムズ川のセントポール大聖堂側ではなく、対岸から見ることをお勧めします。
ロンドン夏のフェスティバル【テムズ川フェスティバル3】
パレードが行われるテムズ川周辺にはロンドンの主要な観光スポットがあるので、パレードの前日などに下見を兼ねて観光をするのも良いかもしれません。おすすめの観光ルートはセントポール大聖堂を見学後、ロンドン アイという巨大な観覧車に乗ってテムズ川付近を眺めます。そしてロンドンブリッジを渡ってテムズ川を超え対岸に行くと、写真のように大聖堂全体を眺めることもできます。天気の良い日のテムズ川付近の散歩はとても心地が良いです。
ノッティングヒル・カーニバル&テムズ川フェスティバルで見つけたグルメ
ノッティングヒルのパブ「The Churchill Arms・チャーチルアームズ」
カーニバルの当日は人混みが半端ないこともあり、危険回避のためパレード沿いのお店はほぼクローズします。エキサイトした観客によってお店の窓が壊されることがあるようで、パレード沿いのほとんどのお店は写真のように板などで覆われ保護されています。ノッティングヒルでの当日の飲食は諦め、後日カフェやパブにいきました。一番のお勧めパブは建物の壁が花で埋め尽くされている「The Churchill Arms・チャーチルアームズ」です。店内は天井からいろいろオブジェがぶら下がっていたりして、計算された可愛らしいインテリアは必見です。
「フェスティバル」と「カーニバル」って何が違うの?
フェスティバルとカーニバルは何が違うのか?と、ふと疑問になり調べたところ…「カーニバル」は謝肉祭を意味する宗教的なイベントの一つだそうです。「フェスティバル」は一般的なイベント全般を指すようです。「ミュージックフェスティバル」や「肉フェス」など「〇〇フェス」として日本でもフェステイバル は多用されているため馴染みがありますね。
ノッティングヒル・カーニバル&テムズ川フェスティバルに必要なアイテム・服装・その他
ロンドンは夏でも夜になると肌寒かったりするので、羽織れるものを持っていくと良いかもしれません。また人混みは避けられないためドリンクを買うのも一苦労です。どこも並びますので飲料など持参しておくと便利です。自撮り棒は便利でした、背の高い人々や肩車をした子連れさんなどにどうしても視界を遮られるので、見えない時は自撮り棒越しに見ることができました。
ノッティングヒル・カーニバル&テムズ川フェスティバルでの注意点
カーニバルもフェスティバルも当日は広範囲にわたり交通規制が早めに行われるため、車での移動は困難かもしれません。また観たい場所にも早めにいかないと数時間前に目的地への歩道の侵入が規制されているところがあるようです。事前にパレードのコースと時間を調べていくことをお勧めします。
まとめ
日本ではなかなか観られなかった、ラテンなパレードを2つも見ることができとても感動的でした。衣装とダンスは本当に見応えがあり熱気を感じました。できることなら毎年様々なパレードを観てみたいと思いました。また世界一の規模といわれるブラジルのリオのカーニバルも気になるところです。機会があればリオも訪れて、ヨーロッパ最大のパレードの迫力と見比べてみたいと思いました。
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